キャンプ人気の高まりとともにキャンパーのスタイルも細分化。それに伴いドーム型中心だったテントも、1ポール型やトンネル型、焚き火対応モデルなど、多様化を極めている。そんな目移り必至のテント選びで重要なテーマが、「ゆとり空間」と「設営スピード」だ。2点のどちらを重視するかで理想のテントをぐっと絞ることができる。
近年はロングトレイル対応の軽量テントも上部空間を広げ、軽い=狭いというイメージを払拭したものが増え、キャンプでも使いやすくなっている。ファミリーなら大型リビングを持つ2ルームテントや、ウォール(テントの壁面)の角度を大きく取り内部空間を広くした1ポールテントが狙い目だ。
一方で、どんな環境でも素早く設営できるのはドーム型の真骨頂。狭め区画サイトでレイアウトしやすいという利点も見逃せない。眠るだけで十分なら、ポップアップテントやワンタッチテントもありだ!
1ポールテントとは
底面をペグで固定したら、まっすぐなポールをテントの中心部に立てるだけ。フレームの組み合わせを考えずにすむので設営は短時間で終了する。意外と耐風性が高いことも人気の理由。注意したいのは、フロア面積に比べて頂上部分が狭いこと。スペックだけではわかりにくいが、高さを抑えたものは周辺部が低く、思った以上に小さく感じることがある。1ポールテントを手にするなら、あらかじめ設営した状態を確認しておきたい。最近は壁面を立ち上げて有効面積を広げたり、Y型ポールや2本のポールで上部空間を広げたりした派生型も増えている。
チャムス / CHUMS
ブービーティピー
Booby Teepee
大胆プリントとトンガリ屋根でインパクト大。フロアまでかわいい柄で、全方向抜かりなし。ドアパネルが大きく開くので荷物を持ったままでもストレスなくアクセスできる。インナーテントは上半分がメッシュになっており、真夏のキャンプ場でこもりがちの熱気をスムーズに排出する仕組みだ。
上部メッシュで通気性良好! トップにあるメッシュのおかげで上部にたまりがちの熱気や湿気を排出しやすくなっている。大きく開くドアパネルも夏の暑さ対策にひと役買う。フロアは四角形なので、インナーテント内のレイアウトもスッキリ。チャムスらしいポップなデザインは全4種類。定員2名。
総重量:2.8kg サイズ:216×216×H156cm 素材:【フレーム】スチール 【フライ】68Dポリエステルタフタ 【インナー】【フロア】ともに70Dナイロンタフタ。
ドームテントとは
しなやかなフレームを組み合わせて半球形を形作るドームテントは、極地ベースキャンプ用、登山用、ファミリーキャンプ用などサイズもフレームの組み合わせ方も豊富にそろっている。一般に、フレームの数が多く、交点が多いほど耐風性が高くて居住性の高いテントとなるがその分、重くなる。最近はフレームが少なくてもコードで引っ張るなど空間を広げた居住性のいいテントも増えている。やはり設営された状態で購入前に確認しておきたい。設営の方法も、あらかじめショップで教えてもらうことをおススメする。
ニーモ・イクイップメント / NEMO Equipment
ホーネットストーム2P
HORNET STORM 2P
1kgを下回る重量なのに居住性を損なわないホーネットシリーズがアップデート。インナーテントには風の侵入を防ぐブリーザブルナイロンを採用。また、インナーテント上部に特許出願中のクリップを取り付けることで軽さを維持したまま上部空間にゆとりを持たせることに成功している。前室も室内も広々。
総重量:940g サイズ:215×252(前室61)×H98cm 収納サイズ:非公表 素材:【フレーム】非公表 【フライ】10Dシルナイロン 【インナー】10Dナイロン【フロア】15Dシルナイロン
2ルームテントとは
ドームテントの前室を大胆に広げた派生型テントで、ファニチャーをセットしてリビングのように使えるのが最大の特徴だ。リビング+インナーテント(寝室)が1つのものを2ルームと呼んでいるが、今やインナーを2つ装着する2ベッドルーム、ベッドルームをさらに半分に仕切れるものなど、2ルームの枠を超えたテントが登場している。2ルームテントは連泊で快適に過ごせるが、大半がインナーテントを取りはずしてシェルターとしても使えるためデイキャンプでも活躍。重量感はあるが、活躍シーンは思いのほか広い。
ムラコ / MURACO
ZIZ 5P
4方向、いずれのパネルからでも出入り可能で、4面すべてのパネルが張り出しOK。なかでも前後にある2枚のパネルは長く伸ばしてタープ並みに有効面積を拡大できるユニーク機構を持っている。別売りのインナーテントをもう1つ装着して寝室を2つにしてもよし。インナーはどちらに取り付けてもOK。ソリッドなオールブラックは気温上昇を抑制する効果あり。定員5名。
総重量:17kg サイズ:310×580(前室370)×H205cm 収納サイズ:73×34×22cm 素材:【フレーム】A7001超々ジュラルミン 【フライ】【インナー】【フロア】いずれも68Dポリエステルリップストップ
ポップアップ&ワンタッチテントとは
ロックをはずすと自然に広がるポップアップテントや、折りたたみ傘のようにフレームを伸ばすだけで設営できるワンタッチテントは、誰でもあっという間に設営できる優れもの。半面、撤収にコツがいるので予習は不可欠だ。比較的小型のテントが多く、タープやシェルターの中にセットしてインナーテント的に使う人も増えている。
ケシュア / Quechua
キャンプポップアップテント 2SECONDS XL FRESH&BLACK 2人用
2SECONDS XL FRESH&BLACK
2秒で設営できる2SECONDSシリーズ最新作。前室付きになり、ゆとりあるデザインとなった。フライは遮熱・遮光加工を施しており、日中の暑さを大幅に軽減してくれる。また、専用ラボでは50㎞/hの耐風実験、200L/sqm/hの防水実験を行なっており、タフな環境にも対応することを実証。定員2名。
