アメリカで圧倒的に人気をほこるポータブル電源メーカー
国内で人気のポータブル電源といえば、モバイルバッテリーや充電器で有名なAnker(アンカー)や、キャンプにあうカラーリングで幅広い層に人気のSmartTap(スマートタップ)が定番。しかし、アウトドア先進国のアメリカでは、それより人気のポータブル電源メーカーがあるのをご存知だろうか? それが今回紹介する「Jackery(ジャクリ)」だ。
2012年にアメリカで創業した同ブランドは、「エコな電源時代に」をテーマに安全かつ大容量のポータブル電源を開発。創業して4年目となる2016年には世界的権威のあるプロダクトデザイン賞「Red Dot Award 2016 winner」に入選。518Whのポータブル電源「Portable Power Station Explorer 500」は、本国Amazonにてレビュー評価4.9を獲得する実績をほこる。
そして2019年9月に株式会社Jackery Japanを立ち上げ、正式に日本に上陸! アメリカで人気の高いポータブル電源が購入できるようになった。
なぜJackeryはこれほどまで人気が高いのか
Jackeryが人気の理由は3つある。
(1)最大電力500Wをマーク!ミニ冷蔵庫や掃除機も使用可
ポータブル電源の魅力は、スマホやタブレットといったガジェットだけでなく、家電など出力の大きいものも使えること。「家で使っている家電を屋外でも使いたい……」という人にとっては大きな味方だ。
出力はDC、AC、USBを備え、ほとんどの家電やガジェットの電源として使える。と、ここまでは他社の電源と同じなのだが、ジャクリは大出力500Wと高い電力を送ることができ、掃除機や扇風機、ミニ冷蔵庫、さらには炊飯器など、今までのキャンプでは難しいとされていた家電も使うことができる。
(2)どこでもできる多彩な充電方法
ポータブル電源の多くは電力が大容量のため、ACコンセントなどによる高速給電でないと充電ができないものが多かった。一方Jackeryの電源は、ACコンセントのほかにソーラーパネルとシガーソケット、ジェネレーターの4つの方法で充電することができる。
キャンプへ行くときに「しまった! 充電するのを忘れてた!」と思っても、心配することなかれ! 車の中でシガーソケットにつなげば充電ができるので、安心して持ち運べるのだ。
(3)全体に安全性の高い素材を採用
Jackeryのポータブル電源には三元系リチウムポリマー電池が搭載され、500回充電しても問題なく使用することができる。ケースはPC+ABS防火材料を採用して、中の熱が上がっても壊れる心配はない。
また、BMS+NCM制御機能を搭載しており、過放電・過充電の保護、出力過電流・出力過電圧の保護、入力過電圧の保護、電熱の保護、温度保護、そして短絡保護などが盛り込んでいる。本体が熱くなったら、温度感知機能が作動して冷却ファンが自動的に着くようになる。
おすすめは700Whの容量を持つ「ポータブル電源 700」
高い最大出力にいろんな充電方法、そして高い安全性能を備えたJackeryのポータブル電源。現在は240、400、700の3種類のポータブル電源を販売しているが、おすすめは「ポータブル電源 700」。194400mAh/700Whの非常に多い容量をほこり、スマホなら約68回、ノートパソコンなら約10回、電気毛布なら9.5時間も使うことができる。
本体内部の温度が高い際に自動作動する冷却ファンの回転音は55dBで、家庭用クーラーや換気扇と同じくらいの騒音値。外だけでなく家の中でもうるさい音に悩むことはなさそうだ。
ちなみに、Jackery製品はどれも30日間の無料交換サービスと2年間の保証サービスが付帯している。初期不良があれば、購入してから30日以内であれば返品もしくは交換をすることが可能で、材料の欠陥などで使えなくなった場合は、24か月は修理もしくは交換することができる。これからポータブル電源を購入したいと思っている人や、安全性の高いバッテリーを考えている人は、ぜひ検討してみてはいかが?
製品情報
「Jackery ポータブル電源 700」
●サイズ:299.7×192.9×191.5mm
●価格:79,800円+税
●重量:6.3kg
●容量:194400mAh/700Wh
●充電温度:0〜40℃、動作温度:-10〜40 ℃
公式ホームページ:https://www.jackery.jp