カングーは車中泊も楽しめる!広大ラゲッジ&車中泊が快適になるアイテムも紹介
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    キャンピングカー・車中泊

    2025.02.01

    カングーは車中泊も楽しめる!広大ラゲッジ&車中泊が快適になるアイテムも紹介

    カングーは車中泊も楽しめる!広大ラゲッジ&車中泊が快適になるアイテムも紹介
    商用車ベースとあって実用性抜群のルノー「カングー」。広々とした積載空間は車中泊にも最適だ。BE-PALスタッフによるカングー試乗レポートのほか、車中泊がより快適になる便利アイテムも紹介する。

    快適な車中泊のポイント

    斎藤 純平さん

    アウトドアライター

    キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

    フルフラットになるかをチェック

    車中泊を想定して車を選ぶ場合においてはフルフラット、つまりほぼ平らなスペースを作り出せるかどうかが重要なポイント。ラゲッジの後端からリヤシートの背面にかけて、大きな段差や溝がないことを確認しよう。床がフラットかつ水平だと、なお理想的だ。

    仮に段差があったり水平でなかったりしても、市販のベッドキットを導入したり、ベッドを自作したりして、快適な就寝スペースを作ることもできる。

    十分な奥行き・高さがあるか

    快適な車中泊を実現するために、脚を伸ばせるほどの奥行きも欲しいところ。奥行きが足りないと脚に疲れを感じ、よく眠れない可能性がある。仮に、縦方向に寝た状態で脚を伸ばせなくても、斜めに寝た状態では脚を伸ばせる場合も。奥行きをチェックする際は、斜めの長さも忘れずに確認しておこう。

    天井も高いほうが快適だ。実際に座ってみて、頭上に握りこぶし1個分以上の空間があれば窮屈に感じることはないだろう。座椅子やクッションに座りたいのであれば、その厚みの分も計算に入れることを忘れずに。

    ▼参考記事

    車中泊用のクルマはココを見て選ぼう!キャンピングカーやハイエースじゃなくても快適に過ごせるぞ!

    車中泊にも最適!ルノー「カングー ゼン」をBE-PALスタッフがレポート

    車中泊にも最適な、フランス仕込みの実用車「ルノー/カングー ゼン EDC」をBE-PALスタッフが試乗レポート!

    沢木(以下、沢):カングーって、商用車がベースなんですよね?

    櫻井(以下、櫻):うん。広大な積載空間は、ヨーロッパ規格の大きな輸送用パレットを積むために設計されたんだ。後席をたためば大人ふたりが横になれるうえ、天井が高いからのびのびと過ごせる。

    沢:大きなL字型のパーキングブレーキも商用車ならでは。一日に何百回も操作するフランスの郵便局員の意見を基に設計されたというだけに、使いやすいです。

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    ドア開口部が広く、どの席も楽に乗り降りできる。シートクッションはコシがあって疲れ知らず。

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    飛行機のスロットルのような、扱いやすさと耐久性を備えたパーキングブレーキレバー。合理的精神に基づいた設計だ。

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    ATモデルの1.6Lエンジンを凌ぐパワーの1.2Lエンジンを搭載。EDCの採用で洗練されたフィーリングに。

    沢:助手席の背もたれが前に倒せます。長尺物も無理なく積めるのはアウトドアズマンに朗報。

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    一部グレードで標準装備だった可倒式助手席を、EDCモデルにも装備。最大2.5mの長尺物が積める。

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    段差のない開放的な空間は車中泊に最適。

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    真四角で床の高さが低いラゲッジは、フル乗車時でもかなりの量が積める。

    ▼参考記事

    もはや欠点はなし!? フランス仕込みの実用車がもっと使いやすく変身! ルノー/カングー ゼン EDC

    ラゲッジがさらに広くなった!「カングー クレアティフ」に試乗&レポート

    モデルチェンジでさらに上質になった「ルノー/カングー」。BE-PAL記者・櫻井と編集・早坂が試乗レポート!

