「建ててしまった人は読まないでください。ショックを受けますから」は、某住宅本ベストセラーの秀逸なキャッチコピーだが、それと同じことが言いたくなってしまった。「(キックバイクを)買ってしまった人は読まないでください。ショックを受けますから」。それくらいこの「EARLY RIDER(アーリーライダー)」のキックバイクはかっこいい。なんと木製である(カバノキ製)。性能の面を見ても、六角レンチでハンドルをまっすぐに固定できたり、シートの高さを変えられたりと、安全に末永く乗ることができるように作られている。「CLASSIC」という中型サイズのモデルは、フロントタイヤはハンドリングを重視した 14 x 1.95インチのタイヤを採用し、リアタイヤは足つき性や安定性を重視した 12.5 x 3インチファットタイヤを採用している。この点を見ても、単なる子どものおもちゃというよりも、ちゃんとした自転車として設計されていることがわかる。
アーリーライダーは、本国のホームページによると「2005年にイングランド南部のヘンリー・オン・テムズという町のGarden Shed(物置小屋)で誕生した」。「no-compromise bikes for kids(子どもたちのために、妥協なしの自転車)」を謳っている。
LITE:19,440円
CLASSIC:21,600円