ハイエースのキャンピングカーは数多くありますが、標準ルーフ・標準ボディをベースにしたモデルは少数派。
今回はメティオから販売された「Rakuneru Van Tour」を紹介したいと思います。
同社と言えば10年以上も続く「Rakuneru(ラクネル)」シリーズを展開。エブリイをベースにした「Rest(レスト)」、NV200バネットベースの「Stay(ステイ)」、タウンエースバンの「Villa(ヴィラ)」などがあります。
いちばんの特徴は家具フレームに木材では無くアルミのチャンネル材を使用していること。その利点は家具の軽量&高剛性化ができることだそう。
この「Van Tour(バンツアー)」は、昨今話題のバンライフをモチーフに、独自の技術をたっぷり注入し製作。ベース車輌であるハイエースの標準ルーフ・標準ボディは同モデルの中でも最小の3サイズ(全長×全幅×全高)4695×1695×1980mmとなっており、都市部でも扱いやすいサイズ。
それでいながらも、3列目ソファ後方に間仕切りを設け、最後部をマルチルームにしているところが斬新です。このマルチルームは左キャビネットにコンパクトキッチン、右キャビネットは電子レンジや温水器、トイレなどのオプションを用意し、旅のスタイルに合わせて搭載ができるようになっています。
基本的には2人旅仕様ですが、マルチルームのキャビネット上にオプションでチャイルドベッドも装着できるので家族旅仕様にも対応できます。
電装系についてもサブバッテリーに走行充電システム、500Wインバーターを標準装備。価格も338万円〜とハイエースベースのキャンピングカーとしてはとてもリーズナブル。バンライフの相棒にいかがでしょうか?
問い合わせ先
メティオ
http://www.metio.jp/rakuneru/
構成/伴隆之