総重量:4.3kg サイズ:170×270(前室60)×H105cm 収納サイズ:φ74×9cm 素材:【フレーム】グラスファイバー 【フライ】【インナー】ともにポリエステル 【フロア】ポリエチレン。
1~2人用テント
軽くて機動力の高い1~2人用テントは頭上の圧迫感が少ないモノがベスト。荷物の置き場所を確保できるかもポイントだ。2人利用ならドアパネルが2方向にあると行動を制限されず心地良く過ごせる。
コールマン / Coleman
ツーリングドーム ST
TOURING DOME ST
コールマンのドーム型ソロテント。設営しやすさ、価格のバランスがちょうど良く、クルマやオートバイでのソロキャンパーに人気を博している。前室に十分な広さがあり、雨天時でも快適に過ごせるのが高ポイント。撤収のしやすさもピカイチだ。
総重量:4.4kg サイズ:210×120×H100cm 素材:【フレーム】FRP 約φ8.5mm×2 【フライ】75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)【インナー】68Dポリエステルタフター/68Dポリエステルタフタ
エムエスアール / MSR
ゾイック2
ZOIC 2
メインポールは連結されているので、設営に迷いなし。劣化しにくい新開発のコーティング技術、そしてシームテープではなく縫製技術により耐水性を確保するなど、従来のテントよりも軽くて長く使えるようになった。インナーテントは広めなので荷物を室内に置いてゆっくり体を休められる。定員2名。
総重量:2.19kg サイズ:223×289(前室76)×H100cm 収納サイズ:φ13×53cm。素材:【フレーム】7000シリーズアルミ 【フライ】40Dリップストップナイロン 【インナー】15Dナイロンマイクロメッシュ 【フロア】70Dナイロンタフタ
ゼログラム / ZEROGRAM
PCT UL2 MF
アメリカの3大トレイルのひとつを名前につけているだけあり、ダブルウォールで定員2名なのに総重量は1.4kg未満を実現。ロングトレイルでもストレスなく持って歩ける軽さと居住性が自慢のテントだ。インナーテントはルーフも側面も結露に強く、通気性がある特殊なメッシュ(モノフィラメント)を採用し、1年を通して快適に過ごせる。
総重量:1.36kg サイズ:130×287(前室55)×H100cm 収納サイズ:φ15×42cm 素材:【フレーム】DACフェザーライトNSL 【フライ】10Dナイロン 【インナー】15Dリップストップナイロン、20DナイロンMF 【フロア】15Dリップストップナイロン
タラスブルバ / TARAS BOULBA
ツーリングテント ALRP
TOURING TENT ALRP
魚座型フレームで上部空間が広く、圧迫感を感じにくい。インナーテントはフロア以外オールメッシュで通気性は申し分なし。後室からの出入りも可能で2人利用時はもちろん、荷物の出し入れが楽にできるようになっている。収納サイズはオートバイのリアキャリアに積載しやすい幅55cmなのも気が利いている。
総重量:2.6kg サイズ:250×210×H90cm 収納サイズ:φ18×55cm 素材:【フレーム】アルミニウム合金 【フライ】ポリエステル 【インナー】ポリエステル 【フロア】ポリエステル
ニーモ・イクイップメント / NEMO Equipment
アトム1P
ATOM 1P
初めてテントを購入する人にもニーモの高い技術と品質を提供することが開発テーマで、コスパのいいソロ用山岳テント。インナーテントのドアは風の侵入を防ぎつつ通気性を持たせたブリーザブルナイロン製。奥行き最大60cmの台形型前室は、登山靴など汚れた荷物を置くのにも十分な広さとなっている。
総重量:1.28kg サイズ:210×150(前室60)×H105cm 収納サイズ:非公表 素材:【フレーム】非公表 【フライ】20Dシル/ポリウレタン・ナイロン 【インナー】40Dナイロン/メッシュ 【フロア】75DPeUポリエステル
ヘリノックス / Helinox
Tac.アタック1.5p
Tac. Attack 1.5p
短いフレームはハブでつながっているため分割されているフレームは3本のみ。シングルウォールだがドアパネルにはメッシュが装備されているので、虫の侵入を防ぎつつ風を通せるのがうれしい。ソロ用の1Pもあるが、1.5Pなら奥行・幅ともに約30cm広く、荷物の多い人、大柄な人、ゆったり過ごしたい人は1.5Pを選択したい。
総重量:2.21kg サイズ:123×280(前室65)×H98cm 収納サイズ:φ17×50cm 素材:【フレーム】DACフェザーライトNSL 【フライ】20Dリップストップナイロン 【インナー】なし 【フロア】40Dリップストップナイロン
ホールアース / Whole Earth
ツーリングテント
TOURING TENT
自転車やオートバイでのキャンプ旅に適した収納サイズ。耐水圧1,200mmのフライシートや、インナーテント上部にはベンチレーションを兼ねたメッシュになっているなど、スタンダードな機能を持たせつつコストパフォーマンスに優れたテントに仕上がっている。2人使用時は前後からそれぞれのドアパネルでアクセスOK。
総重量:2.3kg サイズ:210×210×H110cm 収納サイズ:48×13×13cm 素材:【フレーム】グラスファイバー 【フライ】【インナー】ともにポリエステル 【フロア】150Dポリエステル
フィールドア / FIELDOOR
フィールドキャンプドーム100
FIELD CAMP DOME 100
シンプルなクロスフレーム構造で、ビギナーでもひとりで簡単に設営できるソロ用テント。フライシートには遮熱効果のあるシルバーコーティングを施しており、夏の日差しを考慮した作りとなっている。軽くてしっかり決まるアルミ製の自在金具、大きく開くD型ドアなどこだわり機能を搭載している。全3色。
