『 生物多様性アクション大賞 2018 』授賞式開催! - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2019.01.22

    『 生物多様性アクション大賞 2018 』授賞式開催!

    地球上には、動物、植物、微生物その他、多様な生きものが存在しています。生きものが互いに影響を与え合いながら生きているので、1つのピースが欠けると全体のバランスが崩れてしまいます。

    国連は2011年から2020年を「生物多様性の10年」と定め、その間に国際社会が連携して生態系の保全に取り組むことを決定しました。日本国内での「生物多様性の10年」の普及啓発活動のひとつとして、「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」では、「生物多様性アクション大賞」を2013年から毎年開催しています。

    生物多様性アクション大賞は、日本全国で行なわれている生態系や種の保全につながる活動を、「たべよう部門」「ふれよう部門」「つたえよう部門」「まもろう部門」の5つの部門それぞれで表彰しています。

    今年は開催6回目。応募はなんと、北は北海道から南は沖縄まで、100団体からあったそう。2018年12月10日には、その授賞式が行なわれました。

    受賞団体が、日本全国から東京に集合!

    授賞式当日は、受賞団体を表彰した後に1団体ずつ活動を発表していきます。さらに、最高賞の「環境大臣賞」と「農林水産大臣賞」の授賞団体を、当日に審査を行なって決定します。

    審査対象は、5部門それぞれで優勝賞を受賞した団体。各団体とも、発表には自然と力が入っている様子。果たして、どの団体が最高賞を手にするのでしょうか!

    まずは、各部門で優秀賞を受賞した団体の活動を紹介します。

    たべよう部門優秀賞

    活動名:地域循環型野菜を地域共通ブランドに!
    団体名:おかえりやさいプロジェクト(愛知県名古屋市)

    スーパーや学校給食、レストラン、家庭などから出る生ごみを堆肥にリサイクルし、その堆肥で育てた野菜やお米を「おかえりやさい」としてスーパーや給食、ホテルなどで販売。生ごみ循環利用を推進している。

    ふれよう部門優秀賞

    活動名:JTB地球いきいきプロジェクト
    団体名:株式会社JTB(東京都品川区)

    観光地での清掃や地域文化とのふれあいを通して、元気な未来を創造する活動。環境美化や保全等、様々な交流を通じ「地域を元気に、人を笑顔に。」することで、生物多様性の保全に取り組む。

    つたえよう部門優秀賞

    活動名:企業が取り組むはじめての生物多様性「Let’s Try Biodiversity!(LTB
    団体名:電機・電子4団体 環境戦略連絡会 生物多様性WG(東京都品川区)

    生物多様性保全活動を開始する事業者に向けて、比較的始めやすい11の活動事例を丁寧に解説した手引書(LTB)を制作。各地で体験型説明会を展開し事業者の活動を支援している他、事業者以外への普及拡大も進めていく。

    まもろう部門優秀賞

    活動名:「自分たちの地域と畑は自分たちで守る」くまもと農家ハンターの野生鳥獣対策
    団体名:くまもと農家ハンター(熊本県宇城市)

    「自分たちの地域と畑は自分たちで守る」若い農家有志のコミュニティの活動。熊本県内の100名以上の農家に加え、活動に賛同する地域の方々、行政、高校、大学、県内外の企業が協力することで鳥獣被害対策に取り組んでいる。

    えらぼう部門優秀賞

    活動名:「日本初」サステナブル・シーフード社員食堂への導入による海の生物多様性への貢献
    団体名:パナソニック株式会社

    「日本初」の社員食堂への「サステナブル・シーフード」の継続導入を通じて、海の豊かさを守る「認証 制度の認知向上」や、持続可能な食材を選択する「消費行動の変革」により、海の生物多様性への貢献を目指す活動。

    2つの最優秀賞はどの団体の手に?!

    各団体のプレゼンも終わって一息をつき、審査の結果をドキドキしながら待つこと数分。「環境大臣賞」は「おかえりやさいプロジェクト」、「農林水産大臣賞」は「くまもと農家ハンター」が受賞、という審査結果が発表されました。

    受賞時のコメントによると、おかえりやさいプロジェクトは、異なる活動団体を超えて連携を整えるのは、並々ならぬ努力が必要だったと言います。また、ユリ農家の方が代表を務めるくまもと☆農家ハンターは、鳥獣被害対策をユリ農家が主導して行なうことに、なかなか理解が得られなかったそうです。今回受賞したことで、「活動が認められて嬉しい」と感極まって言葉につまる姿に、会場内が暖かな雰囲気に包まれました。

    「生物多様性の10年」が終わるまであと2年。2020年は、奇しくも、東京オリンピック開催の年となります。それまでに、日本の自然環境はどのようになっているのか。日本全国で活躍する団体に、期待がかかります。

     

    構成:松本麻美

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