1892年フランスに生まれ、現在は姫路の工場で職人が手作りするMade in Japanブランド「パトリック」の新製品です。レザーブルゾンに合わせた大人っぽいレザースニーカーを探していたところに、ちょうど新作を見つけ、またも購入してしまいました。
メダリオン(小さな穴をあけた靴の装飾)が波のように踊り、ガラスコーティングで光るキップレザーとあいまって、ラグジュアリーなたたずまい。名前も「ティンカーラグジュアリー」。この足元だけで上品になります。
レザースニーカーを製造するメーカーは数ありますが、ジャケットや、ときにはスーツにも合うようなドレススニーカーを作っているのはパトリックだけです。
このモデルは底がフラットで、柔らかく、軽く、なにより本物のスニーカーメーカーなので、難なく長時間歩けるのが、他のファションブランド製ドレススニーカーと違うところです。
ラインナップはブラックとチョコレートの2色。少量ロット生産なのが難点ですが、そこがまたいいところです。
フラットで軽い底のせいで、同じメダリオンの入ったストレートチップのよりドレッシーな『カピトⅡ』(356g /2013年3月号で紹介)よりずっと軽量で、片足重量は284g(サイズ43で比較)。
艶のあるレザーブルゾンにガラスコーティングのラグジュアリー・スニーカー。てかりのあるダウンジャケットでも合います。
<商品スペック>
PATRICK TINKER-LX_CHO
\16,800
【問い合わせ】
PATRICK LABO GINZA
東京都中央区銀座1-21-5 銀座JKビル1F
TEL:03-6228-6500
http://www.patrick.jp/
キホアル中村/中村滋1944年、東京都生まれ。『BE-PAL』『DIME』『サライ』の創刊編集長を歴任。現在、シニアのためのウエブマガジン「Cool Senior Magazine」編集。NPO法人むしむし探し隊会長。財団法人植村記念財団理事。
http://www.csmagazine.jp/