総重量:2.2kg サイズ:210×105×H110cm 収納サイズ:φ18×44cm 素材:【フレーム】A7075系超々ジュラルミン 【フライ】【インナー】ともに68Dポリエステル 【フロア】210Dポリエステル
3~4人用テント
家族で使えるサイズにもかかわらずいざというときは、ひとりで設営できるのが3~4人用テントのメリット。人数分の靴や荷物が置ける広め前室があることも確認しておきたい。
ヒルバーグ / Hilleberg
アラック3
ALLAK3
あらゆる季節・場所で頼りになる「アラック」にひと回り大きなサイズが仲間入り。フライシートには圧倒的な引き裂き強度と耐久性を誇る独自素材”ケルロン1200″を採用している。冷気をあてながら折り伏せ縫いをして縫い目が広がらないようにするなど、細部にまでこだわる設計はさすが。全3色。定員3名。
総重量:3.7kg サイズ:230×310(前室70cm)×H110cm 収納サイズ:φ19×53cm 素材:【フレーム】アルミ 【フライ】ケルロン1200 【インナー】30Dリップストップナイロン 【フロア】70Dナイロン
コールマン / Coleman
ツーリングドーム LX(ナチュラルカモ)
TOURING DOME LX
人気のテントに新柄が登場した。キャノピーポールで前室部分を高くしたテントは出入りしやすく、開放感良し。気分よく滞在できる。前室には長靴やブーツをそのまま置けるので、名前の示すとおり、オートバイツーリングに活躍するテントだ。定員3名だがひとりでも建てやすく、ソロでゆったり過ごしてもいい。
総重量:5.6kg サイズ:210×345(前室110)×H110cm 収納サイズ:φ24×60cm 素材:【フレーム】FRP 【フライ】75Dポリエステルタフタ 【インナー】68Dポリエステルタフタ 【フロア】75Dポリエステルタフタ
ロゴス / LOGOS
エアマジックドームM-AH
AIR MAGIC DOME M-AH
風でフレームが折れる心配がないエアテントで、設営時間は、適量を教えてくれる付属のポンプで空気を注入することわずか90秒! ロゴス独自のベンチレーターの役割をもつC型ドアパネルを搭載しているので夏も涼しく眠れる。前室にはウェルカムシートが付いており、靴の脱ぎ履きが楽にできる。定員3名。
総重量:7.2kg サイズ:230×295×H155cm 収納サイズ:66×26×26cm 素材:【フレーム】なし(チューブはTPU) 【フライ】難燃性68Dポリエステルタフタ 【インナー】ポリエステル 【フロア】210Dポリエステルオックスフォード
キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG
クレセント3人用ドームテント
シンプル構造でビギナーでも迷いなく立てられるロングセラーテント。今シーズンより全4色となりコーディネイトに合わせてフライシートの色を選ぶ楽しみが増えた。インナーテントは、ドアパネルだけでなくサイドウォールにも大型メッシュを備えており十分な通気性を確保している。定員3名。
総重量:2.5kg サイズ:200×200×H130cm 収納サイズ:66×14×14cm 素材:【フレーム】グラスファイバー 【フライ】ポリエステル 【インナー】ポリエステル、ポリエステル1mmメッシュ 【フロア】PEクロス
エムエスアール / MSR
エリクサー4
ELIXIR 4
エムエスアールのバックパック用テントシリーズの中でも居住性自慢なのがこのエリクサー4。天井部分に短いポールを追加することで上部が広がり、圧迫感を解消しているのがその理由だ。入り口のファスナータブは蓄光にしており、夜間の出入りに配慮している。比較的厚手の生地を用いているので耐久性も良好。定員4名。
総重量:4.26kg サイズ:223×375(前室76)×H121cm 収納サイズ:φ20×56cm 素材:【フレーム】7000シリーズアルミ 【フライ】68Dポリエステルリップストップ 【インナー】40Dリップストップナイロン 【フロア】70Dナイロンタフタ
エムエスアール / MSR
パパハバ NX
PAPA HUBBA NX
今シーズンよりサイクロンポールを採用したアップデート版をリリース。サイクロンポールはイーストン社と共同開発したフレームで、驚きの軽さと屈曲性を持たせている。これにより、キャンプ中にフレームが破損する不安を大幅に軽減。また、壁面がまっすぐ立ち上がるので居住性の良さもいっそう高まった。定員4名。
総重量:3.17kg サイズ:236×340(前室61)×H112cm 収納サイズ:φ17×53cm 素材:【フレーム】イーストンサイクロン 【フライ】20Dリップストップナイロン 【インナー】15Dナイロンマイクロメッシュ、20Dリップストップナイロン 【フロア】30Dリップストップナイロン
ムラコ / MURACO
ニンバス4P
NIMBUS 4P
魚座型フレーム+センターポールで耐風性の高さに自信あり。フレームにはYunan社のウルトラライトを採用するなど軽さもなかなか優秀だ。前室は奥行き160cmで荷物の多い人も安心して保管できるほど広い。前方から後方へスムーズに空気を通す設計で、熱気を素早く排出する。フライシートのみでも自立可能だ。定員4名。
総重量:3.441kg サイズ:260×380(前室160)×H155cm 収納サイズ:55×22×22cm 素材:【フレーム】Yunan ウルトラライト【フライ】【インナー】【フロア】いずれも40Dリップストップナイロン
コールマン / Coleman
ウェザーマスターブリーズドーム/270
WEATHER MASTER BREATHE DOME /270
