【末端処理の仕方】
1: 先端に輪をのこして固結び
好みの編みひもの長さに達したら(残りのコードが20㎝ほどになったら)ひきとけ結びでできた輪を固結びにしてこぶを作る。
2: 1と逆方向にひきとけ結びを作りコードを引く
1でこぶを作った反対側のコード(青)でひきとけ結び。できた輪をコブの下になるように通して、コードを引っぱり輪を締める。
3: 2で引いたコードを一度結び固定
2で引いたコードの根元を一度結んで固定する。こうすることで編み目がほどけない。
4: 余ったコードを処理する
余った2本のコード末端を図のようにジグザグに編み目に差し込む。編みひもを上下に引っぱると編み目が開いて作業しやすい。
5: 2本の余りコードを先端をあぶって接着
4で編み込んだコード末端が残り1㎝ほどになったら、両端をライターで熱して接着する。編みひもを上下に強めに引っぱると、飛び出た接着部分の輪が編み目に収まる。
【完成】
ベルトループにつける側のナスカンは耐荷重20㎏。財布に通すリングキャッチは耐荷重80㎏。付ける金具は質実剛健なものを選びたい。
【教えてくれた人】
長谷部雅一
1977年生まれ、自然学校「Be-Nature School」のスタッフ。