ウエングレゴリーと双璧をなす、もう一人のバックパック界の巨匠、ディナ・グリゾリーの生み出すバックパックは、その作りだけでなく、考え方にも強く惹かれました。偶然にも加藤さんが使用していたのもA&Fさんの取り扱い、ミステリーランチを取り扱いしているもA&Fさんでした。
運命の繋がりを感じずにはいられませんでした。
そして、このクミさんとの出会いは、もう一人の日本人との出会いにも繋がりました。
先にマンモスレイクに着き、ホテルにチェックインしていた日本人ハイカーのワタナベさん。クミさんは、ワタナベさんとすでに出会っており、宿泊しているホテルで会う約束をしていたそうです。
2人はホテルに泊まり、明日出発する予定のようでしたので、私はここで別れる事にました。
2泊する私には、一泊100ドルの高額な場所には泊まれません。
私は、宿泊費の安い、マンモスRVパークに行き、値引き交渉をしてテントを立てると、風邪の影響もあり直ぐに眠りに着くのでした。