インナーテントにはポリエステルとコットンの混紡素材を採用しており、通気性良好。効率のいいベンチレーターと相まって蒸し暑い日本の夏を心地よく過ごせる。肌寒い季節はフライのスカートを留めることで対応できるので安心。パネルを張り出した際のタルミを防ぐハイビューシステムを搭載し、開放感がある。定員4名。
総重量:9.8kg サイズ:340×460(前室130)×H180cm 収納サイズ:φ26×74cm 素材:【フレーム】アルミ合金 【フライ】75Dポリエステルタフタ 【インナー】コットン混紡ポリエステル、68Dポリエステルタフタ 【フロア】210Dポリエステルオックスフォード
スノーピーク / Snow Peak
ランドブリーズ4
LAND BREEZE 4
魚座型と三つ又フレームの組み合わせで耐風性と居住性を両立したロングセラーモデル。蒸し暑い夏は前・後室の大型メッシュパネルが涼しい風を通し、肌寒い秋冬は全周に取り付けられたスカートが冷気を遮断する。また、耐水圧1,800mmミニマムを保証しており、オールシーズンで快適にすごす機能が搭載されている。定員4名。
総重量:6.9kg インナーサイズ:220×260×H132cm 収納サイズ:75×26×22cm 素材:【フレーム】ジュラルミンA7001 【フライ】75Dポリエステルタフタ 【インナー】68Dポリエステルタフタ 【フロア】210Dポリエステルオックス
5人用~テント
ビッグサイズのテントなら子供が成長しても家族みんなでゆったり過ごせて滞在時のストレスを軽減。大きなメッシュ窓と優秀なベンチレーターがあれば、みんないっしょでも涼しく眠れる。
オガワ / ogawa
アイレ
メインフレームは誰もが迷わず設営できるようつながっている。フレームにはあらかじめ角度が付いているため壁面が大きく立ち上がっており、面積以上にゆとりを感じる。前室、インナー、そしてフライの両サイドに大型メッシュ窓が装備されるなど、真夏の蒸し暑さを解消する工夫がそこかしこに見られるテントだ。定員6名。
総重量:11.5kg(付属品のぞく) サイズ:310×495(前室130)×H184cm 収納サイズ:75×35×27cm 素材:【フレーム】6061アルミ合金 【フライ】75Dポリエステル 【インナー】68Dポリエステル 【フロア】210Dポリエステル
ビッグアグネス / Big Agnes
フライングダイヤモンド6
Flying Diamond 6
ビッグサイズのインナーテントは仕切り布付きで、ファスナーを使って閉じると4名+2名に分割できる。夏は開放して涼しく、冬は狭くして暖かくすごすという使い方も。上部にベンチレーターが集中しており冷たい風が室内に入りづらい。インナーテント内にはポケットが豊富で連泊中に散らかりがちな小物を整理整頓しやすい。定員6名。
総重量:9.27kg サイズ:213×538(前室132)×H170cm 収納サイズ:24×33×58cm 素材:【フレーム】DAC DA 【フライ】リップストップポリエステル 【インナー】通気加工ポリエステル、ポリエステルメッシュ 【フロア】ポリエステル
サーマレスト / Therm-a-rest
トランクイリティー6
Tranquility 6
本体側面とフロアにポリウレタンコーティングを施した素材とすることであえてハーフフライとしている。これにより、ゆとりのサイズなのに軽量化を実現した。また、A型ポールを組み合わせ、上空のスペースを最大化させており想像以上の広さを体感できる仕組み。入り口がフラットなので小さな子も安心して出入りできる。定員6名。
総重量:9.25kg サイズ:241×254×H193cm 収納サイズ:60×39×25cm 素材:【フレーム】7000シリーズアルミ 【フライ】68Dリップストップポリエステル 【インナー】【フロア】ともに150Dポリエステルオックスフォード
ロゴス / LOGOS
neos AL PANEL V-DOME WXL-AI
フレームをクロスさせた同社独自の”パネルシステム”を搭載しフルクローズ時の耐風性に定評がある。ファスナーを使わなくても素早く開け閉めできることと、張り出した状態でもパネル上には雨がたまりにくいことが自慢だ。別売りのカーセット用ジョイントを使えば、クルマとの接続も簡単に行なえる。定員6名。
総重量:9kg サイズ:335×420(前室105)×H165cm 収納サイズ:72×24×24cm 素材:【フレーム】6061アルミ、グラスファイバー 【フライ】難燃性68Dポリエステルタフタ 【インナー】【フロア】ともに68Dポリエステルタフタ
2ルームテント
ファニチャーを置けるほど背が高くて広い前室=リビングを持つ2ルームテント。テントとタープを接続するよりもシームレスに動けるので悪天候時も快適。ロングステイに利用したいテントでもある。
オガワ / ogawa
ティエラ リンド
Tierra Lindo
ogawaの名作「ティエラ」の立てやすさ、機能性はそのままサイズダウンさせた注目の新作テント。ベンチレーターはテント内からも操作でき、小さなテントではあるが、通気性のいいゆとりのリビングが手に入る。セルフスタンディングテープのおかげでフレームが自立するため使用シーンは幅広い。定員3名。
総重量:9.4kg(付属品のぞく) サイズ:287×445(前室225)×H180cm 収納サイズ:70×28×28cm 素材:【フレーム】6061アルミ合金 【フライ】75Dポリエステル 【インナー】68Dポリエステル 【フロア】210Dポリエステル
キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG
モンテ スクリーンツールームドームテント〈5~6人用〉
