グループで、ファミリーで、みんなで楽しみましょう。
CONTENTS
外は雪、何して遊ぶ?…雪上の上で思いっきり外遊びでしょ
見渡す限りの雪、雪、雪! 一面の銀世界へ自ずと走り出したくなりませんか!?
冬のフィールドの魅力は、その自由度の高さ。雪面がフラットな分、何をしても許容してくれるような懐の広さがいい。
「一緒に遊ぶ人、この指止まれ」
集まったのは、雪に慣れっこな北海道在住の4人の勇者+編集部ハラボー。「スキーもないけど何するの?」
「雪さえあればできる、ビーパルオリジナル大運動会です!」
競技中はウェアの保温力が高すぎるとオーバーヒートしてしまう。温かいダウンを脱ぎ捨て、雪や風を防げる防水・透湿素材の動きやすいアウターに着替えたら、いざ十番勝負!
競技は踏み固められてある程度足の自由がきくフィールドと、フッカフカの新雪フィールドに会場を分けて開催。
「まずは寒さを吹き飛ばすために走りましょうー!」
とソリを片手に走り出すハラボー。「え〜!?」「寒い〜〜」とはじめこそいっていたメンバーも、徐々に目が輝きだす。スノーフラッグやピクトグラム作りでは、フカフカの雪の恩恵を思う存分享受! 雪の冷たさをあらためて実感する競技も!?
「こんな雪の楽しみ方があったんだね。眼から鱗、落ちた〜」
道産子も大満足の雪の楽しみ方。雪上競技は無限大なのだ!
この5人がやってみた
体力よりも作戦重視!ハラボー & アナコンダ西 & かなちゃん チーム
気合十分!どんとこい シズカちゃん & ガッキー チーム
その1 ソリ引きリレー
トナカイ気分(!?)でダッシュだ!
選手は2人1組。折り返し地点で御者を交代してゴールを目指す。ソリが摩擦を軽減するおかげで女子でもへっちゃら。引き綱は手で持っても腰に巻いてもOK。チームの作戦次第!
その2 かんじき二人三脚
結束力と脚力が試される!
「イッチニ、イッチニ」とタイミングを合わせるも、雪に行く手を阻まれる。コツは脚を高く上げること。雪上を歩くのに活躍するかんじきも、二人三脚となると難度高し!
雪国かんじき(ワンタッチ式)オープン価格。籐の枠とロープが風情あり。コンパル:新潟県三条市。
体力の消耗激しすぎ!
その3 雪玉入れ
雪玉を作るのが鉄則!
円の中心にバケツを置き、そのなかに雪玉を投げ入れて、早く満杯になったほうが勝利。バケツや円の大きさ次第で、何人でも楽しめる。バケツは少し埋めると倒れず快適。
その4 雪中アイス食い競争
敵は雪! 棄権者続出競争
雪のなかに埋められたアイスを、手を使わずに顔で探し出し、食べきるまでのタイムを競う。あまりの冷たさに、アイスを見つける前にギブアップする人も。温かい飲み物必携〜。
その5 雪玉ドッジボール
白熱必至の動く的当て
逃げられる範囲を決め、腰につけた風船めがけて雪玉を当てるゲーム。当てられた人は速やかに離脱。個人戦でもチーム戦でも楽しめる。風船をつける位置は意気込み次第!?
雪玉製造中も油断禁物!
その6 スノーフラッグ
ひたすら雪上を駆け抜けろ!
雪上に立てられたフラッグを目指して全力疾走。ゴールで思いきりダイブできるのは、ふかふかの新雪ならでは。どんなに勢い余っても、雪が温かく(!?)受け止めてくれるのだ!
イチバンのり〜〜!!
みんなでジャンプフィニッシュ
その7 氷でロープワーク教習
かじかむ手でどこまでできる?
お題のキの字結び(結び方は提示)で板氷を縛り、正確性とタイムを競う。グローブは着脱自由。ロープワークの種類は何でもアレンジできるので、いろいろ試してみよう!
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その8 スノータワー競争
絶妙なバランス感覚が物を言う
バケツを使い、制限時間内にどれだけ高いタワーを作れるかを競う。勝負のカギは雪をギューギューに詰めて固めることと、バランス! ピラミッド型など積み上げ方は自由。
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倒壊後2代目のタワー
その9 雪洞ピクトグラム
パリ五輪のピクトグラムオマージュ
雪にポーズを取りながら飛び込み、審査員が残った形を見て何を模したか当てる。2個以上正解した場合は、形の美しさで芸術点を加算。ちなみに右から相撲、相撲、バスケ、野球。
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偶然にも同じポーズ!?
その10 大雪玉転がし
最初の雪玉作りがポイント!
制限時間内にベースとなる雪玉を作り、ヨーイドン! で雪玉を転がしながらゴールを目指す。タイムだけで競ってもよし。雪玉の大きさでボーナス点を加算するのもいい。
雪だるまに変身!
雪中運動会の3か条
1 まずは走り回って体を温めよう
2 全身を使って雪と戯れるべし
3 老若男女問わず遠慮はご法度!
協力/AKAIGAWA TOMO PLAYPARK
住所:北海道余市郡赤井川村明治56
電話:0135(34)7575
※現在冬季休業中。詳しくはhttps://playpark.akaigawa-tomo.com/ja/
※雪国かんじき 問い合わせ先:コンパル http://www.compal-niigata.jp
※構成/大石裕美 撮影/二木亜矢子
(BE-PAL 2025年2月号より)