
夜ピクニックは昼とは違った魅力満載!
春の訪れを感じる今日この頃。お花見やピクニックを楽しみたいという人も多いのではないでしょうか。
突然ですが、「ピクニック=昼にするもの」だと思っていませんか?
お花見でも夜桜見物が人気なように、夜のピクニックを楽しむ方が増えています。
今回は夜ピクニックの楽しみ方や注意点、夜ピクニックにおすすめの東京近郊の公園をピックアップしました。
ぜひ、こちらを参考にして、家族や恋人と夜の公園でのピクニックを楽しんでください。
夜ピクニックの楽しみ方
夜の公園には昼間の公園とは違った魅力があります。
展望台からの夜景や、季節によってはイルミネーションなども夜ならではの魅力です。
まずは、夜ピクニックの楽しみ方を5つ紹介します。
日暮れ前後の時間帯がおすすめ
日没までの時間が伸びてくるこれからの時期、日暮れ前後の時間から足を運んでみてください。
昼間の明るいうちに準備して、夕焼け空を眺めながら贅沢なディナータイムを楽しむことができます。
また、日没前から日没後にかけての時間帯はマジックアワーと呼ばれ、一日で最も美しく空が見える時間帯とも言われています。
LEDランタンの灯りを利用
夜のピクニックだと、周囲が暗くて不安に感じる方もいると思います。
そんな時は、LEDランタンを利用してみてください。優しい灯りはリラックス効果も抜群です。
基本的に公園は火気厳禁なので、キャンプのように焚き火はできません。
ランタンの灯りで食べるアウトドアディナーは、いつもと違った雰囲気を感じられるでしょう。
お菓子やピザを持ち寄る
ピクニックだからといって、必ず手作りのお弁当を持参する必要はありません。
スーパーやコンビニで買ったお菓子や、テイクアウトしたピザを持参するだけでもOK。
ただし、食べた後のゴミの持ち帰りなど、施設ごとのルールを確認しておきましょう。
イルミネーションがあると映える
夜ピクニックの大きな魅力の1つは、なんといっても夜景やイルミネーションです。
大規模な公園では、冬以外でもイルミネーションを楽しめる場合があります。
写真・動画撮影や、デートにもぴったりです。
季節や時間帯が限定されている場合があるため、事前にHPやSNSを確認しておきましょう。
海沿いだとより雰囲気が抜群
海沿いの公園では、より雰囲気が抜群です。
船などの往来や、橋などの夜景も楽しめるほか、海沿いを散歩するだけで不思議と気分も高まります。
注意点として、散歩する際は海の中に落ちないように、くれぐれも足元に注意しましょう。
海沿いの公園はこの後の項目でも取り上げますので、参考にしてみてください。
話題の夜ピクニックにおすすめの公園
夜ピクニックにおすすめの東京近郊の公園を紹介します。
若洲公園&若洲海浜公園(江東区)
公園内にキャンプ場があり、都会の真ん中なのにも関わらずキャンプや夜ピクニックが楽しめる点が魅力です。
また園内にあるサイクルセンターではレンタサイクルのサービスがあり、広い園内のコースでサイクリングも楽しめます。
アンパンマンカーなどの種類豊富な特殊自転車もあり、子どもにも大好評。
家族でゆったりとデイキャンプした後に、夜ピクニックを楽しむプランがおすすめです。
大森ふるさとの浜辺公園(大田区)
浜辺エリアは21時までですが、それ以外の芝生エリアは24時間利用が可能。
子ども用の遊具もあり、トイレや有料駐車場も完備しています。
電車の場合、京浜急行線の平和島駅又は大森町駅から徒歩15分程度でアクセス可能。
近くにコンビニなどもあるので、手ぶらで出発しても夜ピクニックが楽しめる点が魅力です。
京浜島つばさ公園(大田区)
対岸に羽田空港の滑走路があるため、飛行機の離着陸が間近で見られる公園です。
夜間には滑走路がライトアップされており、夜ピクニックだけでなくデートスポットとしてもおすすめ。
公園は24時間オープンしており、有料駐車場も併設されています。
飛行機を眺めながら夜ピクニックが楽しめる、他にはない魅力のある公園です。
葛西臨海公園
東京ドーム約16個分にも及ぶ広さを誇る、23区内の公園総面積ランキング2位の公園です。
駅からのアクセスも良く、バーベキュー、水族館、水上バス、観覧車まで楽しめます。
緑と水と人のふれあいをテーマに5つのゾーンがあり、1日では全て回りきれない可能性も。
1日中楽しめる広大な公園なので、楽しみたい方はぜひ朝からでかけてみましょう。
東扇島東公園
東京湾や京浜工業地帯が一望できる公園です。夜になると工場群がライトアップされるため、夜景が楽しめます。
筆者も以前京浜工業地帯の工場夜景を見たことがありますが、思わず息を呑むほどの美しさでした。
また、園内の小高い丘にある「みさき広場」からは、海ほたるや羽田空港を離着陸する飛行機が肉眼で確認できます。
夜ピクニックの注意点
昼とは異なる魅力の多い夜ピクニックですが、注意点もあります。
思わぬ事故やトラブルを避けるためにも、十分に気をつけましょう。
注意点① 冷え込み対策
当然ですが、日の落ちた夜は日中より気温が下がり冷え込みます。
特に、遮るものがない海沿いの公園では、強風が吹いてさらに気温が下がることも。
例え暖かい季節でも、薄い上着や、カイロ、ブランケットを持って行くと安心です。
注意点② 騒音への配慮
夜はついつい気分が上がってしまい、特に大勢で集まると騒いでしまいがちです。
日中よりも声や音が響きやすい夜は、近隣の人と思わぬトラブルにつながる可能性があります。
飲食や飲酒が許可されているかも事前に確認し、節度を保って楽しみましょう。
注意点③ 子どもの迷子や事故
夜のピクニックは、なるべく大人だけで行くことをおすすめします。
暗い夜では大人の目が届きづらく、子どもが迷子になったり事故に遭うリスクが高まります。
子どもは嫌がるかもしれませんが、日没までには帰ることで思わぬトラブルを防げます。
夜ピクニックで気分を上げよう!
美しい夜景やイルミネーションを眺めたり、涼しい夜風を感じながら散歩を楽しんだりと、夜ピクニックには昼にはない魅力があります。
公園によっては、街灯が少ない場所もあるため、LEDランタンなどを足元を照らす明かりを持参するのがおすすめです。
暖かい季節でも夜は冷え込むことがあるため、防寒対策をして楽しみましょう。
また、車で行く場合は、駐車場の営業時間や代金も事前に調べておくと安心です。