
CONTENTS
メンズのレインブーツを選ぶポイント
レインブーツはさまざまなデザインがあり、どれを選ぶか悩みがちです。自分に合ったものを選ぶには、デザインだけでなく素材やサイズ感などにもこだわりましょう。
アウトドアで使えるお気に入りの一足を見つけたい人向けに、選び方のポイントを解説します。
使用するシーンに合った丈を選ぶ
レインブーツの丈は、ショート・ミドル・ロングの3種類があります。それぞれの特徴を押さえ、使用するシーンに合ったものを選びましょう。
どんなファッションにも合わせやすいのは、ショート丈です。着脱しやすく、普段使いからアウトドアまで幅広く使えますが、雨風が強いときにはあまり向いていません。
デイリーやちょっとしたアウトドアには、ミドル丈が便利です。多様なコーデに合わせられ、エンジニアブーツのようなおしゃれなデザインも見つかります。
しっかりとした防水が必要なシーンや、水辺でのアウトドアにはロング丈がおすすめです。膝丈までの長さがあるので、雨風が強いときや水辺の散策での使用に適しています。
素材の性質を把握する
レインブーツの素材は、主にラバー・PVC・合成皮革などの種類があります。それぞれの特徴を押さえておくと、用途に合ったものを選びやすいでしょう。
- ラバー:フィット感や防水性に優れている。伸縮性があるので歩きやすいが、やや蒸れやすいのが欠点。
- PVC:軽量で耐久性が高い。気温が低いと硬くなりやすく、冬場は使いにくい場合がある。
- 合成皮革:デザイン性にこだわりたい人や、普段使いと兼用したい人におすすめ。防水性が低い点に注意。
アウトドアで使用するなら、防水性に優れたラバーやPVCがメインに使われているものがおすすめです。泥はねや水ぬれに強く、手入れも簡単です。
同じレインブーツと名の付くものでも、防水性や耐久性は商品によって異なる点に注意しましょう。水の中に入る目的で使用するなら、完全防水のものを選ぶことが大切です。
サイズ感や滑りにくさもチェック
レインブーツを選ぶ際は、サイズ感や滑りにくさも意識しましょう。サイズは、通常の靴よりも1cm程度大きめのものがおすすめです。
ミドル丈やロング丈のレインブーツは着脱しにくいので、あまりにもぴったりすぎると苦労するでしょう。冬場のアウトドアで使用する場合、分厚い靴下を着用している点も計算に入れて、サイズ選びをすることが大切です。
ぬれた地面は滑りやすいため、アウトソールに滑りにくい工夫がされているものを選びましょう。滑り止めの溝が設けられていれば、転倒のリスクを減らせます。
また、アウトソールの柔軟性もチェックしたいポイントです。足の動きに合わせて曲がるものを選ぶと、移動中に疲労しにくくなります。
【ショート】おすすめメンズレインブーツ
ショート丈のレインブーツは着脱が簡単で、普段使いしやすいものが豊富です。長さがあるタイプに比べて気軽に履きやすく、雨が降るかどうか分からないときや、街歩きと兼用したいときも使いやすい特徴があります。
まずは、アウトドアシーンにおすすめのメンズレインブーツを見ていきましょう。
ザ・ノース・フェイス「ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ ロゴ ショート」
ブランド独自の防水透湿素材や、はっ水加工されたナイロン素材を使用したレインブーツです。ぬれたときも機能性が変化しにくい保温材が使われ、寒い時期のアウトドアに役立ちます。
軽量性にも優れ、片足の重さはサイズ9インチの場合で約390gです。履き口のアジャスターコードを締めれば、冷たい風や雪の侵入を防げます。
機能性にこだわっているだけでなく、アウトドアウェアやスポーティーなファッションに合わせやすく、ニット帽やダウンジャケットなどを使用したコーデと好相性です。
- 商品名:ザ・ノース・フェイス「ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ ロゴ ショート」
- ザ・ノース・フェイス公式サイト:商品はこちら

