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気軽に楽しめるデイキャンプの魅力
デイキャンプとは、「宿泊を伴わない、日帰りでのキャンプ」を指します。
宿泊を伴うキャンプと比べて持ち物が少なくて良いため、初心者でもチャレンジしやすいことが魅力です。
今回の記事では、デイキャンプで必須からあると便利なものまで、キャンプ歴10年を超える筆者が解説します!
デイキャンプの持ち物【必須アイテム】
身軽で行けることが魅力なデイキャンプといえど、最低限持って行った方が良いものはあります。
まずは、「これだけは抑えておきたい」という必須アイテムを解説します。
拠点づくりアイテム
- レジャーシート
- タープ
- ペグ、ペグハンマー
- イス、テーブル
デイキャンプの場合、テントは必須アイテムとまでは言えません。
最近では軽量でコンパクトな物も多くありますが、それでも重かったりかさばるものです。
最低限、座るためのレジャーシートと、日よけや雨よけを兼ねるタープがあると便利です。
タープは取り付けるだけで、テントがない場合でもキャンプ気分を演出してくれるアイテムです。
イスやテーブルは食事の際に重宝します。折り畳みができて、軽いものを選ぶとよいでしょう。
清掃用アイテム
- ミニサイズのホウキとちり取り
- ウェットティッシュ
- ビニール袋
ホウキとちりとりは、シートやタープの上の葉っぱなどを取り除くために使用します。
また、デイキャンプであると便利なものが、ウェットティッシュとビニール袋。
ウェットティッシュは、食事前後のお手拭きや、カトラリーを落とした際にサッと拭くために便利です。
また、ゴミを捨てられないキャンプ場も多いため、ゴミはビニール袋にまとめて持ち帰りましょう。
調理道具の清掃用アイテムについては、【食事用アイテム】の箇所で解説します。
雨天時の対応アイテム
- レインウェア
- 折りたたみ傘
- タオル
- 着替え
自然の中で行うキャンプでは、天候の急変はつきものです。
レインウェアは着脱しやすいセパレートタイプのものがおすすめ。
タオルは体を拭く用と、道具を拭く用を両方持参しておくと安心です。
また、先述したタープは雨よけになるため、急な雨天時などでは重宝します。
虫対策アイテム
- 虫除けスプレー
- 蚊取り線香
キャンプ場では、都会で見ないような虫を見ることもあります。
また、蚊が多いとキャンプの楽しみが半減するため、蚊取り線香もあると便利です。
デイキャンプの持ち物【食事用アイテム】
デイキャンプの場合、料理はメインイベントの1つです。
続いては、必須の食事用アイテムについて解説します。
調理アイテム
- クッカー
- バーナー
- ガスコンロ
- 包丁、まな板
- 調味料
クッカーとは、アウトドア用の鍋やフライパンのことで、キャンプ料理を楽しむためには必需品といえます。
キャンプでは焚き火で料理やお湯を沸かすのも醍醐味ですが、火加減が難しいのも正直なところ。
そのため、バーナーやガスコンロがあると、さっとお湯を沸かしたりできるので便利です。
キャンプ用の包丁やまな板は、性能よりもコンパクトで軽いものを持参するとよいでしょう。
調味料は自宅で使う大きいサイズではなく、小さめのサイズが持ち運びに便利です。
食器類
- カトラリー
- プレート、ボウル
- マグ、タンブラー
カトラリーとは、一般的に食卓で用いるナイフ、フォーク、スプーン、箸などの総称です。
キャンプ用のカトラリーは携帯性や耐熱性に優れるため、趣味にしたい方は買うことをおすすめします。
できた料理をよそうプレートやボウル、飲み物を入れるマグやタンブラーも準備しておきましょう。
食器を洗うためのアイテム
- 油汚れクリーナー
- スポンジ
- グリルブラシ
キャンプでBBQを楽しむ場合、油汚れをすぐに落とすことが重要です。
また、お湯が使えないキャンプ場も多くあり、何度水で洗っても油が落ちずにベトベトする場合も。
そのため、油を分解するタイプのクリーナ-があると重宝します。
カトラリーやプレートを掃除するスポンジと、グリルなどを掃除するブラシも併せて持参しましょう。
BBQ用アイテム(施設にない場合)
- 焚き火台
- 焼き網
- 炭
- バーナー
- 着火剤
- 軍手(耐熱グローブ)
- トング
BBQ用品をレンタルしない場合、最低限これだけの物を持参する必要があります。
お気に入りのBBQセットで楽しむのも魅力ですが、レンタルしてもそこまで高額ではありません。
運搬や片付けも大変なので、特にこだわりがない方はレンタルすることをおすすめします。
デイキャンプでBBQを行う場合は、行く前に必ず施設でレンタルや購入できるかを確認しましょう!
デイキャンプの持ち物【あると便利なアイテム】
これまで必需品を紹介しましたが、慣れてくると色々なアイテムが欲しくなります。
ここからは、あると便利なアイテムを解説します。
暖が取れるアイテム
- カイロ
- ブランケット
- アウトドアヒーター
宿泊を伴わないデイキャンプでも、季節や場所によっては大きく冷え込みます。
ただ、寒さ対策をしないと風邪を引いたり、楽しさが半減してしまいます。
カイロはコンビニでも購入でき、最も手軽に暖を取れるアイテムです。
そのほか、ブランケットや、カセットガスで使えるコンパクトヒーターもあると重宝します。
こだわりの調理アイテム
- ダッチオーブン
- ホットサンドメーカー
- メスティン
ダッチオーブンとは蓋付きの鋳鉄性の鍋で、蓄熱性と保温性に優れています。
重さは難点ですが、「焼く」「炒める」「蒸す」「煮る」「揚げる」など、様々な使い方が可能です。
ホットサンドメーカーは、カリッとした焼き上がりに仕上がる点が魅力で、コーヒーとの相性も抜群です。
メスティンとは、アルミ製の飯盒(はんごう)のことで、炊飯から蒸し料理にも使える万能アイテムです。
熱伝導が高く、持っておくと調理の幅が広がり、キャンプ料理をより楽しむことができます。
ウォータージャグ
ウォータージャグとは、水を溜めておくタンクのことです。
炊事棟までの距離が遠いサイトでキャンプをするときも、すぐに水が使える点が魅力です。
料理や飲料、手洗い用の水などに使用し、家族4人1泊2日で、だいたい8~10Lが目安となります。
その他
- クーラーボックス(保冷バッグ)
- モバイルバッテリー
キャンプ料理を楽しむなら、クーラーボックスは季節を問わず持参しましょう。
食材を安全に保管し、食中毒を予防するためには欠かせないアイテムです。
また、スマートフォンなどの充電がなくなってしまった場合に、モバイルバッテリーもあると便利です。
スマートフォンは緊急連絡やライト代わりにもなるので、残充電には気をつけましょう。
デイキャンプの持ち物は施設を確認!
これまで取り上げたアイテムを全て持参するとなると、かなりの量になってしまいます。
持っていく物が多いほど、準備や片付けに時間がかかり、持ち運びも大変です。
キャンプを楽しむためには、施設でレンタルできるものはレンタルし、極力持参する物を減らすことも重要です!
デイキャンプの持ち物を充実させて快適時間を!
キャンプはアイテムが多いほど、できることや料理の幅が広がり魅力が増していきます。
一度にこれら全てを揃える必要はないので、徐々に増やしていくことをおすすめします。
また、当然にはなりますが、キャンプ場のルールを守り、ゴミの不法投棄などは絶対にNGです。
持ち物を充実させて、快適で思い出に残るデイキャンプにしましょう!