インナーテントは前後に大型ドアパネルを搭載しているうえ、リビングは3方向を開放できる。たくさんの荷物を入れた状態でもテント内へのアクセスがイージーだ。キャノピーポール2本が付属しているので、サイドのパネルを張り出せば、明るいベージュカラーと相まって開放感バツグンのリビングが生まれる。定員6名。
総重量:16kg サイズ:280×620(前室280)×H190cm 収納サイズ:70×20×20cm 素材:【フレーム】グラスファイバー 【フライ】70Dポリエステル 【インナー】70Dポリエステル、ポリエステル1㎜メッシュ 【フロア】150Dポリエステル
コールマン / Coleman
トンネル2ルームハウス LDX+
TUNNEL 2-ROOM HOUSE LDX+
日光を90%ブロックする“ダークルームテクノロジー”を搭載した話題のシリーズに、待望の2ルームテントが仲間入り。ポールを平行に通すトンネル型なので大型でも設営は簡単だ。ドアパネル上部にひさしをもうけており、暑い日はドアパネルを開放したままでも雨が入り込みにくい。この仕様は同社の十八番。定員5名。
総重量:19kg サイズ:330×660(前室260)×H200cm 収納サイズ:72×31×26cm 素材:【フレーム】アルミ合金、FRP 【フライ】75Dポリエステルタフタ 【インナー】68Dポリエステルタフタ 【フロア】210Dポリエステルオックス
スノーピーク / Snow Peak
エントリー2ルーム エルフィールド
ENTRY 2 ROOM ELFIELD
エントリーモデルながら快適なリビングを生み出すルーフシート付き。インナーは吊り下げ式で、色分けされたフレームは直感的に設営できるため初めての大型シェルターとして購入してもいい。サイドドアパネルは本体内側のフックに引っかけることで巻き上げなくても開放しておけるようになっているのもありがたい。定員4名。
総重量:15.5kg サイズ:380×600×H210cm 収納サイズ:83×34×30cm 素材:【フレーム】A6061 【フライ】75Dポリエステルタフタ 【インナー】68Dポリエステルタフタ 【フロア】210Dポリエステルオックス
タラスブルバ / TARAS BOULBA
キャタピラー2ルームシェルター
8枚のパネルを持つド迫力の2ルームテント。インナーテントは吊り下げ式で前後どちらに取り付けてもよく、設営時の悩みを解消している。フライシートの前面と側面はすべてメッシュパネル付きなのでシェルター利用時の開放感は格別だ。雨の影響を受けやすいフライシートとフロアは耐水圧3,000mmを約束する。定員4名。
総重量:26kg サイズ:300×575×H195cm 収納サイズ:72×44×42cm 素材:【フレーム】アルミニウム合金 【フライ】【インナー】【フロア】いずれもポリエステル
ハイランダー / Hilander
エアートンネルルーミィ
AIR-TUNNEL ROOMY
空気を入れるだけのエアテントなので、大型なのに設営時間はわずか15分。透明チューブの外側に極厚生地を被せた2重構造チューブを採用し、破れ対策は万全だ。ビッグサイズだが8×8mの区画サイトに十分収まること、そして大きめのメッシュポケットや電源引き込み口が便利。定員4名。
総重量:20kg サイズ:310×640(前室390)×H205cm 収納サイズ:58×38×38cm 素材:【フレーム】なし 【フライ】75Dポリエステル190T 【インナー】【フロア】ともにポリエステル170T
テントファクトリー / TENT FACTORY
トンネル2ルームテントL(アルミポール)
通気性と保温性を備えたと話題のテントに、ロングステイが楽しくなる全長560cmのロングサイズが誕生した。アルミ製のフレーム4本は少しずつ長さが異なっているが、スリーブと同色なので設営は簡単だ。防水性を高めるPE製のグラウンドシート付きで、雨の多いシーズンも安心して過ごせる。定員5名。
総重量:13.6kg サイズ:255×560(前室350)×H190cm 収納サイズ:66×28×28cm 素材:【フレーム】アルミ、スチール 【フライ】68Dポリエステルタフタ210T 【インナー】75Dポリエステルタフタ187T 【フロア】150Dポリエステルオックスフォード
ロゴス / LOGOS
neos ALストリームドゥーブル・PLR XL-AL
人気のneosドゥーブルに軽量でタフなアルミフレームバージョンが登場。高さを160cmに抑えることで風の影響も受けにくい。また、メインフレームを差し込むスリーブは、片側が袋状に閉じているので立ち上げる際に不意にはずれることはない。インナーテントは、ドアを閉めたまま電気コードを取り込めるファスナーを搭載。
総重量:10kg サイズ:295×590×H160cm 収納サイズ:66×24×24cm 素材:【フレーム】6061アルミ 【フライ】難燃性68Dポリエステルタフタ 【インナー】【フロア】ともに68Dポリエステルタフタ
ロゴス / LOGOS
グランベーシック エアマジック リビングハウス WXL-AI
エアルーム人気を作り上げた「エアマジック」シリーズに2ルームが登場。フレームの通し方をあれこれ考える必要はなく、ひたすらバルブから空気を入れるだけ。約8分で設営完了だ。万一、一部が破損した場合でも、全体の空気が抜けないシステムとなっているのは安心。適量の空気を入れられる専用ポンプ付き。定員6名。
総重量:28kg サイズ:380×630×H215cm 収納サイズ:85×40×40cm 素材:【フレーム】なし(TPUチューブ、6061アルミ) 【フライ】難燃性150Dポリエステルオックスフォード 【インナー】68Dポリエステルタフタ 【フロア】210Dポリエステルオックスフォード
とんがり屋根が印象的な1ポールテント。フロア全周をペグで固定したらテント中央にポールを1本立てるだけ。誰でも簡単にセットアップできるうえ思いのほか風に強い!
