キャンプ道具は内外兼用!「穴蔵式住居みたいで、意外に落ち着く」
「ワァ〜オ!」
扉を開けて、思わず声が上がる。野外ではいくらでも見慣れたテントだが、こうして室内で見ると、なんとも新鮮(!?)。
「訪ねてきた人が、そうやって驚いてくれるのが面白くて。で、テントってこういうものでね、って知らない人に説明するのが、また楽しいんですよ」
「雨が多かったりキャンプ場が混んでたときに、ちょっとした遊び心で部屋に立ててみたら、意外に居心地よくって。このなかで仕事してると、妙に落ち着くの」
テントを干して乾燥しておけるから、テントにも自分にもいい環境(!?)なのだとか。
「まさに、一石二鳥でしょ」
ほかにも、ハンモックが悠然と置かれていたり、キッチンセットが設えてあったりと、部屋のいたるところでアウトドアグッズが幅を利かせている。
「アウトドアグッズって、キャンプ以外でも使えるモノが多いのが魅力なんですよ。外でしか使えない、じゃあ、いまどき買ってもらえないでしょ。キャンプ需要が増えた理由のひとつでもあると思うなぁ」
防災グッズとしても重宝するし、部屋に張るのはキャンプ場でのシミュレーションも兼ねているとか。
「このテント大きいけど、ひとりでも15分で立てられるの。キャンプ場で優雅に過ごしたいときは、ひとりでこのサイズに寝泊まりすることもあるから(笑)。あ、でも、山に行くときは、テンマクデザインの真っ赤なパンダ。めちゃめちゃかわいいよ」
辻井さんの趣味嗜好はとりあえず置いておき、テントとは、“室内に居ながら秘密基地”だということが判明。子供のころの押し入れ気分を味わえるのが、室内テントなのであ〜る。
お家でギアをリメイク
クーラーバッグにお手製のショルダーストラップを付けたり、ジャグのコックを付け替えたりと、ギアのリメイクも楽しむ。
フリーランスプレス
辻井国裕さん
ファッション業界でプレス業を営みながら、革小物のディレクションなども行なう。3年前にソロキャンプデビューして以来、機能的で格好いいアウトドアグッズにはまり続けている。
(BE-PAL 2月号 2018より)
※撮影/西山輝彦
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