災害時にガレキを歩くニュース映像をみると、避難するときに底の丈夫な靴が必要なことがわかります。非常用持ち出し袋に古いスニーカーを入れておく人が多いと思いますが、あれでは釘やガラス、鉄片を防げません。底に鉄の入ったワークブーツが良いのですが、重くてかさばり常備するのはためらいます。
最近、「グッドデザイン賞」の選考がありましたが、その中に『ソールバリアモック』という災害時対応シューズがありました。これは特殊な曲がる繊維の耐踏み抜き材を底に使っていて、軽く柔軟かつコンパクトと、優れています。
ベッドサイドに常備し、災害避難時にさっと履いて、逃げ出すことができそうです(アッパーが合成スポンジゴムなのですぐ履けます)。
購入して、実際に履いて歩いてみましたが、底が柔軟でよく曲がり、スニーカーと変わりません。インソールには抗菌・防臭処理もしてあるので、室内履きとして、ふだん使いもできそうです。
2013年グッドデザイン賞受賞。 二つ重ねてストラップで引っ掛けるとコンパクトになります。 サイズは下記の3種類。 ●S(22.5-24.5㎝) ●M(25.0-27.0㎝) ●L(27.5-29.0㎝) カラーはブラック/オレンジの1色のみ。
<商品スペック>
丸五/ソールバリアモック#03
SOLE BARRIER
¥4,725(税込)
【問い合わせ】
丸五 TEL:086(428)0230
http://www.marugo.ne.jp
キホアル中村/中村滋1944年、東京都生まれ。『BE-PAL』『DIME』『サライ』の創刊編集長を歴任。現在、シニアのためのウエブマガジン「Cool Senior Magazine」編集。NPO法人むしむし探し隊会長。財団法人植村記念財団理事。
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