
海外のウルトラランナーが驚くほど先鋭的な寝袋を開発!
ISUKA
設立:1979年
拠点:大阪府富田林市
問い合わせ先:イスカ TEL:0721(25)4565

イスカ 営業部 佐竹佑哉さん。学生時はワンゲル部に所属。登山専門店の社員を経て’18年に入社。営業だけに留まらずフィールドテストから修理、広報まで、なんでもこなす。
豊富な商品カテゴリーで寝袋を展開するイスカは「かるく・ちいさく・あたたかく」を謳っている。国内向け製品が主で、現在は台湾でも販売している。アジア人の体形に合わせたモデルが中心だが、世界の目利きたちはイスカの寝袋に大注目! 営業部の佐竹佑哉さんが話す。
「ウルトラランナーの方にエアドライト140という軽量モデルを使っていただいてます。海外の選手はその軽さと小ささに驚いていたようで、それはどこで買えるのか聞かれるそうです」
そんな先鋭的な寝袋を手がける同社の製品開発はフレキシブル。’01年には繊維会社と15×30デニールの当時としては革新的な薄い生地を共同開発、軽さを重視した路線に舵を切ったのだ。
「でも販売店からはこんな薄い生地が使えるか! とお叱りを受けたとか。耐久性も考慮していましたが、薄い=破れやすいと思われてしまったようです」
また、今では珍しくないフードのない形も20年前には商品化。
「当時はあまり売れなかったようです。先取りしすぎましたね」
先進な発想は世界基準なのだ。
海外からも熱視線!無駄を削ぎ落とした軽量フードレスモデル
上左:エアドライト 140
¥23,100
770FPダウンを使用し、重量は300gと軽い。ファスナーがない筒形で収納時は片手サイズに。原型となるフードレスは20年も前にすでに商品化していた。
KEY POINT
世界の過酷な環境下を走るウルトラランナーが愛用し軽・小・温を高次元で具現化。海外選手も注目の寝袋だ。
手ごろながら高機能なスリーシーズン対応モデル
右:アルファライト 700X
¥19,800
保温性の高い化繊綿のマイクロライトを瓦ぶき構造で組み、冷気の侵入を最小限にする。汎用性の高いモデルだ。
修理は社内にあるミシンなどを使い行なう。修理の専業担当はおらず、社員全員で担っている。この日は生産管理部の佐藤さんが作業。
製造は中国の工場と長年二人三脚で取り組む。運針数(1インチ当たり何回針が通るかという縫い目の細かさを示す)は15針と細かい。
※構成/須藤ナオミ 撮影/岡野朋之、須藤ナオミ(サブカット)
(BE-PAL 2025年3月号より)