オートキャンプとは?
「オートキャンプ」とは、車を使ったキャンプのことを指します。基本的には車を使ってキャンプに行けば、オートキャンプになります。近年使われるようになった言葉で、そこまで厳密な定義は決まっておりません。
オートキャンプ場とは
オートキャンプでは、キャンプ場によってはテントエリアに直接車で乗り入れる事ができる場合があります。
このようなキャンプ場は「オートキャンプ場」と呼ばれます。オートキャンプ場には、大きいテントや日常シーンで活躍しているお気に入りのアイテムをキャンプに持っていくことが可能です。
気楽&手軽にキャンプを始めたい方にオートキャンプ場はぴったりです。テントのすぐそばに車があるので、買い出しに行ったり、天候の急変時に車に避難ができたりと、何かと安心です。
人気のあるオートキャンプ場は、連休などは予約がいっぱいになりますので、早めに予約をしておきましょう。
オートキャンプの楽しみ方
ここからはオートキャンプにおすすめの持ち物、おすすめの楽しみ方をお伝えします!
おすすめの持ち物
車で多くの荷物を持っていけるオートキャンプでは、自分が楽しみたい分野に特化して持ち物にこだわってみるといいでしょう。
例えば、焚き火を楽しみたい方は焚き火台や薪、調理にこだわりたい方はグリル台や調理器具などです。
他にはマット、クーラーボックス、テーブル、チェアなどの大きい荷物も車で行けるオートキャンプだからこそおすすめできる持ち物と言えるでしょう。
ちなみに、「暮らすように旅する」がコンセプトの私はオートキャンプの際、大きいベルテントを持ち運び、大自然の中に移り住んだ気持ちでキャンプを楽しんでいます。
おすすめの楽しみ方
オートキャンプでは地元のスーパーや温泉など、近くの施設に遊びに行くことができます。車ですぐに近隣施設へ行けるのはオートキャンプならではの楽しみ方。
また、車中泊もオートキャンプの楽しみ方と言えるでしょう。車が好きな方は、テントではなく愛車で寝泊まりすることで特別な思い出を作ることもできます。
他にも、服や靴を複数持って行き、アクティビティに合わせて着替えて楽しむなんてことも車で多くの荷物を持っていけるからこそできる楽しみ方と言えます。
私が好きな楽しみ方は、折り畳みちゃぶ台、椅子、飾り棚、カーペットなどを居住空間のようにベルテントに配置し、テントから見える四季折々の自然の色や音を味わうというものです。
ルールやマナー
オートキャンプ場で特に気をつけるべきルールやマナーは、車の出入りの際の制限速度と車の移動時間。キャンプ場によっては、車の移動禁止時間が決まっていたり、ライト上向き禁止や他のテントサイトの横切り禁止などのルールがあったりします。
また、アウトドアに来ている多くの人は、自然の中での静けさを楽しみに来ています。発電機やエンジンの音、夜のおしゃべりなどには十分に気をつけて、夜は静かに過ごしましょう。
おすすめの車種
オートキャンプでは荷物の出し入れ、買い出しもよく行うことになるため、荷物をたくさん載せられるような車がおすすめです。キャンプ場によっては、ぬかるみや未舗装の場合もあるため、4WDをおすすめします。
おすすめオートキャンプ場3選
全国を旅して回った中で、私たち夫婦が大好きになったおすすめのオートキャンプ場をご紹介します。
北軽井沢スウィートグラス
関東圏在住の初心者キャンパーにおすすめのキャンプ場です。オシャレなコテージやキャビンサイトが充実し、リピートしたくなることでしょう。場所は北軽井沢、浅間山の麓ですので、悠々とした時の流れを感じることができます。
住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
設備:管理棟・売店、炊事棟、トイレ、コインシャワー&ランドリーなど
価格:電源付きデビューサイト4,000円〜(税抜価格)
種山高原星座の森
続いて紹介するのはその名のとおり、満天の星空を見上げることができるキャンプ場です。夜、テントを抜け出し、空を見上げると流れ星が見られるかも。薬草風呂もオススメなのでぜひ。
住所:岩手県奥州市江刺米里字大畑66-21
設備:レストラン、売店、炊飯棟、薬草風呂など
価格:区画サイト1泊2,728円(税抜)、フリーサイト1泊1人273円(税抜)
志高湖キャンプ場
西日本在住の皆さんへのおすすめは何と言ってもここ「志高湖キャンプ場」です。湖と由布岳の壮大な景色が最大の魅力です。冬の朝、湖に太陽が反射し、白鳥とツインサンの美しい共演が撮影できます。
住所:大分県別府市志高4380-1
設備:売店、炊飯棟、トイレなど
価格:フリーサイト1人300円(税抜)、車両乗入1台400円(税抜)
日々の暮らしを大自然に取り入れながら旅ができるオートキャンプ。カラダと心のチューニングをしに、キャンプに出かけませんか。