キャンプで実現する感動的な心地よさ
数ヶ月前に購入したコールマンの「インフィニティチェア」が、感動するほど座り心地が良かったのでご紹介します。
私は以前からずっとヘリノックスの「チェアワン」という椅子を使用していたのですが、今ではバイクでキャンプに行くとき以外は、このインフィニティチェアの方をよく使用しています。
コールマンの公式サイトでは、インフィニティチェアの座り心地を「まるで雲の上に寝ころんでいるよう」と表現しているのですが、その言葉に偽りはありませんでした。
使い始めた頃の感動は今でもよく覚えています。そのインフィニティチェアの魅力を具体的にご紹介していきます。
コールマン インフィニティチェアの良いところ
まずはインフィニティチェアを数ヶ月使用してきて、良いと思ったところからお伝えしていきます。
仰向けの状態まで倒せるリクライニング機構
インフィニティチェアは手元にあるレバーを使用することで、リクライニングの角度を無段階に調整することができます。
そのリクライニング角度の調整幅がかなり広く、読書をするときはちょっとだけ寝かせる、昼寝をするときは仰向けの状態にするというように、そのときに一番快適に過ごせる姿勢をとることが可能となっています。
リクライニング状態では頭から足にかけてのラインがほどよいS字を描き、自然な姿勢をキープできるので長時間座りっぱなしでも体が痛くなることがありません。
そして椅子にかかる体重をゴムの力で分散することにより、極上の座り心地が実現されています。
枕は好きな場所に移動可能
背もたれに取り付けられている枕は、背もたれの一番上から腰の場所までお好みの位置にスライドさせることができます。
身長を問わずどなたでも快適に使用できるうえ、ちょっと腰を浮かせたい時にも助かります。
メッシュ素材で通気性バツグン
体にあたる部分がすべてメッシュになっているので、真夏でも蒸れずに快適です。
メッシュ素材とは言っても、直径1mmほどのポリエステルの繊維を編み込んで作られているため、耐久性も十分。
ちょっと引っ掛けたり体重をかけたりしても裂けるようなことはありません。そのうえ水や汚れを吸収しない素材なので、いつまでも綺麗な状態で使い続けることができます。
持ち運びに便利な持ち手がついている
インフィニティチェアは丈夫なスチール製のフレームと面積の大きいシートを使用しているため、重量8.8kgとちょっと重め。
しかし椅子の側面にしっかり握れる持ち手がついているので、持ち運びに苦労することはありません。大人であれば片手で楽々持つことができます。
インフィニティチェアの注意点
一度座ったら立ち上がりたくなくなるほど快適なインフィニティチェアですが、「これはちょっと……」と注意すべき点が2つありました。インフィニティチェアの購入を検討している方は要チェックです。
角度調整をするときに指をはさまないように
リクライニングの角度を調整するレバーのすぐ近くに、指をはさめてしまいそうな隙間があります。指が入ってしまうような大きな隙間ではありませんが、その部分に指を当てたまま角度を変えたら巻き込まれてしまうでしょう。
小さなお子様が使用する場合には、とくに注意を払う必要がありそうです。
レバーが中途半端な状態でリクライニングしてはダメ
レバーを操作するときには、かならず止まるところまでしっかりと押し込む必要があります。レバーが中途半端な位置にあるときに角度を変えると、「ガガガガガッ」と嫌な音が鳴り、ヒヤッとします。
これは椅子の角度を固定するためのギザギザがついているパーツが、中途半端に噛み合った状態で動かされたことにより起こる現象です。
椅子の寿命を縮めることになるので、慣れるまでは「レバーはしっかり押し込む!」と意識して使ってください。
キャンプ専用にするのはもったいない!
何時間でも座っていたいと感じる、極上の座り心地のインフィニティチェア。快適性や使い勝手の良さもさることながら、オシャレなデザインも魅力。
ブラックのフレームにブラウンのシートという落ち着きのある配色が、自然の中のみならず、インテリアにも違和感なく溶け込みます。
キャンプ場で仰向けになってひなたぼっこするもよし、家で映画を見るときに使うもよし。インフィニティチェアを置けば、そこは癒しの空間へと変わります。
アウトドア用品店などに展示されていたら、ぜひ一度試してみてください。この座り心地はクセになります。
コールマン インフィニティチェア
サイズ:92×69×110cm(通常時)、166×69×76cm(フルリクライニング時)
収納サイズ:15×69×90cm
重量:8.8kg
耐荷重:100kg