限定品も注目!一度は訪れたい東京のアウトドアショップ
他ではあまり見かけない、こだわりあるアイテム展開で有名なショップ、plywood(プライウッド)。おしゃれキャンパーの欲求を満たしてくれるアイテムが多く、常設でテントを展示している都内でも数少ない店舗です。今回は、plywoodが今注目するアイテムと、今年のキャンプギアの流れについて伺ってきました。
加速する「軽量化」と「グランピング」
以前はアパレル関係の仕事をしていた店長の安藤さん。キャンプ自体は90年代のアウトドアブームの頃から、ご家族で楽しんでいたとのこと。東京生まれ、東京育ちなので「いなか」と呼べるものがなく、大人になって再びキャンプを始めたのは、とても自然な流れだったそうです。
plywoodでは、2020年のキャンプは、快適性を追求する「グランピング派」と、自然と一体化するブッシュクラフターやバイカーが好むような「軽量派」の二極化が加速していくとのこと。
安藤さん「グランピング派は本物志向が強く、ラグジュアリー感のある洗練されたデザインや機能のアイテムを好まれる傾向にあります。キャンプでも快適に過ごせるような、電気やガスを利用した便利なアイテムが注目されていますね」
以前より発売されるたびに注目を浴びている軽量・コンパクトなギアも要チェック。軽量派の好むコンパクトさに加え、優れた耐久性、収納性、操作性を兼ね備える高スペックなアイテムは、今年もどんどん増えていくそうですよ!
plywoodがおすすめするアイテムとは
そんなplywoodがオススメするアイテムはどれなのでしょうか。5点を紹介します!
カセットガス1本で、24時間冷却可能なポータブル冷蔵庫
従来の定番だったAC・DC電源の使用に加え、市販のBCガス缶でも給電可能な冷蔵庫。ガス缶1本で約24時間の冷却が可能。全ての食材を最初から詰め込む必要はなく、常温で保存可能なものはスペースが空いてから入れても冷却できるのも魅力!
シンプルなデザインなので、アウトドアだけでなく、自宅でサブの冷蔵庫としても活躍してくれます。防災の観点からも、もしもの時に1台持っておくと安心なアイテムですね。
サイドフレームなしで、とんでもなく設営が簡単なコット
OUTPUT LIFEのイージーコットは、女性でも1分で組み立てが出来てしまうほど、とにかく設営が簡単なコットです。対荷重も150kgあるので、大人が2人で座っても安心なアイテム。お家では来客用のベッドやベンチとしても活躍してくれるそうです。
難燃性で火器の使用も可能なテント
ノルウェー発、HELSPORT(ヘルスポート)のテントは今年も大注目のアイテム。シンプルなデザインに加え、何と言っても立てやすさと質の良さが特徴。大人数でテント内におこもりできるので、雨天時でも活躍してくれます。
Valhall以外にも、海外ブランドを中心に常時15種類近いテントがあるそうです。リクエストがあれば、実際に設営して見せてくれるそうですよ!
plywood限定&在庫限りの掘り出し物のクッカー
70 年以上の歴史を誇る Eagle productsのデットストックを入手! plywood限定&在庫限りの希少アイテムです。鍋底部分に施された銅のメッキコーティングで、熱伝導が一般的な鉄製の約25倍になっています。ハンドルがたためるのでスタッキングすることもでき、持ち運びも簡単なアイテムです。
火を育てる「楽しみ」を提案してくれる着火剤
カナダからやってきたこの商品は、焚き火を育てる楽しみを提供してくれる、絶妙な燃えやすさが魅力の着火剤です。中でもオススメなのは、FIRE PLUGSという小さなウインナーのような見た目の商品。
1〜2個ほど手で解してスターターなどで着火すれば、パラフィンワックスが染み込んでいるので、誰でも簡単に焚き火をおこすことができます。ほんの少しワイルドな「キャンプらしさ」を体験してみたい。そんな時にオススメのアイテムです。
より本格的な着火をお好みの方には、ナイフで削って使うタイプの着火剤もあります。1つ持っておくだけでキャンプをより一層楽しくしてくれる、そんな魅力のある商品です。
プラス1アイテムで、新しい楽しみ方・魅せ方を提案したい
plywoodでは、いつものキャンプにもう1つアイテムを加えることで得られる「新しい楽しみ方」を提案しています。実店舗だからこそ伝えられる、新たなアイテムの使い方や工夫術もあるそうですよ。いつ足を運んでも新たな発見を持ちかえってもらえるようなショップ。
【店舗情報】plywpoodニホンバシ店
東京都中央区日本橋横山町8-13
TEL:03-6264-9521
営業時間:11:00〜19:00
定休日:不定休
https://www.plywood.jp
文・撮影/安井直子