
モンベルのわんパックってどんなカバン?
まずは、モンベルのわんパックがどのようなカバンなのかを解説します。原則としては、子ども向けに開発された商品のため、大人が使うには適していません。
子ども向けの通学用カバン
わんパックは、モンベルが提供するランドセルに相当するカバンです。約14L・約15L・約16Lの3サイズが展開されており、子どもの体格や成長に合わせて適したサイズを選びやすくなっています。
背面と底面にはパネルが入っていて自立するため、ランドセルと同じように使えます。サイドポケットにはレインカバーが内蔵されているので、急な雨でもサッとかぶせて中身を守れるのも便利なポイントです。
ベーシックなブラックやワインレッドなど、カラーは4色展開されています。
- 商品名:モンベル「わんパック」
- 公式サイト:商品はこちら

大人が使うのには少々無理がある
わんパックについて調べていると、『大人』というキーワードが検索画面に出てくることがあります。しかし、わんパックは子ども向けに開発されたカバンのため、大人が使うには少々無理があるでしょう。
特に成人男性は、背負うのが物理的に難しいケースが多く、見た目も幼い印象を与える可能性があります。
実際、モンベルに対し「中高生や大人でも使えるのか」という問い合わせが来ているようですが、モンベル側は大人が使うことについて積極的には推奨していません。わんパックをベースにした、大人向け商品が開発されるのを期待しましょう。
モンベルのわんパックの魅力
わんパックは、アウトドアブランドならではの工夫が施されており、従来のランドセルにはない使いやすさを実現しています。どのような魅力があるのか、具体的に見ていきましょう。
ランドセルよりも軽量でフィット感がある
わんパックは、一般的なランドセルよりも軽量なので、子どもへの負担が少なくなっています。
通常、ランドセルの重さは、素材にもよりますが1,100~1,300g程度です。一方のわんパックは、サイズによって約930~1,090gとひと回り軽いため、教科書をたくさん持って歩く子どもにとってはうれしいポイントといえるでしょう。
軽量性の理由は、素材に皮革ではなくナイロンを使っているためで、ナイロンも840デニールと厚手なので耐久性も抜群です。
さらに、ショルダーベルトは肩幅や体形に合わせてフィットするよう設計されており、長時間の通学でも子どもが疲れにくくなっています。
アウトドアブランドならではの使いやすさ
わんパックには、アウトドアブランドの技術力を生かした工夫が凝らされており、一例として以下の機能を有しています。
- パソコンやタブレットなどの収納ポケット
- 給食袋が下げられるカラビナフック
- 水ぬれに強い
- メインコンパートメントはかぶせぶたがなく、開けやすい
近年では、タブレットやパソコンを配布する学校も増えており、専用の収納ポケットが付いているのはうれしいポイントです。
カバンの表面にはTPUラミネート加工が施されているため水ぬれに強く、通学中の多少の雨であれば耐えられる仕様になっています。
メインコンパートメントは開けやすく、小物の収納に便利なフロントポケットが付いているのは、アウトドアブランドならではの意匠が感じられます。
ランドセルよりもコストパフォーマンスがよい
わんパックの価格は、税込1万6,000~1万8,000円(2025年2月現在)と、通常のランドセルよりコストパフォーマンスが高くなっています。通常、ランドセルは5万円以上するモデルが多いため、特に複数人の子どもがいる家庭には優しい価格設定です。
わんパックには三つのサイズ展開があり、子どもの成長に合わせて大きいサイズに買い替えても、通常のランドセルを1個買うより安く済みます。昨今の物価高などの影響で、ランドセルの購入費用を負担に感じる家庭にうってつけといえるでしょう。
モンベルのわんパックで知っておきたいこと
最後に、わんパックの購入を検討する際に知っておきたいポイントを二つ解説します。特に自治体の無償配布では、すでにランドセルを購入した家庭が祝い金を受け取れるケースがあるので、要チェックです。
店舗在庫を調べる方法
わんパックの店舗在庫は、オンラインショップの商品ページから確認することが可能です。
『買い物カゴに入れる』の下にある『直営店在庫状況を見る』ボタンを押すと、在庫状況が検索できます。同じ品番であれば、カラーや地域を絞り込めます。
ランドセルは6年間使うものなので、実物を見てから購入したい人も多いでしょう。わんパックの購入を考えているなら、在庫状況を調べてから店舗に訪れるのがおすすめです。
自治体によっては無償配布を受けられる
わんパックはもともと、富山県立山町の新小学生に配布するために、同町とのコラボ商品として開発されました。このような背景から、いくつかの自治体ではわんパックの無償配布を実施しているケースがあります。
例えば、岐阜県下呂市では、2025年度の新入学児を対象にモンベルのわんパックを無償配布しており、2026年度以降も継続予定のようです。
また、2025年度に限り、すでにランドセルを購入した家庭に対しては、わんパックとほぼ同額を祝い金として支給することで公平性を担保しています。
その他、徳島県鳴門市や岡山県備前市などでも同様の取り組みを行っているので、該当の地域に住んでいる人はぜひ申し込みをしましょう。
まとめ
わんパックは、新小学生を持つ家庭の家計負担を軽減してくれる、新しい形のランドセルです。コストパフォーマンスが高いだけでなく、アウトドアブランドならではの技術を盛り込み、実用性も抜群です。
特に無償配布を行っている地域では、同じわんパックを使う小学生が多く、悪目立ちをする心配も少なくなっています。子どもの希望も聞いた上で、後悔のないランドセル選びをしましょう。