カトラリーを手作りで。空き缶スプーン
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  • 自作・DIY

    2015.10.17

    カトラリーを手作りで。空き缶スプーン

    3.型を切り、コンロで熱する

    キャプチャ

    2の型を万能バサミで切ったらコンロの火(強火)で3~5分熱し、表部分の塗装と裏面のコーティングを焼き切る。最初は塗装が燃えて炎があがるが、すぐにおさまる。ヤケドしないよう、革手袋を着用して柄をペンチで挟む。

    4.ハンマーで叩く

    キャプチャ

    熱して少し赤くなったら、2の台にのせ、金づちで叩く。台のへりを使って形を整えていく。スプーンの熱が冷めてきたら、再度コンロで熱し、スチールを柔らかくしてから叩く。これを2~3度繰り返す。

    5.形を整える

    キャプチャ

    柄の部分を、谷折りにする(熱しなくても手の力で十分に曲げられる)。持ちやすくなると同時に、スプーンの強度が増し、150~200gくらいのものならば、すくっても曲がらないようになる。
    キャプチャ最後にヤスリでスプーンのへりを削ってバリを取る。形が整うだけでなく、断面が丸くなってスプーンを使ったときの口当たりがよくなる。柄の部分にもヤスリをかけると、持ったときに痛くない。

    【仕上げのひと工夫】

    キャプチャ

    穴を開けるときは電動ドリルを使うと簡単。板を下に敷いて、机や床を傷つけないように。

    キャプチャ

    スプーンの柄に穴を開ければ、細引きを通してカラビナなどにかけることもできる。屋内だけでなく、携帯して野外に持ち出したい

    【完成】キャプチャ

     

    教えてくれた人
    長谷部雅一
    長谷部雅一

    1977年生まれ。自然学校「Be-Nature School」のスタッフ。
    http://be-nature.jp/

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