※本記事はビーパル 2018年5月号で掲載された製品を、
読者の方にモニターレビューしていただいたものです。
キーン/ターギーⅢミッド ¥19,500
キーン/ターギーⅢミッド
BE-PAL読者モニターレビュー
人気の看板モデルがついにアップデート
ターギーⅢミッド(TARGHEE III MID WP)はちょっとした低山のハイキングから本格的トレッキングまで、あらゆる登山者に対応できるKEENの定番トレッキングシューズ「ターギーⅡミッド」からのアップデートモデルです。
公園やウォーキングコースを2~3回散歩しながら靴馴らしして、撥水剤を塗って出掛けた山は埼玉県にある棒ノ折山。棒ノ嶺とも呼ばれています。
この山は頂上までのコースに湿地あり、岩場あり、沢ありなど、多彩な表情を見せてくれるのでシューズを試すにはぴったりなコースです。
ここでの醍醐味はなんと言ってもこのゴルジュで、このあたりは沢を横切りながら歩くのですが、ターギーⅢミッドの防水がしっかりしていて浸水なく歩けました。
ソールも滑らず、程よいグリップ感で岩場も歩けます。
頂上に着いて感じたのが靴中の快適感。この日は気温が高くてかなり汗を掻いたのですが、靴の中はドライでした。
KEENの靴は完成度が高いと思います
さて、下り坂です。トレッキングシューズとして一番重要性を感じるところ。さすがに乾いた砂や砂利では滑ることもありましたが、登り同様にほどよいグリップ感があります。
そして何より広めに作られた爪先が良い! 登りでも下りでも足の指を使うのに充分なスペースがあり、とくに下り坂で足当たりしないのは嬉しいです。
全体的にKEENの靴は完成度が高いと思います。元々の履きやすさに良質な素材と独自のテクノロジーを加えて、ユーザーのことを考えたシューズに仕上がっていると感じました。
ただし、靴馴らしでインソールのサポート力には若干の不安を感じたので、いつも使っているスーパーフィートに入れ替えました。
ビーパル読者モニター:sun_sun_sunfaceさん