オガワ / ogawa
グロッケ8
「グロッケ」にひとまわりコンパクトサイズがリリースされた。周囲の立ち上がりは従来モデルと同じ72cmなので、フロアは小さくなっても圧迫感なし。かえってゆとりを感じるほどだ。リップストップ生地を採用しており、総重量が10kg以下に収まっているのもうれしいニュース。別売りハーフインナーあり。定員4名。
総重量:8.6kg(付属品のぞく) サイズ:335×335×H225cm 収納サイズ:76×28×28cm 素材:【フレーム】6061アルミ合金 【フライ】75Dポリエステルリップストップ 【インナー】なし 【フロア】210Dポリエステル
オガワ / ogawa
アテリーザ
ポール上部をY型にすることで同サイズのワンポールテントより断然広い室内空間を得ることができた。ogawa「ピルツ」ゆずりのトップベンチレーターを搭載し、温度・湿度調整は楽々。付属はグラウンドシートのみだが、別売りでハーフインナーを用意しているので、冬キャンプを目指すなら手に入れたい。定員6名。
総重量:10.3kg(付属品のぞく) サイズ:410×375×H260cm 収納サイズ:80×29×29cm 素材:【フレーム】6061アルミ合金 【フライ】75Dポリエステルリップストップ 【インナー】なし 【フロア】210Dポリエステル
キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG
CSクラシックス ワンポールテントDXオクタゴン400UV
立ち上がり40cmで端まで有効利用できる。春先や晩秋の冷え込む時期はあたたかく過ごせるよう専用ハーフインナー(定員3名)が付属しておりオトク感あり。ハーフインナーは左右どちら側に装着してもよし。定員8名。ひと回り大きな460(460×460×H300cm。¥140,000)もあるので大家族はこちらを選択。
総重量:15kg サイズ:400×400×H250cm 収納サイズ:74×32×32cm 素材:【フレーム】スチール 【フライ】210Tポリエステルリップストップ 【インナー】ポリエステル、ポリエステルノーシームメッシュ 【フロア】210Dポリエステルオックスフォード
ニュートラルアウトドア / NEUTRAL OUTDOOR
GEテント5.0
GE Tent 5.0
ナチュラルカラーのポリエステル生地を採用したGEテントテントに待望の500cmサイズが追加された。グラウンドシートは着脱自在なのでフロアレスにしたり、半分まくって土間にもできる。6〜12名用でドアパネルを前後に用意。別売りインナールーム(定員4名)を装着して2ルームのように寝室とリビングを分けてもいい。
総重量:17kg サイズ:500×500×H300cm 収納サイズ:97×28×23cm 素材:【フレーム】アルミニウム 【フライ】68Dポリエステルリップストップ 【インナー】別売り 【フロア】ポリエチレン
チャムス / CHUMS
ブービーハウス
Booby House
ビッグサイズのワンポールはインパクト大のデザインで遠くからでもしっかりアピール! 広いエントランスはサブポールを立てることでキャノピーを生み出す仕組みで、単純な構造に思えるが効果が高い。タイダイ柄などほかにはない全4色で、サブポールやファスナーの色にもこだわりが感じられる。定員6名。
総重量:9.2kg サイズ:400×400×H260cm 収納サイズ:70×25×20cm 素材:【フレーム】スチール 【フライ】68Dポリエステルリップストップ 【インナー】なし 【フロア】150Dポリエステルオックス
テントファクトリー / TENT FACTORY
TCワンポールテント
コットン55%混紡のポリコットン製でありつつ、出入り口にはメッシュパネルを搭載しているため蒸し暑い季節でもさわやかに過ごすことができる。ナチュラルな雰囲気も今の気分。ガイドひもがあるので、フロアレスでも1回で設営が決まる。耐水圧2,000mmを備えた実力派だ。定員4名。
総重量:13kg サイズ:460×390×H280cm 収納サイズ:65×25×25cm 素材:【フレーム】スチール 【フライ】ポリコットン 【インナー】なし 【フロア】なし
ハイランダー / Hilander
ワンポールテント300
ONE-POLE TENT 300
上部に4つのベンチレーターを配しており、ワンポールならではのトンネル効果と相まって熱気をスムーズに排出する。インナーテントのドアパネルにはメッシュが搭載されており、涼しい風を通しつつイヤな虫が入りにくいよう配慮されている。インナーテントは吊り下げ式で、取りはずして使ってもいい。定員3名。
総重量:7kg サイズ:330×330×H270cm 収納サイズ:74×22×22cm 素材:【フレーム】スチール 【フライ】75Dポリエステル 【インナー】68Dポリエステル 【フロア】ポリエステルオックス
ロゴス / LOGOS
ナバホEX Tepeeリビング400-AI
人気シリーズに、前室を搭載したティピーの新モデルが誕生し、話題となっている。前室は大きくて雨の日でも出入りしやすく、キャノピーを別売りポールで張り出せば大型リビングとしても活用できる。インナーテントには冬キャンプに便利な電気コード取り入れ口が付いており一年中快適キャンプ! 定員7名。
総重量:8.6kg サイズ:465×400(前室120)×H235cm 収納サイズ:56×21×21cm 素材:【フレーム】7075超々ジュラルミン 【フライ】難燃性68Dポリエステルタフタ 【インナー】【フロア】ともに68Dポリエステルタフタ
2本のポールを使うテントはゆとりのリビングをもつタープ+インナー、ワイルドな軍幕+フロア、そしてロッジ型風テントなど個性派ぞろい。キャンプ場でのアピール度はピカイチだ。
キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG
CSクラシックス キャンプベースUV
大型シェルターにインナーテント、ストレートのポール2本+Y型ポール、キャノピーポールが付属されており、このセットだけで多彩な張り方ができる。インナーテントは左右どちらに取り付けても良く、混雑したフリーサイトでレイアウトを決めやすい。明るいベージュで全閉にしても圧迫感がない。定員5名。
総重量:14.7kg サイズ:680×380×H220cm 収納サイズ:72×24×23cm 素材:【フレーム】スチール 【フライ】210Tポリエステルリップストップ 【インナー】185Tポリエステル、ポリエステルノーシームメッシュ 【フロア】150Dポリエステルオックスフォード
スノーピーク / Snow Peak
ヘキサイーズ1
