鉄を叩いて300年。スウェーデンの鍛冶屋が作るかっこいい斧2つ
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    2019.11.25

    鉄を叩いて300年。スウェーデンの鍛冶屋が作るかっこいい斧2つ

    左が「イーケルン ハンティングアックス」、右が「オーゲルファン ミニハチェット」。右上は砥石の「グラインディングストーン」。

    重厚感がたまらなくかっこいいスウェーデン製の斧である。斧のルーツは1600年代後半にさかのぼる。1697年に、スウェーデン南東部、ノルフェーピングという町の郊外のHult Vulleyで、Hults Brukという鍛冶工場が水力駆動のハンマーで鉄の鍛造を始めた。当初は造船用の釘や鉄の棒を作っていたが、やがて斧を作るようになり、それが工場の主力製品となっていく。1800年代後半になると、ヨーロッパで産業革命が進み、エネルギー確保のために森林の伐採も盛んになって斧の需要は高まった。アメリカの生産方式を導入し、アメリカへも販路を求めたという。その後、Hults Bruk(ハルツブルク)は1944年に製紙会社に買収され、1992年には工具メーカーのHultafors(ハルタホース)に買収されて今に至っている(HultaforsとHults Brukの本国のホームページによる)。ブレードの表面に「MADE IN SWEDEN」の文字とともに「HB」という「Hults Bruk」のロゴが刻印されているのにはそうしたわけがある。Hults Brukのホームページには「Vintage」というコーナーがあり、ユーザーご自慢の古い斧の写真が投稿されている。なかには100年以上前の斧もあり、同社の斧がスウェーデンで愛されていることと丈夫で長持ちすることが見てとれる。

    今回紹介するのは、大型の「イーケルン ハンティングアックス」と小型の「オーゲルファン ミニハチェット」の2つ。どちらも一生モノになるだろう。

    「Hults Bruk」を表わす「HB」の刻印。

    砥石の「グラインディングストーン」も含めて、すべて革のケースが付いている。

    イーケルン ハンティングアックス:19,800円

    オーゲルファン ミニハチェット:15,400円

    グラインディングストーン:6,820円

    ※この商品は[通販サイト]「大人の逸品」から購入できます。

    イーケルン ハンティングアックス

    オーゲルファン ミニハチェット

    グラインディングストーン

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