エゴラッピン、ハナレグミ、真心ブラザーズなど一流アーティストによるアコースティックライブと、芝生のうえでの気持ちいいキャンプが楽しめることで年々人気を集めている「New Acoustic Camp」。
今回は、このフェスに来ていた秋山さんファミリーを取材。おしゃれで快適なキャンプをするための秘訣について、お話を伺いました。
アウトドアメーカーのアイテムはもちろん、アウトドアメーカー以外のアイテムやハンドメイドのアイテムをうまく活用する秋山さんファミリー。
キャンプ全体の雰囲気を決定付けるテントとタープは「ノルディスク」の製品で統一。さらに星条旗をポイントに使うことで、ウエスタンな雰囲気を演出しています。うえの2枚の写真にひとつずつ星条旗が写っているのですが、見つけられますか?
NORDISK/Alfheim 19.6㎡(テント)
NORDISK/Kari 20㎡(タープ)
次ページではパパ(浩慈さん)イチ押しアイテムをご紹介!
浩慈さんイチ押しのアイテムがこちら。パーテション、キッチンの風よけ、映像を投影するスクリーンなど、マルチな使い方できる一品。今回はとなりのテントとのパーテーションとして利用しています。
Mountain Research/Camp Screen
ネットで販売されていたこちらのアイテム。本当は洗濯物を入れるカゴなのですが、テント、タープとテイストが一緒なのでキャンプで使うゴミ箱用に購入したそう。おしゃれの秘訣は、統一感を持たせることにあるようですね。
ガスカートリッジにカバーをすることで、全体の統一感をさらにUP。ガスは冷えると出力が落ちるので、こうしたアイテムは機能面でも効果大です。でも実はこのアイテムも本当はトイレットペーパーのカバーなのだとか。
「偶然、サイズがぴったりだったんです」とのこと。
次ページでは浩慈さんの手作りアイテムを紹介!
こちらの「地べたテーブル」は浩慈さんの手作りで、鉄の取っ手がポイント。どっしりとした無垢材を使っているので安定感抜群で、ワインボトルや水筒を置いておくのに便利。ビンやカンが地面にゴロゴロ転がっていると散らかって見えますが、なるほどこれならキレイに整頓できますね。せっかくの飲み物を蹴っ飛ばして倒しちゃった、なんてこともなくなりそう。
こちらは浩慈さんの知り合いの大工さんが作ったというナベ敷き。「TSRS」というブランド名で、このロゴマークの焼印も手作りなのだとか。ロゴマークが入ると一気にクオリティが増しますね。
ランタンなどの照明系のアイテムはアメリカ軍の放出品のアーミーボックスまとめて収納。こうしておけばランタンの場所が一目瞭然なので、真っ暗闇になってからランタンを探し回るなんてこともなくなりますね。
いかがでしたでしょうか。ひとつのアイテムやちょっとしたアイデアでキャンプでのひとときはグッと快適になります。そしてなにより、快適で過ごしやすいキャンプサイトはおしゃれに見えるものです。まだまだ今年もキャンプシーズンは続きます。どうせなら、おしゃれで快適なキャンプを楽しみませんか。
文=加茂光 撮影=sumi☆photo