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    釣り

    2025.04.11

    フローティングベストについて知りたいあなたへ!おすすめアイテムも紹介

    フローティングベストについて知りたいあなたへ!おすすめアイテムも紹介
    かつては安全グッズのひとつという位置づけであったフローティグベストですが、今では釣りをはじめとする水辺のレジャーの必需品となりました。
    この記事ではフローティグベストとライフジャケットの違いや選び方、釣りにおすすめのモデルを紹介します。

    フローティングベストについて知ろう!

    フローティングベストとは?

    フローティングベスト2着

    筆者私物。

    フローティングベストとは固形浮力体入りのベストのことで、用途としては主にレジャー用です。

    道具を収納するためのポケットが付いているものが多く、特に釣りで使用されるものはメーカー各社によるあらゆる工夫が詰め込まれています。

    岸からの釣りなど水辺でのレジャー・アクティビティの際に万が一の落水の際に遊泳補助として機能します。

    元々は水辺のレジャーの際に着用しておくといい安全グッズという位置づけでしたが、近年では釣りをはじめ水辺での活動全般で着用が強く推奨されるようになりました。

    ライフジャケットとはどこが違う?

    フローティングベストは基本的には岸に上がった状態で着用することを想定しており、救命胴衣の着用義務がある遊漁船での釣りや小型船舶の法定備品としては認められません。

    一方でライフジャケットは文字通りの救命胴衣としての機能を有するもので、国土交通省が定める安全基準を満たしたものはその印である「桜マーク」が刻印されます。

    船からの釣りなど、小型船舶に乗る際には桜マークのついたライフジャケットの着用が義務となっています。

    桜マークのついた固形浮力体入りベストもあることからフローティングベストとライフジャケットの違いは曖昧であることが現状ですが、区別するのであれば桜マークがついているものがライフジャケットと覚えておくと良いでしょう。

    フローティングベストの選び方4選

    ①浮力

    フローティングベストの浮力には規格が定められており、その検査は規格重量の鉄片をフローティングベストに吊り下げた状態で、淡水に24時間以上浮き続けられる浮力と定められています。

    その規格には大人用と子ども用があり、以下の通りになります。

    大人用

    • L1……11.7kg以上
    • L2……7.5kg以上
    • L3……5.85kg以上

    子ども用

    • LC1……5kg以上
    • LC2……4kg以上

    フローティングベストの浮力を選定する基準としては、使用するシチュエーションにもよりますが、着用者の体重の10%の浮力を備えたものを選ぶと良いでしょう。

    子ども用として選ぶ際は体重15kg~40kgであればLC1(5kg)、それ以下の体重であればLC2(4kg)が最適です。

    体重40kgを越えるお子さまは大人用L3規格のものの中から体型に合ったものを選ぶようにしましょう。

    ②動きやすさ

    カヤック用のフローティングベスト

    前面のポケットを廃し、パドリングや海上での再乗艇に特化したカヤック用フローティングベスト。

    フローティングベストを着用するような遊びにおいては、動きやすいことは選定の大きな要素になります。

    体型に合ったベストであることはもちろん、キャスト(ルアーや仕掛けを投げる)を行う釣りで使用するのであれば肩回りの自由度も重要になります。

    また、釣り道具を収納する前面のポケットのサイズなども、足まわりの動きやすさに大きく影響します。

    アップダウンの激しいポイントでの釣りでは、前面にポケットの無いフローティングベストに道具収納用のウェストバッグを合わせるスタイルもあります。

    ③機能性

    BOAフィットシステムのダイヤル

    BOAフィットシステムを採用しているモデルまであります。(写真はフローティングベストではありません)

    釣りに使用されるフローティングベストにはあらゆる機能が盛り込まれています。

    特に着心地や体へのフィット感は、待つ時間が長くなりがちな釣りにおいては重視すべきポイントです。

    サイズ調整ベルトの取り付け位置をはじめ、腰に大型ベルトを設けて肩と腰に荷重を分散させるつくりなど、あらゆる工夫がなされています。

    また、着用してしまうと手の届かない背中のポケットを、バックルやベルクロで切り離し、前面に持ってくることができる、技ありともいえるような機能を備えたモデルもあります。

    ④付属品

    スマホを収納する小型ポケット

    スマホを携帯する小型のポケットもほぼ必須といえるアクセサリーです。

    リーズナブルなフローティングベストはシンプルな構成で、着用者のスタイルに合わせてポケットなどのアクセサリーを追加していく前提のつくりとなっています。

    実際の釣りで必要なアクセサリー類としては、プライヤーホルダー、フィッシュグリップホルダー、ドリンクホルダーなどが挙げられます。

    ハイグレードなモデルになると初めからポケットやホルダー類が付属していることも多く、何を揃えていいか分からない初心者の方はむしろ、ハイグレードモデルから選んだほうが間違いないかもしれません。

    フローティングベスト人気ブランドおすすめアイテム!

