目の詰まった冬の竹は、クラフトに絶好の素材。今回は長さ45㎝の1本の竹から切り出して作る、お玉とトングをご紹介。3種ののみを駆使し、割っては彫る。自分で作った道具を使うと、料理も食事もさらに楽しくなります。
【道具】
右から、材料の直径約13×長さ45㎝の竹。のこぎり、木槌、鉈、のみ用の金槌、平&丸&曲丸のみ2本、穴開けに使う鉄棒&錐、切り出しナイフ、クギ、サンドペーパー(120番〜250番)、ランプ、ニッパー、銅線、くるみ油。
【竹の準備】
上に鉈を当て、木槌で叩いて4等分に割る。節から遠いほうから入れると引っかからない。
4等分のうちの1本がお玉用、もう1本はさらに2等分してトング用になる。
鉈の刃で叩いて節をすべて落とす。軽く叩くだけで取れる。材を削りすぎないように注意。
決まった形に切り出すときは、ガイド線を書いておく。両端は固定用に長めに切り出しておく。