
私、5歳の息子を自転車の後ろに乗せて保育園に通うのが日課です。保育園の送迎というと電動アシスト付き子乗せ自転車が定番ですけど、私は「楽」することより「楽しさ」を重視しているため、こんな自転車を愛用しております。
保育園の送迎だけではもったいない

一般的な自転車よりもホイールベースが長いのが特徴。安定感抜群のセンタースタンドが付いているので子どもの乗せ降ろしも安心。価格は6万9980円(税込)。サイクルベースあさひのオンラインショップに「注文受付停止中」と書かれていたので問い合せしたところ、まだ店舗の方には在庫があるとのこと。
これは日本全国に展開するサイクルベースあさひのオリジナルモデル「88サイクル」という自転車です。名前の通り88(パパ)が使うことをイメージして発売されているもので、長~い車体とゴツいリアキャリアが特徴です。重い荷物や子どもを乗せてもしっかり安定して走るよう設計されているのです。ただし、いわゆる「ロングテールバイク」よりかは全長が短く、街中でも苦労なく取り回すことのできるサイズです。この無骨なルックスにビビッときましたね。例えるならルーフテントにマッドタイヤを履かせたオーバーランダーなSUV。何だか遊び心を刺激してくれるじゃないですか。

ハンドル位置の近いコンパクトなポジションなので、サドルを下げれば身長152㎝の妻でも乗ることができました。
走った感じも楽しいですよ。頑強なフレームにスポーツサイクル用のコンポーネントを組み合わせているので、見た目よりもずっと軽快で、気持ち良く走ります。「気持ち良く走る」というのは、ペダルを漕いだ力がロスなく推進力に変換されていることを指します。もちろんロードバイクやクロスバイクみたいなハイペースで走ることはできませんが、格安ママチャリにあるような、漕いでも漕いでもフレームやら車輪が剛性不足でよじれて思うように進まない、といった徒労感は皆無。息子を乗せて約30㎞の距離を難なく走り切ることができました。

タイヤは前が24インチで後ろが20インチ。後輪の径が小さいのは、なるべく荷物の搭載位置を下げて重心を低くするためですね。ちなみに後輪は幅4インチというファットバイクと同じ極太サイズです。
さすがに車重があるので登り坂は超スローペースで走らざるを得ないのですが、仕事に育児に忙殺されて運動不足の私にとってはむしろ望むところ。後ろに子どもを乗せていると大汗かいて坂道を上るのもそんなに悪い気分じゃないからあら不思議。「パパの背中を見なさい!」なんてね。保育園の送迎だけでは物足りず、休日にも息子を乗せて「自転車散歩」を楽しんでいます。
88サイクルをキャンプ&ピクニック仕様にカスタマイズ

フレームやフロントフォークにはアクセサリー装着用のボルト穴が複数あいてます。私はそこに「トピーク・ヴァーサケージ」というパーツを取り付けて、ヘリノックスのチェアやグランドシートを固定しています。

キャリアが長大なので、チャイルドシートとパニアバッグを併用することができます。この「アデプト・アーバナイト」は内蔵されたショルダーベルトによってバックパックとしても使用できる優れモノ。自転車への取り付けは面ファスナーで。

ライトは標装備されていないのでUSB充電式の「アデプト・ミュート100FC」を装着。ボディがアルミ製なので無骨な88サイクルにもマッチ。フォークセンターに取り付けできます。

チャイルドシートは「ハマックス・ゼニス」を装着。国産メーカーのものに比べ、デザインがシンプルなところが気に入っています。工具を使わずに着脱できるのもグッド。
現在は親子でピクニックやデイキャンプが楽しめる仕様にカスタマイズしてあります。88サイクルは車体のあちこちにアクセサリーを取り付けるためのボルト穴があいているので、そこを活用すれば積載量をさらに拡大できるようになっているのです。
もともと重量物を積むことを想定した自転車なので、子ども一人にソロキャン装備を積んでもビクともせず、まったくフツーに走れます。近いうちにダブルサイズのハンモックを持って一泊二日のキャンプツーリングにチャレンジしようと思っております!

自転車で移動すればデイキャンプがもっと身近に。ソロキャンプ装備なら楽勝で積み込むことができます。
これでも自転車代とカスタム代を合わせた金額は電動アシスト付き子乗せ自転車よりも安いぐらい。息子が卒園しても実用&レジャー用自転車として活躍してくれることを考えるとかなりお得感あります。無骨な乗り物がお好きなパパさんはぜひどうでしょう。