秘密兵器トイドローンを導入!
機体80gですので、アメリカに持ち込む際の航空局への登録も必要ありません。※アメリカのドローン規制ではドローン飛行目的が商業目的かレクリエーション目的かによらず0.55ポンド(およそ240g)以上25Kg以下のドローンの機体をFAA(米国連邦航空局)へ登録する義務があります。
注意しなくてはいけないのが、アメリカの国立公園では使用が禁止されています。僕が人から聞いたその理由がアメリカらしかった。動物を驚かせない、動物が事故に合わないためであり、ハイカーや自然を楽しむ人の邪魔をしないため、などが規制の理由のようです。
また軍事施設の近くも飛行禁止エリアのなりますので、こちらも注意が必要になります。
僕自身、もちろんマナーを守ったうえで使用しようと考えています。幸いアリゾナトレイル沿線では飛行禁止エリアが少ないようですよ。
A Nation of Drones(ドローン飛行禁止区域)
※紫が軍事エリアで飛行禁止。緑は国立公園で飛行禁止になります。
日本でも国土交通省が以下のマナーを求めていますね!
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000041.html
そんなことで、トイドローンを調べて僕が決めたのが、DJIのトイドローンTELLO(テロ―)です。
DJI TELLO
https://store.dji.com/jp/product/tello
価格もさることながら、飛行性能も良い様子です。おそらくこの価格帯のドローンの中では、操作・飛行・撮影のバランスが一番良いのではないかと思います。簡単に詳細です。
〇EZショット(360度自動回転してショートムービー撮影するなどの機能)
〇EIS(電子式ブレ補正)
〇自動離陸・着陸
〇ビジョンポジショニング・システム(正確なホバリングをするための機能)
〇フェールセーフ(接続が切れても安全に着陸する機能)
〇最大飛行時間13分
〇最大飛行距離100m
〇動画 720p
〇静止画 5MP
〇最大高度10m
YouTubeなどでTELLOで撮影された動画を見ると、ん?というくらい歪んでいます。しかし、スマホサイズで見るにはまぁまぁです。
今回特に注目したのが静止画です。5MPあり十分写真として成立しています。ご覧になっていかがですか?
一人で歩いていると、三脚を立てて撮影しますが限界があります。ドローンがあれば歩いている写真も簡単に撮れますね!
残念だったのが、セルフタイマーがないので、撮影方法を考えないといけない事です。
しかし・・・・トイドローンには恐るべき潜在能力があったのでした。
【Profile】斉藤正史
山形県在住
LONG TRAIL HIKER
NPO法人山形ロングトレイル理事
トレイルカルチャー普及のため国内外のトレイルを歩き、山形にトレイルを作る活動を行う。
ブログ http://longtrailhikermasa.blog.fc2.com/
山形ロングトレイル https://www.facebook.com/yamagatalongtrail