アウトドア派の3人からすると、ちょっと歩き足りないらしく、隣接する野猿公苑を訪れることに。ここは野生の猿たちの暮らしを間近で見られる貴重な場所だ。猿専用の温泉も設けられているが、残念ながらこの日、サルの入浴シーンはなし。もっと寒くならないと、お湯には入らないそうだ。
猿満喫後は、程よく疲れた体を癒すため、いざ温泉へ!
露天風呂に続く扉の先は、まさに絶景。しかも、猿が付近をウロウロしている。
「たまに猿と混浴なんてこともあるらしいよ?」。他の温泉では味わえない不思議な光景に感動する3人。
「次は真冬においで。きっと猿も湯に浸かっているし、なにより風景がすごいから」と、ご主人がいうように、猿の入浴も、地獄谷の景色もこれからが本番。
歩いてしか辿り着けず、周りには猿が闊歩し、大自然の露天を満喫できる。こんな秘湯感が凝縮された場所は、日本、いや世界広しといえども、ここ地獄谷だけなのだ。