
自分の身体に合わせてより効率的に栄養摂取ができるドリンク剤ってどんなものなのでしょうか?
イギリス・プレミアリーグのサッカークラブやアメリカ・NFL、NBAなどのプロスポーツで採用されている
「PRECISION Fuel & Hydration」は、イギリスで2011年に誕生。トライアスリートだったアンディー・ブロウさん自身が過酷なレースのなかで適切な水分補給戦略を取ることができず、自分が思うようなパフォーマンスを発揮できなかったことで「多くのアスリートが個々のニーズに合わせた水分補給を受けられれば、大きな恩恵を受けられるだろう」と考えたことから。
その理想を追求した製品は、現在ではイギリスのプレミアリーグのサッカークラブ、アメリカではNFL、NBAなどのプロスポーツチームで利用されています。
今回日本で初めて公式に発売される商品の「PRECISION Fuel & Hydration」は、日本では「経口補水液」とも呼ばれている「電解質飲料」で、電解質(水に溶けたイオン)を含むドリンク剤。パウダータイプと錠剤タイプがあり、摂取する人のタイプに合わせて3つのタイプが揃えられています。

電解質ドリンク「PRECISION Fuel & Hydration」

プレシジョンハイドレーション CEOのAndy Blowさん(写真左)とCOOのJonny Tyeさん(写真右)
汗に含まれる電解質は人によって違う! 正しく補給することがパフォーマンスの鍵
日本での代理店は、医学的にエビデンスがある商品を取り扱うトータルヘルスコンサルティング。会長の小野芳司さんによると、発汗によって体内から電解質が放出されることによってナトリウムが奪われて低ナトリウム欠症になってしまうことによって、落ち着きがなくなり、脱力感、疲労感、無気力、頭痛、ついに嘔吐。 その後、筋肉の痙攣が起きて、最後は心停止にまで至ってしまうといいます。
「2024年5月から9月に熱中症で緊急搬送された方が120名の方が亡くなっています。2178人が3週間以上入院。熱中症の傾向としては、同じ人が繰り返し熱中症になる。0歳から5歳の間に1度決まった体質っていうのはですね、ほぼ一生変わることがないといわれています」(トータルヘルスコンサルティング 小野さん)
1リットルの汗をかくと、そこで失われるナトリウム量が200の人もいれば2400の人もいる。その差はなんと12倍の差があるといいます。同じドリンク剤を飲んでいても、それでこと足りる人もいれば、まったく足りない人がいるというのがよくわかります。
自分に最適な水分補給プランは公式LINEまたは独自の「スウェットテスト」でより正確に構築
利用者はTHC公式LINEに登録し、自分がパフォーマンスを発揮したいと挑戦しているスポーツなどの質問項目に回答すると、「水分補給プラン」から自分に最適な補給プランが提示されます。
さらに、測定器を使った独自の「スウェットテスト」を受けることによって、化学的根拠に基づいた最適なエネルギーと水分補給プランを構築。このテストは当面は常設はなく、各地のマラソン大会などのイベント会場などでの出展などでの提供を予定しています。

スウェットテストの様子。
マラソンの記録更新を目指すタレントの安田美沙子さんがスウェットテストに挑戦!
発表会の後半に行われたトークセッションでは、タレントの安田美沙子さんが登壇。出産前に持っていた3時間半を切るという目標をまた追ってみよう、そういう姿を息子たち2人にも見せたいと再びマラソンに挑戦しているそうです。
「3月には名古屋マラソンのハーフに主人と10年ぶりに一緒のレースに出ようかと言っています。結婚してからは主人が全然走らなくて“走る走る詐欺だ”って言っているんですけど。海外のレースとか、家族で走ってみたいですね」
走ることをライフスタイルの一部に取り入れている安田さんですが、若いころは知識がなく、水分摂取を重視していなかったそうです。過去のフルマラソンではドリンクを摂取せずに後半30キロで足がつったこともあったそうです。
そこで、今回スウェットテストを受けてみて、安田さんの結果が判明。汗1リットルあたり、737ミリグラムのナトリウムが体内から出ているという結果で、市販のもの程度での補給で対応できる量という結果でした。

安田さんのスウェットテスト結果。
このテスト結果に伴い、今回はフルマラソンタイム4時間以内を目指す『SUB4補給プラン』として、前日のローディングから身体が水分をキャッチできる態勢を整えること、当日の電解質補給の商品プランを提案。
そして実際に自分の体質に合わせたものを試飲してみると、想像したよりも“濃い”と感じたみたい。

試飲する安田さん。
「濃いけれどくっとくる感じはないので、量も摂れそうですね。ほのかに塩味も感じて、なんか元気が出る感じがします。昔はそこまでやりすぎなくても…って思っていましたが、もっともっと追い込んでいきたい。新しい知識やアイテムを活用して、挑戦していこうと思っています」(安田さん)
PRECISION Fuel & Hydration 日本公式サイト https://pfandh.jp/