極北ラップランドでウインターアクティビティー【第3弾】酷寒人間川下り
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    2016.01.08

    極北ラップランドでウインターアクティビティー【第3弾】酷寒人間川下り

    『最後に待っていたリアルアクティビティー!!』

    水深が胸あたりまである流れのある川で、ましてやライフジャケットを付けたまま“立つ”っていう行為が、壮絶なまでの重労働だったのだ!

    御存知の通りライフジャケットっていうのは、浮いたときに顔が上向くように浮力のある部分が体の前面にあるんですよ。
    だから気合いれて足を沈めて、川底を足裏でグリップしようとしても、なかなか足に重力がかからないでツルッツルッ滑る。もう川面で暴れてるようになっちまう!

    暴れているうちにどんどん流されていくオレ!
    今までの人生でも5本の指に入るほどのガッツを振りかざし、足をグリップさせようとする。

    いやだって、立てなかったら死ぬんじゃないか? ってちょっと思うからね。本当に必死ですよ。
    生きるためですよ。これぞリアルな意味でのアクティビティーですよ。魂のアドベンチャーですよ!!

    ま、最終的にはちゃんとインストラクターの人が見ていて、キュっと首裏を支えてくれて立たせてくれる安心なプログラムなんだけどさ。
    そんなフォローがあるとは、人間って焦ってる時は思いもつかないからね。それにしても生きるっていうことは戦いなんだということを、ラップランドの大自然の中で実感したぜ、おっかさん!!

    これがインストラクター(イアン・マクレガー似)による安心レスキュー場面

    これがインストラクター(イアン・マクレガー似)による安心レスキュー場面

    だが、この男がここでやった!

    この後なにが起こるか予想もせず、水上でのVサインを自撮りしているカメラの小倉雄一郎である

    この後なにが起こるか予想もせず、水上でのVサインを自撮りしているカメラの小倉雄一郎である

    オレの体験が終わった後に5人グループで川を下ったのだが、5人中2人が女性だったため、まずレスキュー作業は女性優先。
    その間、特にジタバタせずに待っていればいいものを、自立を試みたところ、

    「足つったァァ!!」

    ラップランドに響く声! そこはさすがカメラマン、ジタバタしている時の1枚がコチラ。

    この浮いてる足を沈めたいんだけど、それがむずかしいんだよなぁ~

    この浮いてる足を沈めたいんだけど、それがむずかしいんだよなぁ~

    その時の激闘を小倉氏はのちにこう語っている。
                                      

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