HexaEase 1
変形六角形タープにインナーテントを吊るすことでキッチンやリビングに必要十分な前室スペースを確保しており、ワイルド気分で過ごしたいソロキャンパー向き。後部2辺を地面まで下ろせるので、気になる雨対策は万全だ。フライ(タープ)は同社自慢のシールド加工を施しているため、真夏の暑さにしっかり対応する。定員1名。
総重量:5.2kg サイズ:325×490×H210cm 収納サイズ:62×19×23cm 素材:【フレーム】A6061 【フライ】210Dポリエステルオックス 【インナー】68Dポリエステルタフタ 【フロア】210Dポリエステルオックス
テンマクデザイン / Tent-Mark Designs
大炎幕
伝統のパップテントを参考に、フロアやサイドフラップを取り付けて快適性を高めた「炎幕」に待望のデュオタイプが登場した。オールコットンではなく本体はポリエステル。キャノピー部分のみコットン100%となっており、軽量化しつつも、キャノピーそばでの焚き火に配慮した作りだ。定員2名。
総重量:8.2kg サイズ:350×270×H155cm 収納サイズ:62×23×23cm 素材:【フレーム】スチール 【フライ】210Dポリエステルオックス、コットン 【インナー】なし 【フロア】210Dポリエステルオックス
ニュートラルアウトドア / NEUTRAL OUTDOOR
LGテント 4.0
LG Tent 4.0
2本のポールを使ったトラディショナルなスタイルが新鮮。ボトムは全周ファスナーなので取りはずしたり、半分土間にしたりと自由にアレンジできる。コットンに見えるがポリエステル生地を採用することで重量を大幅に抑え、設営・撤収が楽になっている。別売りで専用インナーテントがあるので寒い時期はプラス可。定員6名。
総重量:12kg サイズ:300×300×H185 cm 収納サイズ:85×35×30cm 素材:【フレーム】アルミニウム 【フライ】68Dポリエステルリップストップ 【インナー】別売り 【フロア】 ポリエチレン
時間をかけてサイトの準備をするよりもパパッと準備を終えて遊びに出かけたい人は手を離すだけで広がるポップアップや中央を持ち上げるだけで伸び上がるワンタッチ構造のテントが時短に役立つ。
クイックキャンプ / QUICK CAMP
Wウォールテント
フレームをロックしてから持ち上げ、天井部分のハブパーツをかみあわせるだけ。インナーテントもあらかじめ取り付けられているのでわずか30秒で設営完了だ。直感的に設営できるが、動画QRコード付きなので不安なときはいつでもどこででも確認できる。クイックテントビギナーに頼もしいサービスだ。定員3名。
総重量:4.3kg サイズ:220×220×H130cm 収納サイズ:78×17×17cm 素材:【フレーム】ファイバーグラス 【フライ】ポリエステル 【インナー】ポリエステル 【フロア】PE
コールマン / Coleman
クイックアップドーム/W+
QUICK-UP DOME/W+
インナーテントはサッと広げるだけでいいポップアップタイプを採用しており、最後にフライシートをかけてペグダウンすれば設営終了となる。地面まですっぽり覆うフルフライシートのおかげで雨を防ぎつつしっかり換気できるなど結露対策は万全だ。電源コード引き出し口あり。定員2名。
総重量:3.9kg サイズ:180×260(前室50)×H110cm 収納サイズ:φ68×6cm 素材:【フレーム】スチール 【フライ】75Dポリエステルタフタ 【インナー】68Dポリエステルタフタ 【フロア】75Dポリエステルタフタ
ディーオーディー / DOD
キノコテント
KINOKO TENT
頂上部分を持ち上げるだけで設営できるワンタッチ構造を採用。ワンタッチ式は耐風性に不安があるが、約13.9〜17.1m/sの耐風テスト済みなのが頼もしい。壁面が垂直なのでフロア面積以上に広く感じるデザインだ。上部と下部に大型メッシュパネルを搭載し、開放感良し。専用グラウンドシート付き。定員大人2名+子供2名。
総重量:11.2kg サイズ:328×328×H168cm 収納サイズ:90×25×25cm 素材:【フレーム】アルミ合金、スチール 【フライ】150Dポリエステル 【インナー】なし 【フロア】210Dポリエステル
テントのメンテナンス術
使用後の乾燥と汚れの除去が基本。このふたつをしておくだけでも、寿命は延びる。全体的に汚れてきたら中性洗剤で手洗いしてもOK。防水機能が低下したら防水液などを塗布しよう。テントは高価で買い替えも難しい。きちんと手入れをして、長く使おう。
小型テント
入り口のファスナーを全開にし、両手で持ち上げてから上下に揺らし、内部のゴミを落とそう。テントポールを抜いてインナーテントだけにしたあと、裏表をひっくり返してもOK 。
大型テント
テント内にはホコリだけでなく、寝袋から抜け出した羽毛やムシの死骸など、意外とゴミがたまる。ミニほうきを持参し、たまったゴミを掃き出しておくと、つぎに設営するときに楽。
ポールは真ん中からたたむ
ポールの中にはゴム状のショックコードが通っているので、本体から取りはずすときは、「押して出す」のが鉄則。また、ショックコードに部分的に負荷がかからないよう、端からではなく、真ん中から半分に折りたたんでいこう。
汚れを拭く
汚れが目立つようなら、濡れ雑巾等で拭き取ろう。テントのボトムは地面と接しているため、悪天候時にはとくに汚れる。汚れがひどい場合には、中性洗剤を使い、水に濡らしてたわしで軽くこすり、汚れを洗い落そう。
パーツを掃除する
直接、地面に押し付けるポールの先端や、ポールを差し込むグロメット、ペグは乾かしたあと、ブラシ等で汚れを落としておこう。ほうっておくと、錆や腐食の原因になる。ペグの汚れがひどい場合は、水洗いもありだが、キャンプ場の炊事場では洗わないこと。
張り綱を結わえておく
張り綱が絡まってしまうと、設営時に無駄な時間と労力がかかってしまう。そうならないよう、収納するときには、張り綱をきちっと結わえておこう。いかに効率よく設営できるかを考えるのがメンテンナンスの真髄だ。
きっちり乾かす
濡れたままテントを収納するとカビの原因になる。撤収前にテントを全開にして風を通したあと、フライシートとインナーを張り綱にかけたり、植え込みの上に置くなどして、きっちり乾かそう。
テントをひっくり返し、ボトムを上にして乾かすとポールがゆがむので止めよう。
たたむ幅は収納袋に合わせる
テントを折りたたんだのはいいが、幅が広すぎて収納袋に入らず、イチからやりなおし……。なんてことにならないよう、たたむときには収納袋を近くに置いて、幅をチェック! 体重をかけ、空気を抜きながらたたんでいこう。
商品を詳しくチェック!
