
テントはあえて2人用をチョイス。モンベルのステラリッジテント2を使用している。車で移動することも多く、重さに対してはさほどシビアではない。快適さや楽しみを重視。
もともと家族キャンプ愛好家でした
3人の子供たちといっしょにあちこちに出かけ、父娘キャンプを楽しんでいたという佐藤貴幸さん。しかし、部活や習い事、受験勉強と、子供たちの生活が忙しくなり、数年前から、ソロキャンプの割合が増えてきた。
「世の中のお父さんが通る道ですよね」。そう言いながら、ソロキャンプならではの魅力を教えてくれた。
「時間ができたらすぐに出かけられるし、現地に着いたら、食べたいときに食べ、飲みたいときに飲める。それに、離島や山のテン場とか、家族では行きづらい場所にも行ける。目的地の選択範囲が広がり、時間の使い方も自由になりました」

3人娘を連れてファミキャン三昧だったが、ここ数年でソロキャンに開眼。年に数回、同じ境遇のみなさんとキャンプをすることもある。
そんな佐藤さんのソロキャンでの過ごし方は、読書と焚き火とお酒。山のテン場に行くとき、荷物は極力減らすが、お酒は必ず持っていくそう(笑)。
「最近は村上春樹を読み直しています。好きな音楽を聴きながら本を読んだり、ビールを飲んだり。僕にとっては最高にリラックスできる時間なんです」
佐藤さん愛用のソロキャンプ道具
コンパクトで座り心地抜群!

ヘリノックスのコンフォートチェアでリラックス。読書やお酒を楽しむ時間が長いので、座り心地は重要なのだ
調理器具は入れ子式で収納

モンベルのアルパインクッカーを愛用。バーナーやカトラリーは内部に収納する。調味料一式はミニバッグにセット。
ひとり時間を豊かにするアイテム

スピーカー、ソーラー充電器、充電式LEDライトは必須アイテム。テーブルは軽量な布製天板のロールテーブルがお気に入り。
ひと工夫でソロキャンプ料理を簡単に!
一人のキャンプだから時短、手抜きは大いにするべき。ソロキャンプ達人・佐藤さんの時短テクをご紹介!

鉄鍋で作る豚バラチャーシュー。重たい荷物を気にせず運べる車でのソロキャンでは、鉄鍋で豪華な食事をすることも。

鶏肉やジャガイモ、タマネギなどが入ったタッカンマリ(鶏の水炊き)のおかゆは朝ごはんの定番。朝から元気全開。

ポリ袋に米と水を入れ、隙間をあけて口をしばり、約30分煮れば炊飯完了。鍋を洗う手間も省け、災害時も役に立つ。

地元の市場で見つけた塩鯖を使った炊き込みご飯。地元食材を調達するのも、キャンプご飯の楽しみのひとつだ。

ステーキ&ペペロンチーノはキャンプご飯にオススメ。見た目は豪華だが、材料はシンプル。調理も短時間ですむ。

100均で見つけたミニバッグを活用。調味料を収納し、調理台の横にひっかけておけば、使い勝手抜群!
ソロキャン仲間が集結!大型テントでソトアソビ
佐藤さんは年に数回、集合型のソロキャンプも楽しんでいるという。
「キャンプで知り合った仲間と、北アルプスの涸沢のテン場を目指したのが、集合スタイルのはじまりです。それぞれが自分の道具を背負うのがお約束。食事だけはいっしょにしますが、あとは自由です」
その仲間にSUPをはじめた人がいて、一気に伝染。海キャンプもするようになった。
「食事担当、ドリンク担当など、役割をざっくりと決めますが、あとはかなりテキトー。SUPをしたいときにして、ビールを飲みたいときに飲む。見た目はグルキャンですが、中身はソロキャンプですね」
場所選びも移動手段も自由自在という喜びを知ったら、もう突き進むのみ。佐藤さんは、ファミキャンとは異なる、新たなキャンプの泥沼にハマってしまったようだ(笑)。
集合型ソロキャンこだわりアイディア
テント内をひとり占め!

ファミキャンで使用する大型テントにコットをレイアウトし、ゆったりと就寝。ギターを奏でることもある。
椅子に座ってクッキング!

薪ストーブとバーナー2台を組み合わせたキッチン。道具一式は棚として使っているリンゴの木箱に収納。
同じモデルを全員が持参

ひとり1台持っているのが、ユニフレームの焚き火テーブル。くっつければダイニングテーブルに早変わり!
ボーターブルシャワーが活躍!

フットポンプで圧力をかけて水を出す、ニーモのヘリオLXプレッシャーシャワー。海キャンプの秘密兵器だ。
※構成/松村由美子 撮影/富貴塚悠太 撮影協力/sotosotodays CAMPGROUNDS