転覆隊長&さかなクン、大アマゾンギョギョギョ日記[vol.1]
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海外の旅

    2015.07.17

    転覆隊長&さかなクン、大アマゾンギョギョギョ日記[vol.1]

    amazon
    ジャングルの中の至る所にトゲトゲのヤシがある。その名をトゥクマン。
    トゥクマンの節には5センチもの黒い棘が生えている。この棘は刺さると本当に痛い。
    住宅街の資産家の家の塀によくガラスが埋め込まれているが、まさにあんな感じ。何もそこまで人を嫌うことないじゃないかというぐらい怨念が溢れている。本当に感じの悪いヤシなのだ。このヤシとは関わり合いにならない方がいい。話してもわからない奴である。

    amazon
    アマゾンの危険生物と言えば誰もが知ってるピラニア・ナッテリー。
    ピラニア・ナッテリーは見るからに見た目が悪い。
    「なんか、文句あんのかよ!」という感じで顎を張り出しと最初からケンカを売ってくる。オレンジ色に金粉のギラギラの胴体はまるでヤクザだ。アマゾンには30種類以上のピラニア・ナッテリーが棲んでいるという。このごろつきどもが、隙あらば因縁をつけようとウロウロしてるのだ。
    僕とさかなクンがはピラニア・ナッテリー釣りにチャレンジした。ピラニア・ナッテリー釣りの方法はちょっと変わっている。浮草のたくさんある所に行って浮草をどかしてスペースを作り、竿でバシャバシャ水面を叩くのだ。
    日本でこんなことしたら魚はみんな逃げてしまうが、ピラニア・ナッテリーは違うのだ。
    「なんだなんだ、喧嘩なら俺の出番だぜっ!」と集まってくるのだ。
    このごろつきどもの目の前に肉片をポロンと落とせばあっさりガブリと噛みついてくる。喧嘩っ早いのが仇となっているピラニア・ナッテリーである。

    ※次回は、アマゾン流クッキングについて紹介したいと思う。

    本田亮
    元・電通クリエーティブ局専任局長。2011年に独立し現在はフリーランスの作家、アーティスト。在職中からサラリーマンと執筆活動の2足のワラジを履いて、都会と自然の中で轟沈を繰り返してきた。サラリーマン転覆隊の隊長を27年間続けている。

    NEW ARTICLES

    『 海外の旅 』新着編集部記事

    「世界最高のゲームフィッシュ」と釣り人が称えるピーコックバスを日本の料理人が見事な刺身に!

    2024.11.21

    アメリカのヨセミテ国立公園のみどころは?水平方向(サイクリング)と垂直方向(ハイキング)で満喫

    2024.11.21

    ガンプ鈴木さんもその味を絶賛!人力車アフリカ縦断旅の食を支える料理人にインタビュー

    2024.11.20

    洞穴から広がる雄大な景色!南アフリカ「ゴールデンゲート・ハイランズ国立公園」ハイキングコースをご紹介

    2024.11.18

    プロスキーヤー・三浦豪太さんが北海道への移住を決意した理由とは

    2024.11.16

    アメリカで感謝祭の食卓に欠かせない七面鳥とはどんな鳥?【動物ドッキリクイズ・その14】

    2024.11.16

    オーストラリアの世界遺産「ウルル」のウルウルを目撃!【「海外書き人クラブ」お世話係・柳沢有紀夫の世界は愉快!】

    2024.11.14

    【佐藤ジョアナ玲子のアマゾン旅 vol.10】方向音痴でも問題なし!それが川下り旅の魅力…でもウカヤリ川の分岐点、どっち?

    2024.11.14