キャンプの定番「LEDランタン」は、育児でも大活躍
1才6ヶ月の娘と犬、そして大人2人の3人と一匹で、都内に暮らすニイミユカです。
子どもを産んで、もっとも変わったのは「夜の過ごし方」です。以前は夜といえば、好きな時間まで自由に過ごせるひとときでした。でも産後は、子どものリズムに合わせて、食事・お風呂・寝かしつけ・おむつのお世話など。夜は、子どもがぐっすり眠ることに徹する時間になりました。
このとき、重要な道具が「ライト」です。
生まれてまもない赤ちゃんは昼夜の区別がつかず、夜も頻繁に起きます。わたし自身、多いときは1時間に一度は授乳かおむつ替え。徹夜も珍しくありませんでした。また、基本的には家族も眠るベッドルームで赤ちゃんのお世話をするため、部屋全体を照らすライトでは家族まで起きてしまう……。そこで、部分的に照らすものを手に入れることに。
育児用に買ったライトのチェックポイントとは?
わたしがチェックしたのは、以下の5つのポイントです。
1.光がやさしい(眩しいと赤ちゃんがかわいそう。でも、ムードがありすぎも暗い)
2.操作しやすい(赤ちゃんのお世話で精一杯のため、操作性は簡単に限る)
3.長時間使える(エネルギー切れでアタフタしたくない)
4.かさばらない(スペースを取るものは邪魔になる)
5.丈夫でお洒落(壊れにくいだけでなく、デザイン性にも納得したい)
こんな欲張りな条件でたどり着いたのが、『ベアボーンズ社』の『ビーコンライトLED2.0』です。
『ベアボーンズ社』の『ビーコンライトLED2.0』を選んだ理由
「アウトドアで生活の質を向上させる」をモットーに、2012年、アメリカ・ユタ州ではじまった『ベアボーンズ社』。ガーデニング、料理、キャンプ、探検など、自然や周囲の人々と、より楽しいつながりをつくり出すのに役立つ製品をラインナップ。 そのカテゴリーの一つに「ライト」があります。
『ベアボーンズ社』の『ビーコンライトLED2.0』は、わたしが求めるチェックポイントをばっちり満たしてくれました。
●CHECK1.光がやさしいか? → YES!
スイッチを入れると、ふわりとした温かみのある光。30〜220ルーメンと幅広い光量で調整できます。ちなみに30ルーメンとは、自転車のダイナモライト程度の灯りをさすそう。もっとも明るい220ルーメンでも、嫌な眩しさがありません。
●CHECK2.操作しやすいか? → YES!
電気のカサ上部、カラビナの根元がスイッチに。ここを右に回すと点灯し、回転していくと光が強くなる仕組み。ひねればOKというシンプルさは、深夜に寝ぼけた頭でも迷わず使えました。
●CHECK3.長時間使えるか? →YES!
繰り返し充電できるリチウムイオン電池を内臓。連続で3〜200時間点灯できるので、頻繁に充電する必要がありません。また、充電はUSBポートで行います。USBポートの使えるジャックさえあれば、車でも旅先でも使用可能というのもありがたかった(詳しい理由は、後ほど!)。
●CHECK4.かさばらないか? →YES!
『ビーコンライトLED2.0』は、高さ約15cm×直径約7cmと、手のひらにものるサイズ。重量は127gと軽いです。さらに、自立するうえにカラビナ付きで引っ掛けられるので、室内はもちろん車中やアウトドアでも活躍しました。
●丈夫でお洒落か? →YES!
