
よく晴れたある日、電車やバスを乗り継いで、気ままで自由な旅をゆるーく楽しむ、こいしさんのキャンプサイトにお邪魔してみました。
こいしさんのキャンプスタイルと、サーモスの「アウトドアシリーズ」活用術をご紹介します!
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ソロキャンプの魅力は「贅沢なひとり時間」

女子でもキャンプができる!を掲げ、女子のひとりキャンプを牽引してきた、キャンプコーディネーター/漫画家のこいしゆうかさん。1泊2日の週末ソロキャンプ、仲間とのソログルキャン(ひとりひとりがソロテントを持ち寄るスタイルのグループキャンプ)、長期の旅キャンプや、島キャンプはもとより、登山やカヤックなどのアクティビティも楽しんでいます。
こいしさんが、ソロキャンプにハマった理由は何なのでしょうか?
「やっと仕事が終わって、家でひとり、お酒を飲みながらiPadで映画を見る。それもいいけど、同じことをするにしても、自然のなかで焚き火を囲んでつまみを炙りながらだと、充実感がアップするんですよね。
本を読んだり映画を見たり。何かに集中したあとにパッと顔を上げると、目の前に自然が広がっている。ソロキャンプって、ひとりの時間を贅沢なものに変えてくれるんです」
バックパックひとつでキャンプに出かけよう

こいしさんのソロキャン道具は、とってもシンプル。45Lのバックパックとサブバックだけで、颯爽と出かけます。電車やバスなどの公共交通機関を利用することが多いので、できるだけ軽くてコンパクトなものを選んでいます。
「基本は気軽な徒歩キャンプスタイルを提案しています。キャンプって、クルマが運転できなくても楽しめるんですよね。最近は軽い道具がたくさんあるので、女性でもバックパックひとつでキャンプに行けますよ」

キャンプ場に着いたら、お気に入りの場所を探し、まず、テントを設営します。
愛用のワンポールテントは、こいしさんがプロデュースしたもので、ペグや収納ケースも含めて約2kgと軽量。設営も四隅をペグダウンして、中央にポールを立てるだけと、わずか5分ほどで簡単に設営できます。
こういうテントがあれば、女性の初心者キャンパーにとっても、ハードルが下がりますよね。
サーモスの「アウトドアシリーズ」がキャンプ界隈で大人気!

テントを設営したら、ホッとひと息。冷えたビールをプシュッとあけます。こいしさんはいつも、テントを設営するまでビールを我慢しているんだそうです。
サーモスの「保冷缶ホルダー」にセットした350ml缶ビールが、乾いた喉を潤します。保冷缶ホルダーは、魔法びんと同じ真空断熱構造。飲み物を冷たくキープしてくれるんですよ。ひと仕事終えたあとのこの一杯、たまりませんよね!
昨年ブランド創設120周年を迎えたサーモスには、じつは野外向けの「アウトドアシリーズ」があるんです。このアウトドアシリーズがキャンプ好きやキャンプフェス界隈でたいへんな人気で、看板製品たる保冷缶ホルダーは、もはや夏キャンプのマストアイテムといっても過言ではありません。
サーモス
保冷缶ホルダー ROD-0021

昼間はとにかく、冷たいビール。夜、冷え込んできたらワインや焼酎のお湯割りをたしなむのが、こいしさん流のキャンプの楽しみ方。ご近所ピクニックや家でビールを飲むときなんかにも、この保冷缶ホルダーを使うと、ビールがぬるくなりにくいので、ゆったりした時間を過ごせそうですよね。
「保冷缶ホルダー」がビールを冷たくキープする秘密をもっと見る香りを楽しむスパイスカレーはキャンプごはんに最適!

さあ、いよいよ、ごはん作りです。こいしさんもソログルキャンのときは、「今回はタコスを作ろう」とか、みんなでテーマを決めて料理をするんだそうです。一時期、朝ごはんにパンケーキを作るのがブームになり、みんなでわいわいパンケーキばかり焼いていたんだとか。楽しそうですね!
そんなこいしさんのおすすめキャンプ飯は、「スパイスカレー」。実はこいしさん、『私でもスパイスカレー作れました!』という漫画エッセイ本の著者でもあるんです。
「インド由来のスパイスカレーは、少ない種類の具材をスパイスで炒める”炒め料理”なんです。火口ひとつで短時間で仕上げるから、ルーを使って煮込む欧風カレーより、キャンプにおすすめなんですよ」
今回はお気に入りのチキンカレーを作ってもらいました。
こいしさん流スパイス・チキンカレーの作り方

材料
- スパイスセット
- とりもも肉 400g
- タマネギ 1個
- トマト 1個
- 無糖ヨーグルト 50g
- 塩 小さじ1
- オリーブオイル 適量
- ごはん 適量
作り方

