トレイルランニングの身軽さと機能的かつおしゃれなスタイルにあこがれている私。三重県いなべ市の青川峡キャンピングパークで2015年秋に開催された山とアウトドアの祭典「いなべ山女子フェスタ」の「トレラン体験コース」で、みなさんのスタイルを見せてもらいました♪
まずは、竜ヶ岳に向けて出発準備中の出口夫妻。
レースにも出ている経験者の彼と、まだ始めたばかりの奥様。色違いのパタゴニアのキャップや、ビビットカラーでそろえたパンツがさりげなくおそろい!
ザックはどちらもトレランのために作られたベスト型タイプで、走りながら後ろ手にウエアや小物などを出し入れできます。
ラッシュ7は、日本のアウトドアブランドが日本人のために開発したトレランザックとして注目されていますよ。
続いて、三重県伊賀市から参加された中(なか)さん。
伊賀市といえば、三重では「伊賀トレイルランナーズクラブ」の存在が大きく、講習会やツーリングイベントも多いです。こうしたクラブは増えつつあり、トレランは大人の部活としてますます人気が出そう。
【ザック】テンポ5(グレゴリー) 【シューズ】ローンピーク1.5(アルトラ)
「テンポ」はメンズ用で、「ペース」という同型のレディースモデルもあり。超軽量ではなくてもグレゴリーらしい背負い心地と使い勝手の良さで、給水ボトルを後ろにセットすればハイキングでも違和感のないデザイン。
最後はスタッフ3名、左から飯田さん、山口さん、青木さんのスナップです。晩秋の朝7時でかなり冷えこんでいましたが、膝上のショートパンツ&ショートソックスは定番ですか!?
飯田さんは、中部関西から立ち寄りやすい三重県四日市市のアウトドアショップ「モデラート」に勤めています。今回紹介した方々はアルトラ社のシューズを愛用していたので聞いてみると、アルトラのシューズは体の負担軽減を考えた平らな構造のソールで効率よく走れ、履き心地がいいのでリピーターも多いとのこと。
モデラートはトレランのギア研究や情報発信に力を入れているので、新たなギアや仲間、トレイルとの出会いにも期待できそうです!
さて、トレランを始めたばかりという出口さん(女性)に走ってみた感想を聞くと「野生になった気分」という返答をいただきました! 「まちを走るより、自然の中を走る方が気分爽快」という意味だそうです。トレランらしい表現ですね。
みなさん、お話ありがとうございました!
■日本のまんなか いなべ山女子フェスタ
http://inabe-fes.tumblr.com/
■アウトドアショップ「モデラート」
http://www.moderateweb.com/
文・写真/寺井真理
(登山&自然観察大好き、アウトドアライター。テラスタジオ代表)