年が開け、冬真っ盛り! …といいたいところだが、全国的に異様に暖かい日が続いている。そんな暖冬の今冬。雪を求めて向かうは、北、北海道だ。北海道も例外ではなく、積雪量は例年の半分以下だというところも多いが、いやいや、雪遊びするだけの雪はたっぷりあった。そこは、札幌市定山渓自然の村。
札幌市定山渓自然の村は、札幌市街地から車で40分ほど行った定山渓の深い森のなかにあるキャンプ場だ。コテージも完備し、通年で営業している。今週末の1月18〜19日、ここでJOZANKEI WINTER CAMP FESTIVAL 2020が開催される予定だ。
2日間にわたって行われるこのイベント、食、遊び、道具など内容が充実している。「食を楽しむ」プログラムでは、映画にもなった南極料理人・西村淳さんのワークショップが開催。極地のプロが教える冬キャンプ飯の体験ができる。そして、ハイゼックスという炊飯できるポリ袋を使った防災食体験もあり、学びが多そう。どちらも有料プログラムだが、なかなかできない体験! 参加をオススメしたい。
「体験を楽しむ」コーナーでは、火起こし体験やファットバイク、スノーシューハイクなど盛りだくさん。キャンプはあんまり…というビギナーも、すぐ楽しめそうだ。
そして、注目すべきは「スタイル展示」。各社小売店やアウトドアメーカーが出展予定ということもあり、最新ギアや実演を雪上で見ることができる。物作りをしているメーカーから直接話しを聞ける機会は貴重!
さらに! バンフ・マウンテンフィルム・フェスティバルの上映も!(これだけでも行きたい…)野外の特設スノースクリーンで楽しめるという。
バンフフィルムはご存じない方も多いかも知れない。バンフ・マウンテン・フィルムフェスティバルは、約40年まえに始まった映画祭。もともと登山家やアウトドア愛好家が秋など端境期に楽しめる年中行事としてカナダのバンフという町でスタートした。ショートムービーあり、長編あり。
エクストリームなシーンも多く、世界にはこんな遊びをしている人がいるのか!という驚きもある。なかなかお目にかかれない映像なので、ぜひオススメしたい!
JOZANKEI WINTER CAMP FESTIVAL 2020は、宿泊はもちろんのこと、18日であれば日帰りでも参加OK。札幌市定山渓自然の村の料金は1名300円(3歳未満は無料)、これで入場OKだ! プログラムによっては、予約や先着、有料のものもあるので、詳細はホームページで確認しよう。
札幌市定山渓自然の村 https://www.sj-naturevillage.jp/
今週末は雪を思いっきり楽しもう!
JOZANKEI WINTER CAMP FESTIVAL 2020
開催日程:2020年1月18日11時〜19日11時30分
開催場所:札幌市定山渓自然の村 料金 1名300円(※3歳未満無料)
※18日は日帰り参加OK。19日は宿泊対象のプログラムとなります。