あなたの「これで釣ってみたい」はどれ?海釣りのルアー6種類を紹介
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    2025.02.20

    あなたの「これで釣ってみたい」はどれ?海釣りのルアー6種類を紹介

    あなたの「これで釣ってみたい」はどれ?海釣りのルアー6種類を紹介
    小魚や甲殻類に似せた疑似餌(ぎじえ)で魚を釣るルアーフィッシング。使用されるルアーは非常に多岐に渡り、その使い方も様々です。そこで今回は、海のルアーフィッシングで使われるルアーを6種類紹介します。

    ミノー

    数種類のミノー

    リップが長いものほど潜航深度が深くなる。

    ミノーは数あるルアーのなかでも最もポピュラーなタイプで、プラグ(木製や樹脂で成形されたルアー)の一種です。小魚を模した形をしており、ミノーとひとくくりに言ってもフローティング(浮く)とシンキング(沈む)タイプに大別され、さらにリップの有無(ボディ一体型タイプもある)などでも違いがあります。

    リップとはルアーの先端部に取り付けられたプレートのことで、リールを巻き取りルアーが前進することでリップが水の抵抗を受け、水中へ潜航しながらボディをくねらせるように泳ぎます。

    フローティングタイプはリップによる潜航とミノー自体の浮力が釣り合うため、決まったレンジ(狙う水深)を泳ぐため、初心者におすすめのルアーです。

    バイブレーション

    数種類のバイブレーション

    バイブレーションはミノーよりも小型で重いことから、飛距離も伸ばしやすい。

    バイブレーションもプラグの一種で、リールを巻くだけで自動的に泳いでくれる初心者おすすめのルアーです。ミノーと違ってリップが無く、代わりにボディの中ほどにラインアイ(釣り糸を結ぶリング)があり、リップの代わりにボディ全体が水の抵抗を受けて泳ぎます。

    名前の通りブルブルと振動するように泳ぎ、周囲の魚にルアーの存在を強くアピールします。

    海で使用されるバイブレーションは大半がシンキングタイプで、中にはボディ全体が金属でできた高比重のものもあり、水深のあるポイントで狙ったレンジを攻めることができます。その代わり、キャスト(ルアーを投げること)した後に何もせずに放っておくと、海底の障害物に引っかかってしまう根掛かりが発生するので注意が必要です。

    トップウォーター

    数種類のトップウォーター

    食いつく瞬間が見えるトップウォーターには「これで釣りたい」と思わせる魅力がある。

    トップウォーターとは水面に浮くルアーで、こちらもプラグの一種となります。ミノーのように水中に潜航することもなく、文字通り水面のみで魚を誘いだすルアーです。

    トップウォーターにもいくつか種類があり、弱った小魚が水面でもがく様子を模したペンシルベイトや、カップ形状の頭部が「ボコン」という音と共に水しぶきを上げるポッパーなどがあります。トップウォーターの魅力は釣り人自身がルアーを操作すること、そして魚が食いつく瞬間が丸見えである点にあります。

    ちなみに、ポッパーは釣り人の間で、「音が魚の食欲を駆り立てる」「水と空気の境界でルアーを見せすぎないことで魚にルアーを見破られにくい」と、よく話題にのぼります(あくまでも真偽不明の説として)。ぜひ使い込んで確かめてほしいルアーのひとつです。

    メタルジグ

    数種類のメタルジグ

    メタルジグの材料は鉛が一般的だが、近年ではさらに高比重なタングステン製のものも。

    メタルジグとは小魚を模したルアーで、プラグと違い金属の塊なのが特徴。着水後、放っておくと非常に速い速度で沈んでいき、リールを巻いても微々たる動きだったり、全く動作しないものもあります。そのため、釣り竿の上下動などで釣り人自らルアーを操作する必要があります。

    一方、比重の高い金属製であるメタルジグは誰でも長距離のキャストが可能なうえ、あらゆる水深を自在に探ることができます。釣り人自身が操作しなければならないことから、終始メタルジグで釣りをするのは体力や技術が要りますが、慣れれば汎用性の高さから海のルアーフィッシングで欠かせないルアーのひとつになります。

    シンキングペンシル

    数種類のシンキングペンシル

    その日の状況次第では、細いシルエットや弱々しい泳ぎに魚がよく食いつくことも。動きの大きいミノーなどとの使い分けが効く必携のルアー。

    シンキングペンシルはプラグの一種で、トップウォーターの一種であるペンシルベイトを、水に沈むほどの比重にしたものを指します。空気抵抗が少なく比重が高いこともあり、キャストの飛距離がよく伸びるという特徴があります。

    着水後はリールを巻くだけで尾を振るように動作しますが、リップがないことからミノーに比べると弱々しい動作となります。手元に伝わる振動も微々たるもので使用には慣れが必要ですが、飛距離を稼ぐことと自動で泳ぐことを両立できるルアーなので、長時間の回遊待ちとなるサーフのルアーフィッシングなどでは非常に有効です。

    ソフトルアー

    数種類のソフトルアー

    ソフトルアーはワームとも呼ばれる。

    ソフトルアーとはゴムなど柔らかい素材でできたルアーで、小魚に似せたものや甲殻類に似せたものなどあらゆる形が存在します。強みはなんといっても柔らかいことで、プラグなどの硬質なルアーに比べて遥かに魚に食わせる力があります。一方でソフトルアーには匂いが付いている物も多く、保管や釣り場への持ち込みに工夫が必要であったり、針やオモリが付いていないため、別でジグヘッドと呼ばれるオモリ付きの針などを用意しなければならない点が少々煩雑ではあります。

    また、ジグヘッドだけでなくオフセットリグと呼ばれる針先を隠した針の取り付け方や、その上オモリをどこに付けるかなど、ありとあらゆる使い方が編み出されているのがソフトルアーです。

    適材適所、そして好きなルアーで釣ろう

    海のルアーフィッシングにはあらゆる場面を想定したルアーが存在し、状況に応じて使い分ける楽しみがあります。適材適所のルアー選択をしながら、時には自分が好きと思えるルアーで釣りを楽しみましょう。

    志田 こうたろうさん

    アウトドアライター 釣りYoutuber

    幼少から釣りに触れていたものの”趣味としての釣り”をするようになってからは10年を越えたところ。 子どもたちの成長と共に少なくなる一方の釣行を可能な限り有意義なものにしようと奮闘中。 海や渓流などのルアーフィッシングに加え、夏は特に好きな鮎の友釣りで川に入り浸る。

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