そもそもキャンプやガーデニングなど、アウトドアで使うことも想定しているので、防水性※を備えています。授乳やおもらしなどで、万が一、水分がかかっても大丈夫というのは心強い! また、デザイン性はご覧の通り。つや消しのカラーリングや、かっちりとしたロゴなど、そのセンスにも惚れました。
※あらゆる角度から毎分0.07Lの水流を最低5分間受けても浸水がないとされる防水性(防沫形(ぼうまつがた))を装備。
わが家の使い方
さて、ここからは『ビーコンライトLED2.0』を、子どもの成長や家族の過ごし方に合わせて、どんなふうに活用したかをご紹介します。
●「新生児〜生後半年」は「夜間のお世話専用ライト」
このころは、夜間も授乳とおむつ変えが頻繁。少なくとも2時間に一度は起きていました。そのため当初の購入目的どおり、「夜間のお世話専用ライト」として大活躍。
枕元にライトを常備し、ベッドルームのコンセントにはUSBポートのジャックをオン。充電が減ってくると青い光が3段階で教えてくれるので、ラスト一つになったら充電するようにしていました。
●「ロングドライブ」や「車中泊」では「車内の灯りにプラス」
生後半年ごろ、初めて数時間のロングドライブをしました。また、8ヶ月ごろには、車中泊にもチャレンジ。ちなみに乗っているのはHondaのステップワゴンです。
備えつけの車内灯もありますが、白っぽい光で少々眩しく、これだけでは照らしきれない場所もあるんですよね。たとえば、いちばん後ろの席の足元とか、荷台とか。また、家族が眠っていると、起こしたくないから車内灯はつけづらい。さらに車中泊では、夜中にトイレへ行くのに、やっぱり灯りがほしい。こんなふうに、さまざまなシーンで『ビーコンライトLED2.0』が活躍しました。
●陽が昇る前の「朝家事」に
子どもが生まれて、夜がうんと早くなったわたし。子どもを寝かしつける夜の20時ごろ、一緒に眠ってしまうこともあります。すると4時や5時には目が覚めるので、家事を朝にすることも多いです。
洗濯物をたたんだり、整理したり、雑巾掛けをしたり。するとどうしても、まだ家族が眠るベッドルームへ行かねばならないことも。そんなときは『ビーコンライトLED2.0』の出番です。荷物を持って手がふさがっている場合もあるので、カラビナをベルトループにかけてスイッチオン。自分の行く先だけ照らせるから、「起こさないように」と息を潜めることが減りました。
●夜の「まったり時間」や早朝「トレーニング」のお供
たまには夜更かしも楽しみます。そんなとき、部屋のライトを消し、『ビーコンライトLED2.0』のやさしい光で過ごすと、いい感じ。ビール片手に好きな本を読む。心地よくて、すぐにとろりと穏やかな眠気が襲い、あまり長時間楽しめないのがうれしい難点です。
また、家族が起きてくるまでは、わたしだけの自由時間でもあります。家事がない日は、ヨガマットをひいて筋トレやヨガ。『ビーコンライトLED2.0』をいちばん小さくつけると起きたての目や頭にもやさしく、徐々に心身がほぐれて気持ちいいです。
●「半身浴」のリラックスに
心強い防水性を備えているので、灯りを消したお風呂へ持ち込み、リラックスするのにも活用しています。窓辺やお風呂のふたの上に置いて、読書したりぼんやりしたり。
定位置は「ベッドルーム」
子どもが夜間、ぐっすり眠るようになってからも、定位置はベッドルーム。ふいに目を覚まして灯りがほしくなることが、まだあるんですよね。必要や状況に応じてライトを室内外で移動させ、使っています。
この時、毎回感動するのが「邪魔にならない」ところ。コンパクトかつ軽量なので、かさばらず持ち運びやすく、飾り棚や雑然としたテーブルのスペースにも、ポンと置けるのです。
いたずらは「カラビナ」で予防!
日に日に、やんちゃが加速度を増す赤ちゃん。もちろん、『ビーコンライトLED2.0』もいたずらの標的です。
そこでありがたいのが「カラビナ」。常備しているベッドルームでは、娘の届かない高さに、落下防止も兼ねてカラビナで引っ掛けて収納しています。また、場所や状況によっては触れられることもあるので、見つかったらパッと回収。周囲のカラビナがかかりそうなところにパチンとすれば、素早くいたずらを防げます。
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アウトドアで使えるライトと聞くと、キャンプで使うものというイメージですが、実は育児(と、その癒しタイム)にめちゃくちゃ役立っています。むしろ、子どもが成長してきたこれからキャンプや野外フェスなどでの出番が増えることでしょう。
また、地震や大雨など、「災害時の備え」としてもライトは必須。わが家では常に活用しているので、エネルギー切れの心配もなく備えの一つができているといえます。
ちなみに、『ベアボーンズ社』の『ビーコンライトLED2.0』は、贈り物としてもおすすめ。お値段もちょうどよく、わたしは出産祝いとして活用。贈り物として「ライト」を選ぶのはまだ珍しいようで、かぶることもなく、かつ使い勝手もよいと喜ばれます。
ご自身の日々に、プレゼントに。よければ試してみてくださいね。
【問い合わせ先】
http://barebonesliving.jp/