季節ごとの食をdelivery華表由夏の子どもと作るキャンプ料理「釣りたてイワシのオイル煮」
初心者でも気軽に挑戦できるのが、防波堤で楽しむサビキ釣り。回遊してくる魚の群れを見つけ、疑似エサ付きの枝バリがたくさん付いた仕掛け(=サビキ)を落として釣る方法で、子どもでも簡単に釣ることができます。
この時期、いちばん簡単に釣れるのが、海の上層を泳いでいるイワシ。一度に何匹もかかるのが面白い。大量に釣れて一度に食べ切れそうもないときは、今回紹介するオイル煮で、保存食を作ってみてはどうでしょう。
材料
イワシ 好きなだけ(今回は3尾)
塩 2つまみ
オリーブオイルや米油など 適量
ニンニク 1片
赤唐辛子 1本
ローリエ 1枚
粒胡椒 ティースプーン1杯
ローズマリー 小1本
下準備
イワシの尾から頭側に指でなぞり、ウロコをやさしく取り、胸ビレのすぐ下で頭を落とす。
肛門から頭側に包丁を入れてから指で内臓を出し、水でよく洗い水気を拭く。小骨が気になる場合は腹側を一気に包丁で切り落としておく。
フライパンにイワシを並べて塩をふり、油をイワシの半分くらいまで入れる。薄切りしたニンニク、赤唐辛子、ローリエ、粒胡椒、ローズマリーを加えて弱火にかける。
フライパンを傾けながら、イワシの表面にもスプーンで油をかけるようにする。
15分くらいで火を止め、粗熱がとれたら完成。
バケットにのせていただきます!
パスタソースに使っても美味しいですよ。オイル煮の場合、あまりクセのない油がおすすめ。今回はオリーブオイルと米油を半々ずつ使いました。瓶などに入れて保存する場合には、イワシの表面が油から出ないようにしましょう。保存の目安は冷蔵庫で1週間くらいです。
華表由夏(とりい ゆか)
青森生まれ、東京育ちの35歳。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出すお店を営む。その後、飲食店のメニュー監修やレシピ開発、料理教室などに携わる。『こどもDIY部』で子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”を開催している。
撮影/西山輝彦