ちょっとした庭先や屋上でアウトドア気分を満喫♪
遠出をしなくても、家というもっとも身近な空間でアウトドア気分は楽しめます! 庭先にテントを張ってのプチパーティー。ベランダでテントサウナを楽しんだり、緑の庭園に癒やされるもよし。アウトドア好きにはたまらない、夢の空間をご紹介。普段の生活に気軽に取り入れることで、ストレスフリーな毎日を送りましょう!
スタイリスト 平 健一さんが提言!
アウトドアギア×グリーンのMIXでラグジュアリーな空間を堪能!
「新しく買った道具を試したり、DIYに勤しんだり。庭っていうスペースがあると、家にいる楽しみが増えるんですよね」と、スタイリストの平さん。
それでは、ということで、ワクワクするアウトドア的庭作りを提案していただいた。
「リビングのようにくつろぐためには、イス選びが重要。アウトドア用だけど、家で使っても見劣りしない。なおかつ座り心地のいいものを選びました」
キッチンで手軽に料理できるので、外ごはんの準備もあっという間。冷蔵庫への往復を避けるため、クーラーボックスを飲み物で満載にしフル活用。
「庭の植物とギアに囲まれてればキャンプ気分も盛り上がる。ファブリックを多用することで、グランピング感も増しますよ」
昼間は日除けにタープを張るのも手。夜はランタンに明かりを灯し、ムーディーに演出する。庭飲みで酔っぱらったら、そのままテントに飛び込むのもあり。自由度が高いのが、庭ンピングの真骨頂なのだ!
「庭ンピング」を楽しむための4か条
1 食器は家にあるものを使ってお手軽に
庭先なのでわざわざアウトドア用の食器を出す必要はなし。ガラスや陶器を使うことで、ラグジュアリー感も加わる。キッチンで作れるので、凝った料理も楽しめて後片付けもラクチン。
2 リラックスチェアでくつろぎ空間を演出
居心地のいい大きなイスが使えるのも「庭ンピング」ならでは。組み立て式であったり、撥水性の高いアウトドア仕様でありながら、家でも使えるゆったりしたソファ型がおすすめ。
3 布モノを多用して、こなれた雰囲気に
グランピングに欠かせない布モノは、庭ンピングでも大活躍。地面を感じさせないフカフカなフロアを演出したり、無機質な壁の目隠しにもなる。クッションひとつプラスするだけで気分もアップ。
4 ギアをMIXしてキャンプ感を楽しむ
観葉植物と、キャンプでも使うランタンを一緒に飾ったり、虫よけ効果のあるライトを枝に吊るしたり。アウトドアギアをさりげなく融合させることで、キャンプ気分が満喫できる。
平 健一さん
グランピングを日本で流行らせた立役者でありスタイリスト。ファッションからアウトドアギアまで精通し、雑誌やカタログ、展示場などの空間プロデュースも手がける。デザイナーとしても活躍中。
(BE-PAL 9月号 2019より)
※構成/大石裕美 撮影/山本 智 モデル/松冨香子、アービン、齋藤順一