コールマン/ツーリングドーム ST
キャンプのメインアイテムになるのがテント。フィールドでは住居代わりとなり、雨風をしのいで休むことができます。土間スペースがあればそこで調理をすることも。
フィールドに立てたテントという名のマイホームは、さながら秘密基地のようで、大人でもテンションがあがります。テントで過ごし、シュラフで寝ることは、まさしくキャンプの醍醐味になります。
ひとえにテントと言えどもその種類はさまざまで、家族や友人同士で使うような大型のツールームテントやシェルター、山登りのテント場で使用するようなドーム型で耐風性能の高い軽量テントなど、大きさや形状、収容人数などを考慮して、目的にあったものを選ぶ必要があります。
その目的がもしもソロキャンプだとしたら、ファミリーやグループ向けの大型のテントを立てるのは大変な手間になります。さらに、テントの中が広過ぎて寒い‥ということにもなりかねません。ソロキャンパーこそ、コンパクトで適正なサイズのテントを選ぶべき。とはいえ、山登り向けの軽い山岳テントはけっこう値が張ります。そこでおすすめしたいのが、自転車やオートバイでのツーリングキャンパー向けテントです。
ソロキャンデビューに最適なツーリングテント
ソロキャンプ向けのテントは、同じ大きさ・広さでも、軽量だけど値が張るのが山岳テントと、多少重い代わりに価格が抑えられるツーリングテントに分けられます。。ただし、安かろう悪かろうな格安テントもオンラインストア等で販売されているので、商品の品質の見極めが重要です。長く使うなら信頼できるアウトドアブランドのものを選ぶようにしましょう。
コールマンが発売する「ツーリングドーム ST」は、インナーテントが210cm×120cm×100cm(高さ)という大人ひとり、もしくは大人1名と子ども1名での使用に適したサイズです。収納時は約φ19cm×49cmになります。重さは約4.4kgです。
バックパックに入れて持ち歩くには少々重いので、登山用というよりはキャンプ用。製品名からも、ツーリング向けに作られたテントだということが分かります。
簡単! 丈夫! 長く使える優等生テント
テントの立てやすさ(組み立てやすさ)は、さすがコールマン。ファミリーキャンパー向けのテントでも「立てやすい」と評判の同社製テントは、このツーリングドーム STでも期待を裏切りません。
インナーテントを広げて、四隅からポールをセットしたら(吊り下げたら)、この時点で自立します。その後にフライシートをかけて、前室を確保するためのポールを入れれば完成です。もちろん、各場所でペグダウンは必要ですが、ドーム型なのでペグの数は最小で済みます。
慣れれば5分とかからず立てられるこのテント。キャンプ場への到着が日没間近だとしても、設営に時間がかからないから安心です。観光してからキャンプ場に行くのも良いかと。設営時間を短縮できる分、自由な旅プランが楽しめます。
出入り簡単! 広々とした前室! 快適に過ごせるしかけが満載!
ツーリングドーム STの出入りは前後、両方から行なえます。ふたりで使ったとしても、相手をまたぐことなく外に出ることが可能です。
前室は210mm×105mmと、広めのつくりになっています。タープポールを使ってひさしを上げれば、前室の長さは105mmから150mmへと拡張できるのもグッド。土間スペースとして簡単な調理をしたり、ローチェアを入れてくつろいだりできます(テント中は火気厳禁です。また、たとえテント前の空間であっても、火器類の使用には十分注意しましょう)。
この前室部はフライシートのサイドを上げることで、レイアウトを変更することが可能です。天気が良いときは両サイドを上げて開放的に使っても◎。もちろん、日差しを遮るために半分だけ下げてもOK。フライシートはUV加工が施されているので、日焼け対策としても安心です。
インナーテントにも使いやすいしかけが満載です。出入り口は開け閉めしやすいダブルファスナーを採用。テント内で貴重品を無くさないようポケットが付いています。インナーテントはメッシュ加工で通気性十分。テント内が結露することなく快適に過ごすことができます。
ソロキャンプのための最初のテントとして購入する人も多いコールマン、ツーリングドーム ST。使い勝手の良さとバランスが取れた価格帯は、長らくツーリングテントのベストセラーとなっているのもうなずけます。
テント選びはそどれだけ安心できるかどうかも大事。ツーリングドーム STなら万人におすすめできる、“最高にちょうど良い”テントです。テント選びで悩んでいる人にこそおすすめします。
SPEC:
耐水圧:約1,500mm(フロア:約1,500mm)
定員:1~2人用
使用時サイズ:約210×120×100(h)cm
収納時サイズ:約φ19×49cm
重量:約4.4kg
材質:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)、インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工)、フロア/75Dポリエステルタフタ(PU防水、シームシール)、ポール/(メイン)FRP 約φ8.5mm×2、(フロント)FRP 約φ9.5mm×1
仕様:前室、メッシュドア×2、ストームガード、ベンチレーション、メッシュポケット
付属品:ペグ、ロープ、キャリーバッグ
※構成、写真、文/早坂英之
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コールマンツーリングドーム ST
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