登山やハイキングに持っていきたいシングルバーナー。山頂などの目的地で食べるバーナー料理は格別です。ですがザックからひんぱんに取り出すものではないので、できる限り軽くコンパクトなものを選びたいもの。それでいて火力も大事。SOTO(新富士バーナー)のシングルバーナー「アミカス」は、そんな期待に応えてくれます。
◎アミカス SOD-320:¥4,800+税
◎SOTO | OutDoor Gear:http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/sod-320/
手のひらサイズのコンパクトストーブ
グローブ(男性・大人用)の上に置くと、コンパクトさがよくわかります。手のひらサイズのこのシングルストーブ、サイズは収納時、幅40x奥行43x高さ75mmほど。
重さは81gと軽量。収納袋も付いてくるので、できる限り荷物を軽くしたい&まとめたいときに便利です。
使用時は4本のゴトクをバーナーヘッド部まで引き上げる
ゴトクサイズは外径106mmほど。カチッと固定するので、使用時にずれることはまずありません。それでいてこのゴトク、簡易的な風防の役目も果たします。
アウトドアガス缶(OD缶)もコンパクトなものを選びたい
せっかくの軽量ストーブなので、燃料も必要最低限に抑えたいもの。同じメーカーの「パワーガス105トリプルミックス SOD-710T」は直径90×高さ65mm・207gのコンパクト設計。満タンで105gあり、アミカスだと、およそ約0.7時間(42分ほど)使用できます。
◎パワーガス105トリプルミックス SOD-710T:¥540+税
◎SOTO | OutDoor Gear:http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/sod-710t/
小さくても火力は十分!
コンパクトサイズながら火力は3.0kW(2,600kcal/h)と十分。同じSOTOのカセットガス式シングルバーナー「レギュレーターストーブ ST-310」が2.9kW(2,500kcal/h)なので、小さなボディでいかに優れているかがよくわかります。
点火操作はワンタッチ。とろ火もできる
点火からとろ火、消火までを動画にまとめました。火力調整が行ないやすく、火力を上げたいときや下げたいときに、ピンポイントな調整ができます。
アミカスとOD缶はほとんどのクッカーに収納できます。クッカーの中に入れておけば、使用時に探すこともなく、ザックの庫内スペース的にも有効に使えて便利です。
※構成・写真・買った人/早坂英之