キャンプでも街中でも使えるファッショナブルなシューズが登場
3月上旬に発売された奇抜なトレランシューズ「テンナイン」など、ユニークなアイテムを続々と発売するアメリカのランニングシューズブランド、HOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)。
今年も多くの新製品が発売されたが、ついにゴアテックス搭載のハイキングシューズが発売。どんなシューズなのか、実際に使ってみたので紹介する。
ヌバックを使った上品な仕上げと肉厚のソール
今回紹介する「チャレンジャー ロー GTX ワイド」は、同ブランドの中でハイキングジャンルに入る新作シューズ。重量は片足364g(27.0cm)で、ジャンルの中では軽量の部類に入る。
特徴は、アウトドアウエアでは定番となっている防水透湿性素材、ゴアテックスを採用したこと。同ブランドが過去にこれを使用したものはなく、このチャレンジャーシリーズ(ハイ、ロー)と同じくハイキング用のKAHA GTXやトレラン用のSPEEDGOAT GTXとSPEEDGOAT MID GTX、オールテレイン対応のSTINSON MID GTXに導入された。
水の侵入を防ぐだけでなく、シューズの中に溜まりやすいムレを効率的に放出してくれるので、快適性は言わずもがな。
また、アッパーに防水ヌバックレザーを採用し、マットな質感で上品さな佇まいも魅力。ヌバックといえば使うたびに味が出て、経年変化を楽しめることから革小物で人気があるが、それをシューズで採用したところは興味深い。使っていく楽しみが増えそうだ。
街中とアウトドアで使用してみた感想
ホカ オネオネの一番の特徴である厚底ソールも十分にあり、これによって硬いオンロードでもデコボコのオフロードでも膝への負担を軽減。アウトソールの溝は4mmあるので、地面をしっかりつかんで安定した歩行を実現してくれる。さらに、メタロッカーシステムを採用して、足運びもスムーズにできるのがポイント。
実際に街中で歩いてみたところ、かかとの着地時に少しふかっとした感覚があり、一般的なスニーカーと比べてクッション性が高いことを実感。また、土踏まず部分が少しだけ隆起しており、健康サンダルを履いているようにも感じた。
街中はもちろん、キャンプにもぜひ使ってもらいたい。靴全体にボリュームがあるので、細目・ゆったり目問わずどんなパンツにもマッチ。ゴアテックスが搭載されているので、多少の雨が降ってもへっちゃら!
チャレンジャー ロー GTX ワイドのワイズ(幅)は2Eとやや広めに設計されており、日本人の足にぴったり。普段づかいしか使わない人や靴下が薄いものしか履かない人は、自分の足にぴったりなサイズを選ぶのがいいかもしれない。
筆者は普段25.5cmを履いているが、キャンプなどで肉厚の靴下を履くことがよくあることを考慮して、今回は26.0cmをセレクト。心配な人は、実際にショップで試着してみてもらいたい。
ホカ オネオネのシューズをオンオフともに使いまくろう
チャレンジャー ロー GTX ワイドは、ゴアテックスで高い機能性を持たせながら防水ヌバックでファッショナブルに仕上げている逸品。カラーはこちらのブラックに加え、オックスフォードタン/デューンも展開している。これからのシーズンに新しいシューズを新調したいと考えている人は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。
製品情報
チャレンジャー ロー GTX ワイド
価格:¥25,000+税
重量:片足365g(27.0cm)
サイズ:25.0〜30.0cm
商品の詳細はこちら
https://www.hokaoneone.jp/mens-hiking/challenger-low-gtx-wide/1106519/BLK/