ハンター「リファインド エクスプローラー プルオン レザー ブーツ ブラック」
耐水性レザーとリサイクルEVAを使用した、軽量なレインブーツです。分厚いソールと、リブ編みが印象的なデザインとなっています。履き口は伸縮性に優れていて、着脱しやすい作りです。
フロントにあしらわれたブランドロゴは、ブーツ本体と同系色が使用され、大人っぽい雰囲気に仕上がっています。
従来のレザーブーツと変わりなく着用でき、晴雨兼用で使用したい人にもおすすめです。街歩き用としても使いやすく、雨の日以外も履けるのでコーデの幅が広がります。
- 商品名:ハンター「リファインド エクスプローラー プルオン レザー ブーツ ブラック」
- ハンター公式サイト:商品はこちら

モンベル「レインワーカー ブーツ ショート」
PVC素材を使用した、しなやかなレインブーツです。耐油性を備え、劣化しにくい特徴があります。
日本人の足向けに作られていて、フィット感に優れているところもポイントです。キャンプなどのアウトドアシーンだけでなく、ガーデニングや水場での作業などでも活躍するでしょう。
履き心地が柔らかく、動きやすい作りです。立ったり座ったりなどの動きを妨げにくいので、アクティブに活動したいシーンに向いています。
アウトソールに独自設計のブロックパターンを使用し、防滑性が高い作りです。不安定な地面を移動する際も頼りがいがあります。
- 商品名:モンベル「レインワーカー ブーツ ショート」
- モンベル公式サイト:商品はこちら

【ミドル】おすすめメンズレインブーツ
ミドル丈のレインブーツは、ショート丈とロング丈の両方の良いところを併せ持っています。ショート丈よりも雨に強く、ロング丈よりも着脱しやすいところが魅力です。
ここでは、使い勝手が良く、デザイン性が高いミドル丈のメンズレインブーツを紹介します。
エーグル「ビソン2 ラバーブーツ」
耐久性に優れる天然ラバーを使用した、上質なレインブーツです。筒周りがやや広めで、着脱のしやすさが考えられています。アウトドアやフェスなどさまざまなシーンに対応でき、シックな装いにもカジュアルにも使える一足です。
アウトソールには深い溝が設けられ、グリップ性に優れています。荒天時の不安定な足元でも、しっかりと踏ん張れるでしょう。
- 商品名:エーグル「ビソン2 ラバーブーツ」
- 公式サイト:商品はこちら

エルエルビーン「ストーム・チェイサー 5 チェルシー・ブーツ」
防水加工を施したレザーや、防水透湿素材を使用したレインブーツです。履き口に伸縮性のある素材を使ったサイドゴアデザインとなっていて、着脱が簡単です。
インソールには嫌な臭いを防ぐ加工がされ、蒸れが気になる季節も快適に着用できます。ゴム製のアウトソールには複雑な形状の凹凸を施し、ぬれた路面でも滑りにくい工夫がされています。
アウトドアシーンだけでなく、日常生活でもおしゃれに履きこなせるデザインです。
- 商品名:エルエルビーン「ストーム・チェイサー 5 チェルシー・ブーツ」
- エルエルビーン公式サイト:商品はこちら
【ロング】おすすめメンズレインブーツ
ロング丈のレインブーツは、膝から下の広い範囲を覆ってくれます。ショート丈やミドル丈よりも雨が入り込みにくく、荒天時も安心です。アウトドアで、足元を雨からしっかりと守りたいときにおすすめな商品を紹介します。
コロンビア「ラディーリーフ ツー」
柔らかいラバー素材を使用したレインブーツです。トップには合皮素材を使用し、アウトソールはグリップ性が高く安定感があります。
ブランドのロングセラー商品として知られ、より洗練されたデザインを目指したアップデートが繰り返されています。脚がより美しく見える、すっきりとしたシルエットが特徴です。ベーシックなデザインなので、農作業からアウトドアまでシーンを選ばずに使いやすいでしょう。
かかと部分に出っ張りがあり、立ったままでも着脱しやすい工夫がされているのもポイントです。折り畳んで持ち運びでき、携帯性にも優れています。
- 商品名:コロンビア「ラディーリーフ ツー」
- コロンビア公式サイト:商品はこちら

