ローカル線に揺られながら、温泉を目指す。車窓から気になる場所を見つけたら、途中下車をして寄り道をするのも楽しい。そんな気ままなローカル線の旅にピッタリな温泉を鉄ちゃんにセレクトしてもらいました。
今回は、鉄道写真家の矢野直美さん編です。
1.世界遺産を眺めながら温泉へ!
「五能線」で行く「不老ふ死温泉」世界遺産の白神山地や日本海を望みながら走るローカル線。「始発から終着駅まで絶景が続くので、不老ふ死温泉の最寄り駅で引き返すのではなく、ぜひ五能線の全線を乗ってほしいですね。普通列車以外に、津軽弁で昔話を実演したり、津軽三味線が演じられる『リゾートしらかみ』が走っていて、よりローカルを感じられます。不老ふ死温泉は海辺に露天風呂があり、目の前に広がる日本海は圧巻! 晴天時は美しい夕日も見られますよ」(矢野さん)【不老ふ死温泉】
泉質:含鉄-ナトリウム-マグネシウム―塩化物強塩泉
住所:青森県西津軽郡深浦町舮作下清滝15
TEL:0173(74)3500
料金:600円(日帰り)、1100円〜(1泊2食)