『水上でなぜか寄り合う中年男たち!』
川の中を歩き、胸くらいの水深の所まできたら、ここで体重を水の中に預けるようにして浮く!
浮くってだけだから一見簡単そうである。実際に浮くのは簡単だ。
しかしこの時我々は5名ほどのグループで体験したのだが、浮いた瞬間、非常に恥ずかしい状況になっていた!
しかし、半ばあきらめて川の流れに身を任せていると自然と離れていき、なんとなくバラバラになる。
しかしバラバラになってからやっと気付くのは、その川の流れがけっこう速いっつうこと。川岸に生えている針葉樹がビュンビュン横を過ぎていく。
そんなスピード感の中で、プカプカと浮いているこの非日常!
もうこのまんまバルト海あたりまで流されていってもいいんじゃないか? という気にすらなる。
しかしそこまで流れていったらもうこれは行方不明である。700メートルくらい流れると、インス
トラクターから、
「スタンダップ!」
という合図を飛ぶ。しかし、この“スタンダップ”が本日最大の難関だった!