    ① シマノ サーフトリッパーベスト[VF-275W]

    シマノのサーフトリッパーベストは、サーフでの釣りを快適に行うためのあらゆる工夫を盛り込んだ、シマノ渾身の一着といえるフローティングベストです。

    小型ポケットやホルダー類も標準装備のため、サーフだけでなく海のあらゆるシチュエーションのルアーフィッシングにおいて不足のないつくりとなっています。

    バックルを外すことで背中のバックパックを前面に持ってこれるギミックがあり実用的な収納として使えるようになっています。

    着用者の体型にピッタリフィットすることで重量感も軽減できるBOAフィットシステムを搭載しています。

    シマノ
    サーフトリッパーベスト[VF-275W]

    サイズ:M,L,XL

    ② ダイワ DF-6224 フロートゲームベスト

    ダイワのフロートゲームベストは、中堅モデルながら小型ポケットやプライヤーホルダー、さらにドリンクホルダーまで必要なアクセサリー類をはじめから網羅している、大変コスパの良いフローティングベストです。

    フロント左右のメインポケットには大型のルアーケースが各2つずつ入り、メインポケットの前面には薄手のサブポケット、さらに小物類や糸くずなどを仕舞える左胸部分のミニポケットまであり、収納力バツグンのモデルです。

    また、緊急時に使えるホイッスルを内ポケットに装備しています。

    ダイワ
    DF-6224 フロートゲームベスト

    サイズ:フリー

    ③ マズメ レッドムーンライフジャケットⅨ

    マズメのレッドムーンライフジャケットⅨは、主にウェーディング(水に立ち込む)の釣りでの快適性を重視したモデルです。

    腰ベルトにより肩と腰に荷重を分散できるので、あまり動き回らず魚を待つ長時間のウェーディングでも疲れづらいつくりとなっています。

    左側のポケット外側にはトレーとハンガーが設けられ、ポケット内にルアーを直接収納してケースの取り出し動作なしでルアー交換できます。

    プライヤーホルダーや小型ポケット、ドリンクホルダーなどは標準装備で、さらに着用したまま超大型のバックパックを前面に持ってくることができるため、実用的な収納力に優れたモデルです。

    マズメ
    レッドムーンライフジャケットⅨ

    サイズ:フリー

    ④ マズメ×AIMS Floating Support Vest

    アングラー、プロダクトデザイナーとして活躍した故・橋本景氏のブランド「AIMS」と、マズメのコラボレーションモデルです。

    橋本景氏が「ウェーダーよりも安全である」と提唱する、磯のルアーフィッシングにおいてウェットスーツを着用するスタイルに特化したフローティングベストです。

    動きやすさに振り切ったモデルで、激しいアップダウンやスリット(岩場の裂け目)を飛び越える、さらには少し先の足場への遊泳までも想定したつくりになっています。

    ポケットなどの収納はほとんど無く、釣り道具の収納はウェストバッグの使用を前提としています。

    着用はファスナーではなく大型のベルクロによる締め付けのため、体型に隙間なくフィットし他に類を見ない着用感になります。

    マズメ
    マズメ×AIMS Floating Support Vest

    サイズ:フリー

    フローティングベストで安全なアウトドアを!

    フローティグベストの安全な使用には浮力だけでなく動きやすさなども大事な要素になります。

    適したサイズ感や着心地をしっかり確認し、自身の体型や使用スタイルに適したフローティグベストを選びましょう!

    志田 こうたろうさん

    アウトドアライター 釣りYouTuber

    幼少から釣りに触れていたものの“趣味としての釣り”をするようになってからは10年を越えたところ。 子どもたちの成長と共に少なくなる一方の釣行を可能な限り有意義なものにしようと奮闘中。 海や渓流などのルアーフィッシングに加え、夏は特に好きな鮎の友釣りで川に入り浸る。

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