新年といえば初日の出。元日の今日、ちょっと変わった日の出をお届けしたい。アラスカの日の入りから日の出をとらえた動画だ。
緯度が高くなるほど、季節ごとの日照時間の差は大きく変わってくる。その顕著な例が北緯66度に見られる「白夜」である。
夏至の頃に、24時間太陽が沈まない白夜の日々が続く。この動画は夏至の3週間後の2018年7月中旬、アラスカ山脈の稜線から北を見下ろして撮ったタイムラプスだ。
日の入りから日の出、夜や昼、などの概念を一枚に収めるべく、ワンフレームに日の入りと日の出が写っている。太陽が地平線の向こうにいるのは3時間半ほどである。
プロフィール:佐藤大史
東京都町田市出身。長野県安曇野市在住。日本大学芸術学部写真学科卒業。卒業後、写真家白川義員の助手を務め、2013年独立。
「地球を感じてもらう」ことをコンセプトに、アラスカなどの手つかずの大自然と、そこに生きる生き物たちを撮影している。