
今回開催される「うんち展」では、普段は日の目を見ないそんな「うんち」たちにフォーカス。うんちがどれだけ役に立っているかをご紹介します。
あなたもきっと、うんちの虜になるかも!?ぜひのぞいてみませんか?
もう、うんちなしでは生きられない?「うんち展」開幕!
「ブ〜、ブリブリ〜」
会場入口で出迎えてくれたのは、黄金に輝く巨大なうんちオブジェ。そして、ちょっと恥ずかしいうんちの音。
子どもはもちろん、大人も大喜びしそうなこの展覧会の名前はずばり「うんち展 −No UNCHI, No LIFE−」。2025年3月18日(火)〜5月18日(日)まで東京ドームシティ「Gallery AaMo」で開催中です。
一風変わったこの展覧会ですが、じつは2023年夏に「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」で開催され大人気を博した企画展「うんち無しでは生きられない!−あなたの知らない自然のしくみ−」をもとに、展示内容を一部変更し今回の展覧会用に再構築したもの。
動物、鳥類、虫、魚などのあらゆる生き物、約150点もの本物のうんちを見ながら、うんちの多様性や自然界で果たしている役割について学ぶことができるという、けっこう真面目な展覧会なのです。
それだけでかなりユニークなのですが、さらににユニークなのは、うんちと一緒にその主(あるじ)である動物たちの剥製も展示されているという点。
大型哺乳類のコーナーでは、うんちをするポーズをしたライオンの剥製を展示。そして、ちょうどお尻の下に本物のうんちが展示されています。
またゾウのコーナーでは、うんちの重みを体感できる仕組みも。ゾウが一度にするうんち約10個(6kg)が入ったバケツを持ち上げる体験ができます。
動物だけでなく、海のなかの生き物にフォーカスしたコーナーも。みなさん、タコのおしりがどこにあるか知ってますか?そんな、いままで考えたことがなかったような不思議にも出会うことができますよ。
子どもに大人気「チンアナゴ」のコーナーでは、うんちをする貴重な瞬間を捉えた動画を見ることができます。あの細長い体のどこからうんちが出てくるのか、驚きの事実を知ることができます!
うんちは働きものだった?
さらに奥に進むと、うんちの機能について解説するコーナーも。
うんちでコミュニケーションするタヌキの生態や、お母さんコアラが赤ちゃんコアラにうんちを食べさせる理由など、うんちを通して、進化や生態系の不思議に迫る展示内容になっています。
探検家、関野吉晴さんの映画『うんこと死体の復権』にも登場した、野糞研究科の伊沢正名さんのコーナーも。「正しい野糞のしかた」や「お尻を拭きやすい葉っぱ」の紹介を見れば、あなたも野糞デビューできるかも?
なんと伊沢さんのうんちの写真の展示も。ここでは自主規制しておきますが、チャレンジしたい方はぜひ勇気を出してこの小窓を覗いてみてくださいね。
では最後に問題です。この四角くてコロコロしているうんちは、一体なんの動物のうんちでしょう。知りたいという方はぜひ会場を訪れてみてくださいね。
「うんち展 −No UNCHI, No LIFE−」は、5月18日(日)まで東京ドームシティ、Gallery AaMoで開催中。来ればきっとあなたも、うんちが大好きになるでしょう。
「うんち展 −No UNCHI, No LIFE−」の公式HPはこちら