3 種ののみを使った 竹のお玉とトング
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    2015.11.21

    3 種ののみを使った 竹のお玉とトング

    【お玉とトング共通の行程】

    DMA-_DSC4043

    作業しやすいよう、両端の余分に切り出しておいた部分に穴を開けてクギで作業台に竹を固定する。バイス(万力)に挟んでもOK。

    DMA-_DSC4050

    まずお玉(トング)の掬すくう部分4辺に、ガイド線に沿って斜めにのこぎりで切れ目を入れる。

    DMA-_DSC4067

    平ノミを当てて、余分な部分を割り取る。

    DMA-_DSC4093

    竹の内側を表に返して再度固定し、掬う部分を丸のみで彫っていく。縁から底に向けて左右から交互に彫るのがきれいに彫るコツ。

    DMA-_DSC4187

    カーブがきつくなって丸のみで彫るのが難しくなってきたら、曲丸のみに替えて彫る。この状態になれば、金槌がなくても彫れる。

    DMA-_DSC4226

    柄を作る。まずはのこぎりで柄の厚みに合わせて斜めに切れ目を入れる。

    DMA-_DSC4243

    平のみで割り取る(トングは柄の端を約7㎝残しておく)。

    DMA-_DSC4247

    平のみは裏表使うことができる。彫るのではなく、写真のように材を削ぎ取る場合は、刃を裏に返して使うとまっすぐ削ぎ取れる。

    DMA-_DSC4270

    掬う部分の裏側(皮目側)の余分な竹を、平のみで削り落とす。途中、光に透かしながら作業すると、厚みが均等か確認できる。

    DMA-_DSC4290

    彫りが終了。掬う部分の先端は欠けやすいので、彫り込みを浅めにし、奥にいくに従って深く彫るとバランスもよく、長持ちする。

    DMA-_DSC4302

    クギを抜き固定用に使った余分な部分をのこぎりで落とす。柄の先端は柄に対して垂直に、掬う側は斜めに切り落とすと成形がらく。

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