    記者・櫻井(左)、編集・早坂(右)

    本誌で長くクルマ企画を手掛ける櫻井とアウトドアギア全般に詳しい早坂が、旬のRVをレビューします。

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    カングークレアティフ(ディーゼル)。

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    黒バンパー&ハーフキャップ付きスチールホイールの日本専用仕様。ギア感を重視する人におすすめ。

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    外観は丸みを帯びた従来型から流線形基調に。

    早:久しぶりのフルモデルチェンジということもあって、ずいぶん刷新された印象です。

    櫻:確かに、スタイリングは寸法含めて一新された。特に全長は従来型と比べて210mmも長くなり、積載能力はいうことなしだ。

    早:実用性に長けているのは、商用車がベースだからですよね? 新型カングーはそう感じないほどしっかりと作り込まれています。

    櫻:うん。ドイツ車にも通じる強い顔つきや、インテリアの質感の高さに、これまでにない乗用車的アプローチを感じるね。何よりもLEDヘッドライトや先進運転支援技術などが装備され、ドライブでの安心感が高まったのはうれしい点。

    観音開きの"ギアボックス"がさらに容量アップ

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    後席をたたんだ状態でのラゲッジ容量は132L増(従来型比)。奥行きは最大1,880mm(+80mm)。開口部は縦1,111mm、横1,196mm。

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    後席を立てた状態でも奥行きは1,020mmあり、積載で悩むことはない。

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    観音開き式のバックドアは約90度の位置で一度ロックがかかり、狭い場所での積み下ろしに便利。商用車がベースだけに各ドアの開閉耐久テストを繰り返し、とことんタフに遊べる。

    櫻:「商用車ベースだけど見た目が可愛くて愛着がわくクルマ」という、カングーの魅力に惹かれて購入する人が、これまで以上に増えるんじゃないかな。雨の日は上開きのほうが良かったりするけど、観音開きには実用性を超越したワクワク感があるよね~。

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    オーバーヘッドコンソールもカングーの伝統。奥行きがあり、小物をたっぷり収納できる。

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    後席のオーバーヘッドコンソールはなくなったが、広々とした空間はロングドライブでも快適。後席は3座独立タイプの6:4分割可倒式。両側スライドドアは軽い力で開閉できる。

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    前面パネルはデザインを一新し、質感もアップ。カーナビはスマートフォンを接続する方式。

    【カングークレアティフ(ディーゼル)2WD】

    ●ボディーサイズ:全長4,490×全幅1,860×全高1,810mm
    ●車両重量:1,650kg
    ●最小回転半径:5.6m
    ●排気量・種類:1,460cc直列4気筒ターボ
    ●エンジン最高出力:85kW(116PS)/3,750rpm
    ●最大トルク:270N・m/1,750rpm
    ●燃費(WLTCモード):17.3km/L

    問い合わせ先:ルノー

    ▼参考記事

    上質になった「ルノー カングー」は遠くのキャンプ場へも快適に走れるぞ!

    カングーでの車中泊におすすめの便利ギア

    MIGRATRAIL(ミグラトレイル) バックドアフック

    バックドアを完全に閉じることなく、隙間を設けたままドアロックができるという小技の効いたフック。アクティビティ参加や入浴などで無人になるキャンプサイトでも、少しだけ開けた窓とバックドアの隙間から換気ができる。

    大森 弘恵さん

    ライター

    フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドア、旅行で、ときどきキャンピングカーや料理の記事を書いています。

    テントの設営・撤収が不要でタイパもいい車中泊旅。ドアをロックしつつ車内の換気ができるものがあれば…そんな願いを叶えてくれるのがミグラトレイル「バックドアフック」だ。

    ミグラトレイルはオートバイのパーツ開発で知られるダートフリークが、アウトドアアクティビティをサポートするために作ったブランドで2022年にスタート。バイク好きキャンパーの目線で、ありそうでなかったキャンプギアや車中泊ギアをリリースしている。

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    夏キャンプではわずかではあるが熱気を低減できるのもありがたい。

    もっともドアロックが効いているとはいえ、隙間があるので盗難対策は100%安全とは言えないが、入・退場者が限られているキャンプ場であればなかなか使える。手持ちのメッシュカーテンと併用すれば、虫や視線を気にすることなく車内に風を通せるのもいい。

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    使い方は単純だ。ドアストライカーに「バックドアフック」を引っかけ、真鍮のストッパーナットをひねって好みの長さ(全長180~210mm)に固定する。

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    あとはバックドアのラッチに接続するのみ。

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    コツと言えば、「バックドアフック」のフックとドアストライカーが同じ向きになるように調整することだけだ。

    車体側のドアストライカーを外側に伸ばすイメージだから、一部車両をのぞきバックドアのロックが効く。ハイエースやキャラバン、デリカD:5、カングーなど車中泊に人気の車種に幅広く対応していて、クルマを買い替えても使える可能性は高い。

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    使わないときはドア側に吊り下げてハンガーとしても使える。

    ▼参考記事

    車中泊の定番になるかも!? 空気の流れを作るミグラトレイル「バックドアフック」がいいぞ

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