1:とりもも肉はひと口大に、タマネギはみじん切り、トマトはざく切りします。

2:鍋にオリーブオイルと、スパイスセットの中のホールスパイス(カルダモン、クローブ、ローレル)を入れ、中火にかけ、1分ほど炒めます。
スパイスセットは、こいしさんのカレーの先生、印度カリー子さんのチキンカレー用スパイスセット。チキンカレーに必要なホールスパイスとパウダースパイス、辛みスパイスが入っていて、誰でも簡単にスパイスカレーが作れちゃいます。

3:タマネギを炒めます。焦げ茶色になるまで、10分以上。
「飴色以上に炒めるのがポイントです。しっかり炒めるほど、コクが出ますよ」(こいしさん)

4:トマトを加え、実をつぶすように炒めます。

5:ペースト状になったら弱火にし、パウダースパイスと塩を加えて混ぜ合わせます。

6:とりもも肉、水150ml、ヨーグルトを入れて混ぜ、沸騰したらフタをして、そのまま弱火で10分煮込みます。最後にお好みで辛みスパイスを加え、塩で味を調えれば完成です。
「こってり派はヨーグルト。代わりにココナッツミルクや生クリームでもOKです。あっさり仕上げたいなら、ヨーグルトの代わりに牛乳を使うといいですよ。スパイスはあくまで香りを楽しむもので、味は塩で調整します」(こいしさん)
出来たてのカレーで「アチチッ!」となりません

カレーができたら、温めたジャスミンライスと一緒にサーモスの「真空断熱ステンレス深型プレート」に盛り付けて、いただきます!
このお皿もサーモスの「アウトドアシリーズ」の人気製品で、真空断熱構造のおかげで熱々のごはんをよそって素手で持ってもへっちゃら。同じサイズを選べばスタッキング(重ねて収納)ができるので、キャンプのときにコンパクトに持ち運びができます。
彩りでパクチーや野菜のピクルスを添えましょう。サラダは「真空断熱ステンレスボウル」に盛り付けて。野菜とカレーを交互に食べると、おいしさ倍増ですよ!
サーモス
真空断熱ステンレス深型プレート ROT-002 ステンレス(S)
フォルムも美しいですよね。まさに機能美!
「真空断熱ステンレスプレート」「真空断熱ステンレスボウル」の秘密を見る
「家にいるといろんな匂いが混じるんですけど、外でスパイスカレーを作ると、自然のなかだからなのか、さらに香りが広がるんですよね。五感が冴えているのもあると思うんですけど。この香りだけでハイボールが飲める!」
自然の空気が、スパイスの香りを直球で届けてくれる。キャンプにスパイスカレー、ぜひ、お試しあれ!
スパイスカレーキャンプのお供に!
カレーキャンプのよき相棒たち
保冷缶ホルダー

スパイスカレーのお供は、ビールかハイボールが定石!爽快感があるスッキリ系が合うのだそうです。キリッと冷えた炭酸系がさらに食欲をそそります。そんな缶飲料の飲みごろ温度を保つのが「保冷缶ホルダー」。ステンレス製魔法びん構造が冷たさをキープします。
アウトドアで使いやすいタフさと保冷力。タンブラーとしても使える機能性。自然にしっくりとなじむカラー展開も、人気の理由です。
真空断熱ステンレス深型プレート・ボウル

真空断熱ステンレス製のプレートやボウルは、熱いカレーやスープを入れても外側が熱くならないので、子供でも安心して持てます。ステンレスなので、丈夫で長持ち。ニオイ移りもせず、お手入れも楽チン。
ステンレスプレートROT-003とステンレスプレートROT-004は、真空断熱ではありませんが、キャンプで使いやすい丈夫でシンプルなお皿です。
家でもキャンプでも毎日使える!

「キャンプの楽しみ方は自由!」というのがこいしさんのモットー。自分のお気に入りのギアなら、何を持ち出してもよし。家でも外でもどこで使ってもいいんです。
みなさんもぜひ、気負わず、無理せず、のんびりとカレーキャンプを楽しんでみてください!
こいしゆうかさんプロフィール

キャンプコーディネーターであり、エッセイマンガ家、イラストレーター。女子のひとりキャンプを広げるべく、雑誌やイベントなどでキャンプの企画やプロデュースを行なう。代表作に『ゆるっと始めるキャンプ読本』(KADOKAWA)ほか、できちゃいますシリーズが好評で、『私でもスパイスカレー作れました!』『カメラはじめます!』(サンクチュアリ出版)など著書多数。公式インスタグラム
提供/サーモス https://www.thermos.jp/