BE-PAL編集・ハラボーとライターオオイシが一晩かぎりの芸術に挑戦
冬キャンプの夜は、雪や氷を使った冬ならではのクラフトに挑戦してみるのも一興。
ということで、編集ハラボー&ライターオオイシが挑戦!氷点下まで気温が下がる冬の夜は、天然の冷凍庫のなかにいるのと一緒。昼間集めた自然素材を色々な容器に入れて水を流し込み、ひと晩放置するだけで、氷のアートが完成する。凍っていく様子を観察するのも面白い。
スノーランタンが作れるのも雪国ならでは。雪のボールを積み上げるだけと、手順は簡単だが、雪を透かした明かりは柔らかく幻想的。テントの周りを飾ればとってもムーディーな雰囲気になる。パウダースノーの場合は固まりにくいので、少し水を加えると造形しやすくなる。
溶けて形を変えてしまう雪や氷のアートは、ひと晩限りのお楽しみ。この幻想的な雰囲気は、冬キャンだから堪能できる特別なものだ。キャンプサイトで挑戦するのはもちろん、庭やベランダなど、おうちキャンプで楽しんでみるのもいいですよ。
私たちが作りました!チームオオカジ
ドライフラワーのアイスリース
ドーナツ形状の型にドライフラワーや木の実を入れて水を張り、ひと晩凍らせればスケルトンリースの完成! 今回はフォトフレームを利用したが、シフォンケーキの型なども使える。
見て食べて楽しむデザートリング
製氷皿にカラフルなチョコや砂糖菓子を入れ、水を注ぐ。アルミホイルを細長く折ったものをΩ型にし、製氷機の縁に引っかかるように輪っかを上にして置いて一緒に凍らせる。
幻想的なスノーランタン
左は積み上げた雪玉の中にキャンドルを入れて完成。右はプランターの中央に空き缶を入れ、周りに雪を詰める。ひっくり返して空き缶を抜き、その穴にキャンドルを入れるだけ。
光り輝くキャンドルスタンド
コッヘルの底と周りに彩りの植物を入れ、水を注ぐ。ひとまわり小さい空き缶を静かに沈め、コッヘルの底面から空き缶の底面が約1㎝の位置にくるようテープで固定し、凍らせる。
氷アートの3か条
1 外が氷点下になる夜に作ろう
2 飾りは身近な自然素材を見つける
3 ひと晩限りのアートなので記念撮影を忘れずに!
※構成/大石裕美 撮影/二木亜矢子
(BE-PAL 2025年2月号より)