ダナー「RUBBER BOOTS」
ラバーと厚みのあるネオプレーン素材を使用して作られています。ネオプレーンはウエットスーツなどにも使われている素材で、防水性が高いことが特徴です。肌触りが柔らかく、耐熱性や耐寒性にも優れています。
アウトソールは、耐久性とグリップ力にこだわった設計です。インソールはフィット感を重視し、長時間の着用でも疲れにくくなっています。異なる素材の質感を生かした、飽きの来ないデザインにも注目です。
- 商品名:ダナー「RUBBER BOOTS」
- スタンプタウン ブーツ&リクラフティング:商品はこちら

バブアー「Tempest サイドストラップ レインブーツ(メンズ)」
ゴールドのバックルが付いたサイドストラップや、切り返しのデザインがおしゃれなレインブーツです。ブーツ本体にゴム素材が使われ、防水性やフィット感に優れています。
サイドのアジャスターによって、雨の侵入を防げる作りです。カントリー要素を感じさせる配色や、重厚感のあるアウトソールなど、随所にこだわりが感じられます。
アウトドアシーンだけでなく、デイリーでも映えるレインブーツを求めている人におすすめです。
-
- 商品名:バブアー「Tempest サイドストラップ レインブーツ(メンズ)」
- バブアー公式サイト:商品はこちら

メンズのレインブーツを使ったおすすめコーデ
レインブーツは普通のブーツと違い、どのようなファッションアイテムと合わせるか迷うことがあります。最後に、レインブーツを使ったメンズコーデのポイントを見ていきましょう。
ボトムスとレインブーツのトーンを合わせる
レインブーツとボトムスのカラーを合わせると、コーデにまとまりを持たせられ、脚が長く見える効果も期待できます。全体で使用する色の数は、2~3色が基本です。色数を絞ると、洗練された印象を与えられます。
また、レインブーツのデザインや素材も意識したいポイントです。サイドゴアデザインやレザーを使用したレインブーツは、ミリタリーテイストやワークテイストとのマッチングを楽しめます。例えば、カーゴパンツや、ライダースジャケットなどと合わせるとおしゃれです。
レインブーツを使ったメンズコーデは難しいと思われがちですが、実はさまざまなファッションアイテムとのバランスを取りやすいアイテムです。デニムやチノパンツなどの定番アイテムや、アウトドアウェアとも難なく合わせられます。
ショートパンツに合わせてカジュアルに
レインブーツは、カジュアルなファッションアイテムとしても映えます。ショートパンツを合わせて、足元の存在感を際立たせたコーデもおすすめです。
アウトドア感のあるラフなコーデと相性が良く、ショートパンツと合わせることで、よりアクティブなイメージになります。
また、ミドル丈のレインブーツは、ショートパンツと合わせるだけでなく、ロールアップにもブーツインにも対応できるアイテムです。タイトなシルエットを意識すると、スタイリッシュな印象になります。アウトドアにもぴったりな雰囲気を演出できるでしょう。
まとめ
天候が気がかりな日のアウトドアでは、レインブーツを用意しておくと安心です。雨の侵入を防ぎ、足元が滑りにくくなるので、快適かつ安全に移動しやすくなります。
着脱がしやすい方がよいならショート丈、膝下まで水ぬれから守りたいならロング丈を選びましょう。日常使いがしたいかどうかも意識して選ぶと、使いやすいものが見つかります。
従来のブーツと変わらずおしゃれなデザインのものも多く、目移りしがちですが、普段のコーデとの合わせやすさも意識して選ぶことがおすすめです。お気に入りの一足を見つけて、雨の日もアウトドアを楽しみましょう。