季節ごとの食をdelivery華表由夏の子どもと作るキャンプ料理「発酵いらずのしらすピザ」
ピザはみんなで作って楽しめる、キャンプ料理の代表的なメニューのひとつです。
生地をこねたりオーブンで焼いたりと、ハードルが高いイメージですが、意外に簡単!
パンのように膨らまなくてもいいので、必ずしも生地を発酵させる必要はないし、オーブンがなくてもフライパンやスキレットひとつあれば作れます。
子供にとってピザは作るのも食べるのも大好物! 野外でなら粉だらけになってもへっちゃらですよね(!?)。
強力粉、薄力粉どちらかだけでもできますが、今回はモチモチかつこねやすい生地にするために両方使いました。
薄力粉のみだと手につきやすいので、子供と作るときには強力粉を混ぜて使うのがおすすめ(強力粉のみだと弾力性が強くのばしにくくなるので要注意)。
ぜひ、チャレンジしてみてください!
材料
薄力粉 50g
強力粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1/2(3g)
塩 ふたつまみ(2g)
砂糖 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
ぬるま湯 75cc(水45cc+熱湯30cc)
マヨネーズ 適量
しらす 50g
ピザ用チーズ 好きなだけ
青ネギ 適量
作り方
ポリ袋に強力粉・薄力粉・バーキングパウダーを入れ、空気を含ませて軽く振ったら、ぬるま湯を加える。
塩・砂糖・オリーブオイルを加える。
袋の上からよくこねる。最初はべたつくが、5分くらいこねるとだんだんまとまってくる。途中から袋から出してこねてもよい。
生地がまとまってきたら、クッキングシートを敷いたスキレットに生地を取り出し、縁までのばす。弱火で焼き、焼き色がついたらひっくり返す。
上面にマヨネーズを塗り、シラス、チーズの順にのせて弱火でさらに焼き、火が通ったら完成。
お好みで青ねぎやのりをトッピングして召し上がれ。
市販のピザソースとチーズでもOK。火が強いと焦げやすいので気をつけて。
生地作りのポイントは、ぬるま湯! 手でさわれる40℃くらいが理想です。
水3:熱湯2で混ぜると簡単にできますよ。ぬるま湯の代わりに牛乳でもOKです。
華表由夏(とりい ゆか)
青森生まれ、東京育ちの35歳。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のメニュー監修やレシピ開発、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。
撮影/西山輝彦