ヨガで特に重要な要素は、呼吸です。ヨガの動きの流れの中でも、常に呼吸を続けることが大事だと言われています。
突然ですが、みなさんは普段、呼吸を意識しながら生活していますか?
忙しい毎日……浅い呼吸になっていませんか? 最近、深い呼吸をしたのは、いつでしょうか? パソコンや携帯電話などに集中しすぎて……気づいたら息を止めていたなんて経験ありませんか???
”正しい呼吸”を身に着けて、日々のストレスにさようなら
仕事や学校など、日常生活でストレスを感じることってたくさんありますよね。人間関係の悩みやプレッシャー、漠然とした不安感など、身近なストレスによって、無意識に浅い呼吸をしている可能性が高いです。
休んでいるはずなのに、頭や身体が休まった気がしない、睡眠の質が悪いと感じる、リラックスできないなど、疲労感を感じている方は少なくないと思います。
そんな時は! ぜひ、呼吸に意識を向ける時間をつくってみてください。ゆったりとしたペースで息を吸い、息を吐いてみてください。
ゆったりとした呼吸をすれば、自然と身体の力が抜けていくのを感じ、リラックス状態をつくることができます。少しずつやっていけば、「心地よい」と感じる呼吸のリズムがきっと見つかるはずです。
正しい呼吸は、ストレスの解消のほか、自律神経の乱れや、心身のバランスの調整にも効果があります。呼吸と向き合い、精神や身体のバランスをしっかり整えましょう!
片鼻呼吸法を試してみよう
ヨガには、さまざまな呼吸法があり、その効果もさまざまです。そこで、今回は数ある呼吸法の中から「片鼻呼吸法」をご紹介していきます。
片鼻呼吸、聞いた事はありますか? 左右の鼻から片方ずつ、交互に呼吸する方法です。左右の鼻で息を吸ったり、吐いたりすることでココロとカラダの左右のバランスが整います。
講師は、ヨガインストラクターのMayo先生です。Mayo先生は、昨年、自身のヨガをより深めるために、本場であるインドでさまざまな呼吸法を体験し、呼吸と身体の繋がり、呼吸の大切さを改めて実感したそうです。
今月のYoga Lesson:アヌローマ・ヴィローマプラーナーヤーマー 片鼻呼吸法
片鼻呼吸のやり方
① まず、両鼻から大きくたっぷり息を吸って、息を全て吐き出します
② 右手の親指で右の小鼻を押さえながら、ゆったりと左の鼻から息を吸います
③ 一瞬息を止めます(1秒程度)
④ 今度は、薬指で左の小鼻を押さえながら、右鼻から細〜く、長〜く、息を最後まで吐き出します
⑤ 次に右鼻から息を吸います
⑥ 一瞬息を止めます(1秒程度)
⑦ 今度は、右の小鼻を押さえながら、左鼻から細〜く、長〜く、息を最後まで吐き出します
意識するポイント
・呼吸は、たっぷりと深い呼吸を意識すること
・吸う息よりも吐く息に時間をかけましょう
・肩や腕の力を抜き、リラックスした状態で行いましょう
いかがでしたか?
あまりに当たり前すぎて、普段はなかなか意識する機会がない「呼吸」ですが、意識し続けることにより、自分の体調を知る良いバロメーターになります。日々の、小さなココロやカラダの変化にも気付けるようになります。
いままで気付かなかった何かを感じたり、いつもとは違う自分を発見できるかもしれません。身体がだるい、頭がスッキリしない、心が落ち着かない時など、是非実践してみてくださいね。
今日も、皆様にとって素敵な1日になりますように……。
素敵な出会いがありますように……。
今月のYoga講師
内田真代 (Mayo UCHIDA)
全米ヨガアライアンスRYT200
内閣府認証NPO法人日本予防学術協会認定ヨガインストラクター
NESTA シニアフィットネストレーナー
中高保健体育教員免許 (第一種)
高校、大学、社会人とチアダンスを続け、世界大会優勝という経験をもつ。
その際に怪我をしたことでヨガと出会う。
2016年、フリーヨガインストラクターとして独立。スポーツクラブ、ヨガスタジオ、外資系ホテル、Rize Tokyo様、社員の為の福利厚生としてヨガインストラクター専属契約。
2018年、ヨガの学びを深める為渡印。現在はポーズだけではなく自分自身を知る為の方法としてのヨガを伝えている。
六本木ミッドタウンパークヨガ講師としても参加をし、700人超のクラスを担当する。
—
FEELDOMインスタグラムでは、様々なフィットネスイベント情報を配信してます。
法人向けヨガ・フィットネスレッスンの様子がご覧いただけます。
https://www.instagram.com/feeldom18/